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世界の生きものと環境を楽しく知る 子ども向けバックヤードツアーが人気の「カワスイ 川崎水族館」

そろそろ水族館や動物園に連れて行こうかな。そんな時、乳幼児や兄弟姉妹が一緒でも便利なのが駅近の施設です。
そこで今回は、JR川崎駅から徒歩1分、商業施設の中にある「カワスイ 川崎水族館」をご紹介。小学生や未就学児が参加できる人気の「こどもバックヤードツアー」についてもお聞きしてきました。

この記事のもくじ

キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。今回は「カワスイ 川崎水族館」です。

川や湿地帯など世界の水辺を紹介する水族館は、見て楽しむだけではなく、エサやり体験や展示場内に入ることができるアマゾンデッキがあるなど、体感できる施設でもありました。

カワスイ 川崎水族館とは


2020年7月、川崎駅前商業施設「川崎ルフロン」の9階・10階にオープン。
「世界の美しい水辺」をテーマに、多摩川やオセアニア・アジア・アフリカ・南米の川や湿地帯を再現し、淡水魚を紹介しています。

夜20時まで開館(最終入館は19時)し、昼と夜で一部の展示内容が変わるのも人気。またキッズルームでの子ども向け企画が豊富なほか「こどもバックヤードツアー」などのイベントも数多く開催されています。


水族館の裏側が見えるイベントを定期開催!


小学生以下の参加OK「こどもバックヤードツアー」


普段は入ることのできない水族館の裏側を見ることができるバックヤードツアーですが、カワスイには小学生以下の乳幼児も参加できる「こどもバックヤードツアー」(約20分)があります。

こちらのツアーでは、9階のアグア・ラボエリアの裏側を紹介。
展示水槽から一時的に隔離された魚や稚魚がいる時は、間近で見ることも。写真の魚はナマズの仲間でオレンジキャット。日曜のエサ編ではエサをあげることができます。
 



小学生には、こちらもおすすめ「バックヤードツアー」


小学生以上であれば9階と10階の裏側を見て回れる「バックヤードツアー」(40~50分)の参加も可能です。

アグア・ラボエリアの裏側では魚を移動させる時の専用担架などを実際に触ったりできるほか、同水族館で最も透明度の高い水槽の水をきれいに保つためのろ過装置や、アマゾンデッキで散布される雨霧の発生装置など、カワスイならではの装置の解説も。

魚や生きものたちのエサを準備する調餌室では、エサの匂いを嗅ぐなどの体験もできます。
立ち入りが可能な時は、生きものを間近で見られるアマゾンデッキを上から見下ろすことのできる通路で鳥を見ながら解説を聞けることもあります。

 



  • 生きものの体調や情勢により中止する場合があります。
  • 開催スケジュールは変更になる可能性があります。事前に公式HPをご確認ください。
  • ツアー内容は変更になる場合があります。

「カワスイ 川崎水族館」についてお聞きしました!


お聞きした方:カワスイ 川崎水族館 展示課 魚類チーム 藤田彩乃さん

クルーによって得意分野が異なるから何度でも楽しいバックヤードツアー


バックヤードツアーの解説担当クルーのうちの1人、藤田さん。普段は南アメリカゾーンの飼育担当クルー。

――カワスイ 川崎水族館(以下カワスイ)の「こどもバックヤードツアー」と通常のバックヤードツアーの違いを教えてください

藤田さん:未就学児も参加できる「こどもバックヤードツアー」は9階のアグア・ラボエリアの裏側を中心に20分ほどのツアーとなりますが、通常の「バックヤードツアー」は10階も含め40~50分のツアーとなります。
子ども向けは土曜がカメ編、日曜がエサ編とメインで紹介するポイントが違っていたり、タイミングによってバックヤードにいる魚が違っていたりします。

どちらのツアーも、解説する飼育担当クルーによって得意な分野が異なるため、基本の説明は同じでも人によって多少の違いがあったりするので、何度か参加しても違う体験ができると思います。
 


隔離されている魚や稚魚を見たり、水族館で使用する道具なども見ることができます。

――ツアーに参加するなら、館内を見た後とみる前、どちらが良いですか?

藤田さん:当水族館は展示が9階と10階の2フロアに分かれていて、10階から入館します。
ツアーのスタート地点は9階ですので、一度ざっと館内を回ってから参加すると、説明を聞いた時に「あそこのことか」とわかりやすいと思います。
そして、ツアーの後、再度ゆっくりと最初から見て回ると新たな発見もあるのではないでしょうか。
 


生きものと環境への興味を育む水族館


水辺の環境が再現されているので「環境の違いや他の地域の環境に興味をもってもらえると嬉しい」と語る藤田さん。

――水族館の魅力・役割はなんだと思いますか?

