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【小児科医監修】赤ちゃんの寝返りはいつから?始まる前兆やサポート方法を解説!

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日々目に見えて、著しく成長していく赤ちゃん。

ママやパパはわが子の成長や発達が新鮮で嬉しい反面、「ほかの子に比べて遅れていないか」「正常に発達しているのか」など気になってしまうこともあるでしょう。

この記事では、けいこ豊洲こどもクリニック院長・塚田佳子さん監修のもと、赤ちゃんの成長・発達の中から「寝返り」について解説します。
寝返りはいつからできるのか、またサポート方法などをご紹介しますので、ぜひ子育ての参考にしてください。

この記事のもくじ

この記事を監修いただいたのは…
けいこ豊洲こどもクリニック院長:塚田佳子さん

小児科専門医、子どもの心相談医。けいこ豊洲こどもクリニック院長。
獨協医科大学医学部卒業。同大附属病院勤務等を経て2020年から現職。
2023年にはパークタワー勝どき小児科を開院。
2人の小学生男児の母として、日々、ママ目線で診察中。

寝返りはいつから始まる?


生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ首も据わっておらず、寝たまま体を起こすことができません。

そこから首が据わり、少しずつ上体を起こし、寝返りができるようになっていきます。
一般的に寝返りができるようになる時期は次のとおりです。


生後5~6か月ごろから


一般的に、赤ちゃんの寝返りが始まるのは生後5〜6か月ごろからです。

赤ちゃんの成長や発達には個人差があるため、3か月ごろから寝返りを始める子もいれば、10か月ごろに寝返りを始める子もいます。

生後7か月ごろには寝返りができるようになる赤ちゃんが多いですが、遅くてもあまり心配し過ぎず、様子を見ることが大切です。


【こちらの記事も確認しておきましょう♪】
赤ちゃんのずり這いはいつから?
ハイハイはいつから始まる?

寝返りをする前兆はある?


赤ちゃんの寝返りが始まるまでには、前兆となる動きがあります。

その動きを覚えておけば、寝返りのサポートもしやすくなります。ここでは、寝返りの主な前兆を3つご紹介します。


手足の活発的な動き


中枢神経がまだ十分に発達していない生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の意思で体を動かすというよりも、無意識の動きや反射による動きが多くなります。

そこから運動機能が発達し、手足を自分の意思で動かせるようになると、徐々に動きが活発になります。
赤ちゃんは動くことで体の使い方を覚えていくため、手足の動きが活発になってきたら寝返りへの準備が始まっていると考えられるでしょう。

体をひねろうとする動き

手足を活発に動かせるようになると、次第に体をひねろうとする動きも出てきます。

体をひねる動きができるようになるのは、筋力が発達してきた証拠です。
さらに、体をひねる動きをしながらバランス感覚を養うことで、寝返りの習得へとつながっていきます。

横向きになる動き

体の動かし方を覚えたり筋力が発達したりすることで、体を横向きにできるようになります。

横向きの体勢ができれば、うつ伏せまであと一歩です。
しかし、ここからすぐに寝返りができる子もいれば、横向きから寝返りまで時間がかかる子もいるので、焦らず様子を見守りましょう。

寝返りを促すサポート方法


寝返りの前兆が見られたら、基本的には見守ることが大切です。

ただし、赤ちゃんが寝返りをしやすくなるよう、サポートしてあげることもできます。寝返りができるようになると、仰向けで上だけしか見えていなかった赤ちゃんの視界が広がり、好奇心の発達にもつながります。

ここでは、寝返りに向けた5つのサポート方法をご紹介します。


①寝返りしやすいように優しく支える


寝返りしやすいように腰や背中を優しく支えましょう。

体を支えることで安心して寝返りにチャレンジできます。赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に支える力を弱くしたり途中で手を離したりすることで、赤ちゃんは自分の力で寝返りできるようになっていくでしょう。

②寝返りする方向から名前を呼ぶ

赤ちゃんが寝返りをしようとしている方向から名前を呼ぶと、大好きなママやパパの声がする方に向きたいと思う気持ちが体を後押しし、寝返りにつながりやすくなるでしょう。

③おもちゃで興味を引く

ママやパパの声同様、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを使うのも効果的です。

赤ちゃんが好きなおもちゃを寝返りの方向に置いたり手で振ったりすることで、赤ちゃんはおもちゃの方向に向こうとして頑張ります。
音が出るおもちゃを鳴らすのも、おすすめの方法です。

④動きやすい服を着せる

動きやすい服を着せることも、寝返りしやすくなるポイントです。

具体的には伸縮性のある生地や薄手のもの、上下が分かれたタイプの服がよいでしょう。上下が分かれた服なら、活発に動くようになった赤ちゃんのオムツ交換がしやすいメリットもあります。

⑤広いスペースで寝転がらせてあげる

狭いスペースではなく、のびのびと体を動かせる広いスペースで過ごさせることも、寝返りのサポートになります。

赤ちゃんが動きやすいのはもちろん、ケガなどのリスクも減って安全性も高まります。

寝返りを始めたら注意するべきこと


寝返りができるようになると、赤ちゃんの視界だけでなく行動範囲も広がります。行動する場所が増えれば、今までになかった危険も出てくるため、安全面における十分な配慮が必要です。

赤ちゃんの安全を守るために、特に気をつけたい注意点は次の3つです。


窒息の恐れがあるものは置かない


赤ちゃんの近くから、窒息の恐れがあるものをすべて取り除きましょう。

やわらかい毛布や布団、クッション、ぬいぐるみ、タオルなどが近くにあると、顔が埋もれて窒息する危険があります。敷布団は固めのものを選び、毛布など体に掛けるものは、顔にかかっても赤ちゃんの手で払いのけられるような薄手のものにするなど、工夫すると安心です。

また、うつ伏せの状態でいることも非常に危険です。うつ伏せの状態のときは赤ちゃんから目を離さずに様子を見守り、必要に応じて仰向けに変えるなど安全に配慮しましょう。

誤飲してしまうものが落ちていないか確認する

寝返りをして、うつ伏せになると落ちているものを拾うこともできます。

赤ちゃんはなんでも口に入れてしまうので、誤飲の可能性があるような小さいサイズのものは床に置かないことが大切です。
また、掃除をこまめに行い、赤ちゃんが埃やゴミなどを口に入れることがないよう清潔な環境を整えましょう。

転落防止の工夫を行う

高いところに寝ていると、寝返りをすることで転落する可能性も高くなります。

ベビーベッドに寝かせている場合は必ず柵を閉める、ソファーなど高さのあるところには寝かさないなど、十分な注意が必要です。
ベッドの隙間に指などを挟んでしまう危険性もあるため、隙間が空かないような工夫や点検も行いましょう。

寝返りはひとつの成長の証


寝返りは、赤ちゃんの成長・発達の中で大切な過程です。

寝返りができるようになったことを喜び、赤ちゃんに伝えましょう。
同時に、危険が伴うことも忘れず、安全面により配慮することが必要です。また、寝返りの時期は個人差があります。

前兆が見られてもなかなか寝返りをしない子や、寝返りをほとんどせずにおすわりやハイハイをし始める子もいるので、あまり心配し過ぎず、赤ちゃんの成長を楽しみに温かく見守りましょう。

文:西須洋文


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