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子育てのイライラが止まらない原因と解決方法、子どもへの影響は?

子育ては嬉しいことや楽しいことがたくさん。でもイライラしてしまう場面も多いですよね。
この記事では、元保育士で家族療法カウンセラーの資格を持つライターのnicoaiが、子育て中にイライラが止まらない原因と、気になる子どもへの影響についてお伝えします。
また、イライラ状態を解消し、笑顔で子育てをするために大切なポイントはなんでしょうか。

この記事のもくじ

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子育てでイライラする原因は?


かわいいはずのわが子にイライラしてしまう時、どうしたら落ち着くのか悩んでしまいますよね。
まずは子育て中にイライラしてしまう原因を考えていきましょう。

寝不足や疲れでホルモンバランスが乱れる

ママは産後すぐから昼夜問わずの赤ちゃんのお世話が始まり、ゆっくり休めずに過ごします。
その後も自分より子ども優先で過ごすことが多くなり、夜中に何度も起こされたり、急いで食事をとったり、トイレすらゆっくり入れないことも。

そんな生活が続くと寝不足や疲れからホルモンバランスが乱れ、感情のコントロールができなくなってしまうことがあります。

子どもが思い通りに行動しない

子育ては計画通りに進めることができません。
子どもにも感情があるため、ママが子どものためを思ってしたことも、嫌がられてしまうことも多々。

計画していた予定がこなせないことも増えてしまいます。
日常のお世話も、子どもの機嫌を見ながら進めるためスムーズにいかないことも。

これまで仕事や勉強をきちんとやってきたママほど、「完璧にこなさなきゃ」という気持ちから、思い通りに行動しない子どもにストレス​を感じがちです。

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すべて中途半端…、達成感が得にくい

子どもはママの都合に関係なく、困った時も嬉しい時もすぐに「ママ」と呼ぶことがあります。
抱っこしなければ泣いてしまう子や、後追いをする子もいるでしょう。

そうするとママがなにかしていても中断されることが多くなります。

簡単な家事ですらなかなか終えられない状況が続くと、達成感が得られず、フラストレーションを感じやすくなります。
 

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子どもの成長に対する不安や焦り


子どもは成長とともに得意・不得意ができ、個性がでてきます。

時には、他の子どもとの成長の差を感じ、不安になることも。
「どうしてこんなこともできないの?」という焦りが、イライラの原因になることがあります。

特にマイペースな子、行動がゆっくりな子に対し、集団生活への不安を感じるママは多いようです。

パパの協力が少なく、「自分ばかり…」と感じてしまう

子育て中のママは、1日中気を張っていることが多いですよね。

子どものお世話や家事に追われている時に、パパがゆっくり休んで好きなことをしていたら、イライラするのは当然のこと。

中には、パパが育児の大変さに気づかず、ママだけが家事育児を抱えてしまうケースもあるようです。

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毎日イライラして怒鳴ってしまう…子どもへの影響、 フォロー方法は?



次に、毎日のように子どもにイライラして怒鳴ってしまうと、どんな影響があるのか知っておきましょう。

子どもの自己肯定感が下がりやすくなる

常にイライラして子どもに怒鳴ってばかりいると、親の愛情を感じにくくなってしまいます。
そうすると子どもは自己肯定感が下がりやすく、心が不安定になりがちです。

意欲が下がり集中力が続かなくなることも。

また、親に好かれたいという思いから、親の前ではいい子を演じ、外ではストレス発散のために悪いことをする場合もあるかもしれません。

子どもの自主性が育ちにくくなる

親からの愛情を感じないまま怒鳴られ続けると、子どもは怒られないよう消極的に過ごすようになりがち。

自分で考えて行動することが減り、自主性が育ちにくくなります。
また、人の顔色を見て行動することが多くなります。

理不尽に怒ってしまった時は愛情を伝えるフォローをしよう

もちろん、いつも笑顔で子育てをするのは難しいものです。

時にはイライラして怒ってしまうことがあっても、普段から愛情をたくさん伝えていれば親子の信頼関係ができているはずです。

毎日のスキンシップを大切にし、つい理不尽に怒ってしまった時は素直に謝って抱きしめるなど、愛情を伝えるフォローを忘れずにしましょう。

 
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子育てでイライラが止まらない時の解決方法は?



