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保育園への途中入園の流れは?入りやすい時期やメリットも合わせて解説

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保育園に途中入園するには、どのように動いて進めればよいのでしょうか。子どもが早生まれで新年度募集に申し込みできなかった場合や仕事復帰を考えているなど、さまざまな理由で年度途中に入園を希望する方がいるのではないでしょうか。

今回は保育園に途中入園する場合の流れや入りやすい時期、メリットとデメリットを紹介します。

この記事のもくじ

保育園の途中入園までの流れ


ここでは認可保育園に年度途中から入園を希望する際の流れを紹介します。
認可外保育園の場合は申し込み手続きが各園によって異なるため、入園を希望する園に直接問い合わせるとよいでしょう。


①希望の園のクラスに空きがあるか確認する


自宅から通える保育園をインターネットや自治体の窓口などで探しましょう。

希望する園が決まったら、園もしくは自治体に問い合わせてクラスに空きがあるかを確認してください。
住んでいる地域にある子育て支援の窓口へ行けば、各園の空き状況や入園手続きを教えてもらえます。

②保育園見学に行く

申し込みをする前に、希望する保育園に問い合わせて見学の予約をするとよいでしょう。

園の設備や雰囲気、保育士や子どもの様子などを実際に見てチェックし、面談や説明を受けたうえで最終的に申し込みするのかを検討してください。
見学の際に自宅から保育園までの交通手段や、通園にかかる時間なども調べておくとよいでしょう。

▼保育園見学についての記事はこちら!


③申し込みをする

希望する保育園が決まったら、必要な書類をそろえて申し込み手続きをします。
途中入園の申し込みは自治体の窓口や郵送、オンラインなどがあるため、各自治体の受付方法を確認してください。

また、利用開始日の1か月前までというように、利用開始日によって締切日が設けられているため、事前に手続き方法や提出期限を確認しておきましょう。
勤務先に作成してもらう書類もあるため、余裕を持って進めることが大切です。

④入園結果通知が届く

申し込み後、合否通知が届きます。
募集定員よりも申し込みが多い場合は、提出した利用申請書類などをもとに審査が行われ、保育の必要性の高い順から決定するようです。

結果通知のタイミングは自治体によってさまざまですが、一般的に新年度入園よりも申し込みから結果通知までの期間が短くなります。
そのため、通知がいつ頃に届くのか調べて把握しておくと、入園準備もスムーズに進められるでしょう。

⑤保育園入園

入園が決まったら園から配布される準備リストをもとに、早めに準備に取り掛かりましょう。
着替えやお昼寝用の寝具など、すべての年齢で準備するものや年齢によって必要なものなどがあります。

また、子どもが保育園生活に慣れるまでは、1日2時間程度の慣らし保育から始めるのが一般的です。
慣らし保育は1〜2週間ほど行うのが一般的ですが、子どもがクラスの雰囲気に慣れるまでにかかる期間はそれぞれ異なります。
園と相談しながら、仕事復帰と重ならないように調整するとよいでしょう。

▼慣らし保育について詳しく解説中!


保育園の途中入園で入りやすい時期と年齢


途中入園は希望園に空きがある場合に、入園可能です。ここでは、途中から入りやすい時期や年齢を説明します。


5月に追加募集する保育園もある


4月の新年度の結果通知後に内定辞退があった場合、定員を満たしていないクラスに空きが出ることがあります。
新年度に間に合わず申し込みできなかった方も、空きを探して途中入園するチャンスです。

空きがある場合には5月に追加募集が行われるため、随時チェックしておきましょう。
また、自治体によってはホームページで保育園の空き状況を調べることができます。

会社の人事異動がある9〜10月も狙い目

9〜10月の時期も途中入園がしやすく狙い目です。
9月が決算時期の会社は10月に人事異動が行われるため、転勤や引っ越しで保育園を転園する場合があります。

少しでも早く仕事復帰を考えている方は空きが出ている保育園があるか、役所の窓口に定期的に問い合わせたりホームページをこまめにチェックしたりするとよいでしょう。

0歳児クラス・3歳児クラスが一番入りやすい

0歳児クラスはほかの年齢に比べて内定辞退や退園が多く、空きが出る場合があります。
子どもが1歳になるまでは自宅で面倒を見ようと考えている保護者や、実際に仕事復帰してみたものの、育児との両立が難しいと感じて年度途中に退園する方などがいるようです。

そのため、0歳児クラスは待機児童が少なく競争率も低めで、入りやすいでしょう。
しかし、保育園ごとに0歳児を受け入れる月齢が異なるため、注意してください。

こども家庭庁の「令和5年4月の待機児童数調査のポイント」によると、3歳以上児の待機児童数も少なくなっています。
なかでも3歳児クラスは、3歳のタイミングで保育園から幼稚園へ移行する子どもが一定数いることや、3歳児から保育士1人あたりがみる子どもの人数が15人になり、空きも増えて入りやすいと言われています。

途中入園のメリット・デメリット


さまざまな事情で途中入園になると、ママやパパは子どもが新しい環境やクラスメイトになじめるか不安で心配なこともあるでしょう。
途中入園をする際のメリットやデメリットを事前に知っておくことで、心構えや適切な対処ができます。


メリット①事前にクラスを見学できる


途中入園なら、入園させたいと思っているクラスを見学することが可能です。
クラスの雰囲気や子どもたちの様子、保育士の対応などを見て選ぶことができます。

園生活の流れや過ごし方をイメージできることで、入園後のミスマッチを防げるでしょう。
実際に入る予定のクラスを直接見ておくことができるのは、ママとパパや子どもにとってもメリットと言えます。

メリット②クラスメイト・保育士に覚えてもらえる

4月の新年度入園では保育士が子どもたちの対応に追われていることも多いですが、途中入園する時期になるとクラスの雰囲気も落ち着いてきます。

そのため、保育士が新しく入った子どもとじっくり関わることができるため、子どもの顔や名前を早く覚えてもらえるでしょう。
クラスの子どもたちも園生活に慣れてくる頃なので、新しいお友だちとしてすぐに受け入れてくれる可能性があります。

デメリット①イベントが終わっていることがある

入園するタイミングによっては、遠足や運動会などのイベントが終わっていることがあります。

また、入園直後に予定されている行事は、園側の準備が間に合わず参加できないこともあるようです。
途中入園は、参加できるイベントが限られることを理解しておきましょう。

デメリット②入園までの準備期間が短い

途中入園は新年度入園に比べると、入園までの準備期間が短くなります。

園に提出する書類や子どもの持ち物の購入や記名など、準備を急ぐ必要があるでしょう。
園見学の際にそろえておく持ち物を聞いておけば、早めに準備を進めることができます。

▼保育園の入園準備チェックリストはこちら!


計画的に途中入園までの手続きを進めましょう

途中入園するためには自治体に問い合わせたり、ホームページで確認したりと常にアンテナをはって情報収集をしましょう。

また、仕事復帰や異動などのタイミングと重なると、途中入園を検討していても思い通りに進まないこともあります。
園見学から申し込み申請、入園後の慣らし保育までの流れを把握し、スケジュールに余裕を持たせて準備をしてください。

ライター:misono

3児を子育て中のママライターです。保育園や児童館での勤務経験があります。
日々の子育てを通して感じたことや育児に関する情報を、ママ目線で寄り添いながらお伝えしていきます。


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