保育園も決まり、いよいよ職場復帰! 職場の環境や育児と仕事との両立など、職場復帰に関連する心配事の中でも、子どもが順調に園生活に馴染めるかどうかが一番心配というパパ・ママも多いのでは。最初の登園である入園式で好スタートを切り、順調な園生活につなげたいものです。
この記事では、園生活のスタートである入園式に焦点をあて、保育園の入園式にはどんな服装で行けばよいのか、持ち物はどうすればよいのかなどについて解説します。
これを読めば、安心して入園式に臨めるはずです。
この記事のもくじ
保育園の入園式はいつ行う?
ほぼ全員が一斉に4月に入園する幼稚園と異なり、保育園は子どもによって入園のタイミングが異なります。
保育園の入園式はいつ行われるのでしょうか。
4月に行う保育園が多い
保育園は保育の必要が生じたときに、定員に空きがあれば入れます。そのため、全員が4月入園とは限りません。
ただし、人数としては4月入園が一番多くなります。
保育園では、4月1日、または4月1日直後の土日に入園式を行うところが多いようです。
途中入園の場合は?
一方、4月以外の途中入園の場合には、入園式は行われない園がほとんどです。
入園したクラスで歓迎会を行うところもあるようですが、来賓を呼んだり、園長先生のお話を聞いたりといった式典としての入園式は、4月入園者を対象としたものしか開かれない園が多いです。
入園式にふさわしい服装は?
基本的には、幼稚園の入園式や小学校の入学式と、おすすめの服装は変わりません。子どもが小さい分、幼稚園や小学校よりも動きやすさを重視するとよいでしょう。
【入園する子どもの服装】
早いところでは生後2か月から預かってくれる保育園。
0歳の4月、1歳の4月などきりのいいタイミングで保育園に預け始める家庭も多いはずです。入園式では、0歳や1歳の子どもに何を着せて参加させたらよいのでしょうか。
0歳児
- 0歳児は、動きやすさ、着替えのしやすさを重視した服装がおすすめです。普段ロンパースを着ている子どもに、入園式だからといって無理にセパレートの洋服を着せる必要もありません。もちろん普段着のロンパースでも大丈夫です。
フォーマル感を出したいのであれば、袴風のロンパース、ジレに蝶ネクタイのセットアップ風ロンパースなどがおすすめです。普段着の着替えのしやすさはそのままに、フォーマル感を出すことができます。サイズが合えば、お宮参りのときのセレモニードレスを着せてもよいでしょう。 - 1歳児も、動きやすさ、着替えのしやすさを重視した服装がおすすめです。
男の子であれば、襟つきのシャツにすると、カッチリとした印象になります。子ども用の蝶ネクタイをつけたり、サスペンダーをつけたりすることでも、フォーマルな印象が強まります。
女の子なら、ワンピースや、ブラウスにジャンパースカートなどがおすすめです。入園式だけでなく、休日のお出かけにも使えるようなデザインのものを選ぶとよいでしょう。
1歳児(男の子/女の子)
【ママの服装】
入園式は小さな子どもたちが主役です。動く子どもを追いかけたり、おむつ替えなどのお世話をしたりといった場面も想定されますし、場合によっては床に直で座る場面もあるかもしれません。そのため、ママの服装は、パンツスタイルがおすすめです。オフィスカジュアルのようなきちんとした印象を与えるものがよいでしょう。
【パパの服装】
パパの服装もママと同様、セットアップスタイルや、上下揃いではないジャケットとパンツを組み合わせたジャケパンスタイルなどのオフィスカジュアルがおすすめです。
もちろんスーツのパパもたくさんいます。悩んだらよりきちんとした印象を受ける方を選ぶと失敗はないでしょう。
入園式で避けるべき服装
「オフィスカジュアル」と一口に言っても、フォーマル寄りな印象を受けるもの、カジュアル寄りな印象を受けるものとさまざまで、結局どうすればよいのか迷ってしまう……、という方もいるのではないでしょうか。
ここからは、「避けるべきアイテム」をご紹介します。避けるべきものを把握しておくことで、アイテムを選びやすくなります。
デニム素材のアイテム
デニム生地は元々、丈夫であることから作業着などに使う素材として重宝されました。近年ではおしゃれな素材のひとつとして扱われてはいますが、仮に何十万円もするような高級品だったとしても、やはり入園式の場にはふさわしくありません。
露出度の高い服装やミニ丈のスカート
胸元が大きくあいているトップスや、ミニ丈のスカートのような露出度の高い服装は避けましょう。保育園ではしゃがんだり、床に座ったりする機会が多いですし、何より他の保護者や先生たちも、目のやり場に困ってしまいます。
スニーカーや、ピンヒール
スニーカーのようなカジュアルすぎる靴は避けましょう。また、ピンヒールも足音が気になりますし、子どもを抱っこしたり追いかけたりするのには不向きです。
メイクやアクセサリーにも気をつけよう!
メイクはナチュラルメイクを心がけ、香水はつけないのが無難です。小さな子どもが集まる保育園という場に濃いメイクをしてきたり、香水をつけてきたりすることをよく思わない人もいます。
また、アクセサリーもつけないか、つけてもシンプルで小ぶりなものを1、2個にとどめることをおすすめします。華美になることを避けるという意味もありますが、安全上からも避けた方が無難です。「子どもにピアスやネックレスを引っ張られて痛い思いをした」という体験談は多いです。
入園式当日の持ち物
入園式の当日は、何を持っていけばよいのでしょうか。
一般的な持ち物
- 上履き、スリッパ
- おむつ、おしりふき
- 筆記用具
- ビニール袋
- カメラ、ビデオカメラ
あると便利な持ち物
一般的な持ち物としては、最低限の子どもの荷物と園で履く上履き、式の様子を撮影するカメラやビデオカメラがあります。カメラやビデオカメラの代わりにスマートフォンで撮影する人もいます。
- 着替え一式
- 配布書類を入れるサブバッグ
- 子どものお気に入りのおもちゃ
- スケジュール帳
あると便利なものとしては子どもの着替え一式、子どもがぐずったときのためのお気に入りのおもちゃ、入園式の日に配布される書類を入れるサブバッグなどがあると便利です。また、入園式後に慣らし保育の進め方について先生とお話をする可能性もありますので、スケジュール帳があると予定がわかり便利です。
晴れやかな気持ちで入園式を迎えましょう!
保育園の入園式がある場合のおすすめの服装、避けるべきアイテム、当日の持ち物についてご紹介しました。
ドレスコードがある程度守られていれば、入園式だからといって変に構えることはありません。
大事なのは新しい生活のスタートをお祝いする気持ちです。最初は寂しい気持ちになることもあるかもしれませんが、保育園生活で親も子も大きく成長できるはずです。服装の不安にとらわれることなく、入園式を晴れやかな気持ちで迎えましょう。
ライター:サカイケイコ
3児の母。おかあさんだからって好きを諦めない、をモットーに、仕事に家事に育児に趣味に全力投球中。
2024年の目標はボディラインを整えること。トレーニングの時間をどう作るか、考えています。