どうしてもイライラが止まらず、フォローをする心の余裕がない場合は要注意。
解決に向けて見直したいポイントをお伝えします。

積極的に休んで体調を整える

子どものことばかり優先しがちな子育て中ですが、ママ自身の心と身体を休めることはとても大切です。
周りの人や、住んでいる地域の一時預かりやファミリーサポートなどの福祉機関(※) に協力してもらい、積極的に休憩時間や睡眠時間を確保しましょう。

また、自分のケアを後回しにしないこと。

病院に行くのは子どもの受診が優先、というママも多いですが、子どもの体の発達や体調だけでなく、ママ自身の不調にも意識を向け、気になることがあれば早めに医療機関を受診しましょう。
 

※福祉機関について、詳しくは各自治体の子育て支援を確認してください。例えば、東京では下記のサイトがあります。
東京都福祉保健局

子どもの失敗を「これもいい経験」と考える

子どもが失敗をしないようにと、常に気を張っていると疲れてしまいます。

大ケガや取り返しのつかない失敗でなければ、「それもいい経験」と気楽に構えることが大切です。

実際に、子どもは言葉で教えるより、失敗を経験した方が早くものごとを理解します。
失敗して子どもが泣いてしまっても、「大丈夫、次はきっとうまくいくよ」と励ましてあげればトラウマになることはないはずです。

「よく挑戦したね」という気持ちで見守れるといいですね。

子どものいいところに目を向ける

子どものできないところばかりに目を向けていると、注意することが多くなりイライラしやすくなります。

どの子にもある「いいところ」に目を向けてみましょう。
例えば、マイペースな子は周りを気にせずにひとつのことをし続けられる集中力がある、行動が遅い子はなんでも丁寧にすることができるなど、見方を変えると長所にもなります。

子どもの長所を生かしつつ対応を考える習慣をつけられるといいですね。
 

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心配ごとを誰かに相談する


家族のこと、家事のこと、仕事のことなど、心配ごとがあれば、その都度誰かに話すようにしましょう。

もちろん実際に心配ごとを解決するのは自分ですが、話すことで考えが整理され、とるべき行動が見えてくることも多いのです。
相手に共感してもらえたら、癒しの効果も感じられるでしょう。

パパを責めずに自分の状況や思いを話す

パパの行動にイライラしてしまう場合は、一度話し合いを。

その際、「あなたが○○しないからつらい」と相手を責めるのではなく「私は○○な時に大変」「私は○○がつらいと感じている」と、自分の状況や感情を伝えましょう。
責めるような言い方で伝えた時はいじけてしまったパパでも、ママの大変さを理解すると自分から行動してくれることも多いもの。

その上で「こうして欲しい」という具体的なことを伝えられるといいですね。
子育ては夫婦でするものという感覚をもつことが大切です。

美味しい食事やスイーツを食べる

美味しい物を食べると幸せな気持ちになりますよね。
イライラした時には、自分の好きな食べ物を食べると落ち着くかもしれません。

ママ専用の特別感のあるスイーツを用意しておくのもおすすめです。

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ママ自身が自分を大切にして笑顔で子育てをしよう



思い通りにならないのが子育て

子どもは一人ひとり違っていて、さらに自分の意思で行動します。
いつかは自立するのですから、すべて親のいいなりになっていては健全に育たないでしょう。

子育てを仕事のように自分の力で完璧にこなそうとすると苦しくなってしまうことがあります。

子どもの意思を尊重しながら柔軟に対応し、時には手を抜いたり、周りの人に頼ったりしてもいいと思います。
イライラする時もあれば、心から子どもをかわいいと感じて抱きしめたくなる時もあるのが子育て。

周りからは穏やかに見えるママでも「今日は怒り過ぎちゃったな…」と子どもの寝顔を見ながら涙する日があるのではないでしょうか。

がんばっている自分を認めて大切にしよう

イライラするのは、子育てを一生懸命にがんばっている証拠だと思います。

どうしてもイライラが止められない時は、がんばり過ぎていることを自覚して、そんな自分を認めましょう。
そして今回紹介したポイントを見直しながら、自分を労わり、大切にすることで笑顔を取り戻してほしいと思います。
 

ライター:nicoai

元保育士、2児のママ。
育児を楽しみながらチャイルドコーチング、チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーの資格を取得。
「子育て学び広場 にこあい」で、オンライン子育て相談や子育て講座を開催しています。


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