藤田さん:カワスイは、生きものが生まれ育った環境を水槽内に再現して展示している施設です。
水槽を使うことで、普段であれば水の上からしか見ることのできない川の中の様子を知ることができるのが醍醐味です。

生きものだけではなく、その環境も一緒に見てもらうことで、生きものが元々いた地域を知ることができます。
 


ブラジル・サンパウロから飛行機を乗り継ぎ、さらに車で数時間の悪路を走らなければ行けない大砂丘レンソイスを再現。

――アマゾンなど遠くの地域の生きものを環境ごとに知ることができるんですね

藤田さん:気軽には行けない場所の環境と、そこに棲む生きものを知る。それこそが水族館の役割だと思います。ですので、環境の違いを感じてもらえるような展示を心掛けています。

そして、子どもたちがその環境と生きものを見て感激したり、美しさに気づいて覚えていてくれたら嬉しいですし、将来環境のことを考えるきっかけになればと思いながらやっています。
 


企画やイベントも豊富。夜の環境も見られるカワスイ


朝一のアマゾンゾーンは太陽光が入り、水の揺らぎなども見られるなど時間帯によって雰囲気が変わります。

――カワスイの特徴を教えてください

藤田さん:当水族館は、淡水魚に特化した水族館で日本や世界の川や湿地帯に生息する生きものに出会えます。
魚だけではなく、フクロモモンガやアルマジロ、ナマケモノ、カピバラといった動物もいるんですよ。

動物や魚へのエサやり体験などもあり、子どもが楽しめる水族館です。

 

――夜20時まで開館している点も珍しいですね

藤田さん:そうですね。他の水族館であれば特別イベントになるような夜の水族館を楽しむことができます。
館内の照明も切り替わり、昼間は岩陰にいる魚が暗くなって出てきたり、逆に動きが鈍くなったりと魚の動きも変わります。
そういったところも見比べてみると楽しいですよ。
 


世界最大の淡水魚ピラルクの水槽前にもソファがあり、ゆっくりと座って見ることができます。

――「昼カワスイ」「夜カワスイ」とはなんでしょうか

藤田さん:17時から18時に、いくつかの展示動物が変わります。
例えば、昼はワライカワセミがいる展示水槽が、夜はフクロモモンガになるなど、夜行性の生きものを夜に展示することで活発に動いているところが見られるようになっています。

 

――夜の水族館は雰囲気がありますね

藤田さん:館内には所々にイスを配置しています。仕事終わりなのか、人の少ない平日の夜に、のんびり魚を見ながら癒されている方もいます。
駅が近いからこそできることかもしれませんね。
 


アマゾンデッキには、ナマケモノやアルマジロ、カピバラなどが展示されています。

――そのほか、イベント企画も多いですね

藤田さん:バックヤードツアー以外で好評なのは、アマゾンを再現したアマゾンデッキ内に入り、自由に過ごしているカピバラへエサやりができる「アマゾンタイム」です。

18時以降は「アマゾンナイト」となり、照明を落とした通路をランタンを持って歩くんですよ。


ブラジルの新名所レンソイスやパンタナルを再現


世界最大級を誇る南米の大湿原パンタナルのなかでも、驚異の透明度を誇る地域を水槽で再現。

――藤田さんが担当する南アメリカゾーンについて教えてください

藤田さん:9階のパンタナルエリアは必見です。
パンタナルといってもこれまでテレビなどでよく紹介されてきたエリアではなく、驚異の透明度を誇る川が流れる地域の自然を再現しています。
 


水槽内には約8,000匹の魚。照明の明るさを調整し、朝から日が沈むまでのパンタナルの1日が再現されています。

――この展示水槽の見どころはどこでしょうか

藤田さん:ぜひ見ていただきたいのが、水槽内で行われる水草の光合成です。目を凝らすと、水の中で小さな泡がポコポコ上がっているのですが、これは水草が光合成をしてつくった酸素が上がっているんですよ。光合成が目に見えるってすごいですよね。
 


アマゾンに住む人たちの重要なタンパク源になる世界最大級の淡水魚ピラルク。同施設のカフェでも食べることができます。

――主な担当は、世界最大級の淡水魚ピラルクだそうですね

藤田さん:オープン時から担当しています。この2年で1.5倍くらい成長し、大きい子は1.5メートルくらいあります。
でも自然界では最大4メートル級もいるんです。
とても好奇心旺盛で、人が水槽に近づくと寄ってくることがあるんですよ。
 


子どもたちには楽しさを。パパ・ママたちには憩いの時間を


「クルーがフロアにいたらぜひ声をかけてください。皆、魚や動物が大好きなので、熱く語り過ぎてしまうかもしれません」と語る藤田さん。

――キッズアライズを見ているママやパパにメッセージをお願いします

藤田さん:カワスイにはキッズルームがあり、こども教室や工作、絵本の読み聞かせなどのイベントを行うことがあります。

お子さまたちにはそういったイベントや、エサやりなどの体験を通じて新しい発見をしたり、何かを感じてもらいたいです。そして、パパ・ママにとっては、憩いの場になれると嬉しいです。
 


まとめ


ビルの中の水族館、カワスイ。バックヤードツアーでは、ビル内だからこその工夫点なども聞くことができ、とても楽しめました。

見るだけではなく、解説があるとぐっと理解が深まるため、企画やイベントの多い水族館は子どもの興味をさらに広げてくれるでしょう。

 



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