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【後編】大切なのは紙の質感やペンの音 絵を描くアナログな原体験を、アプリでもっと楽しむ『らくがきAR』

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自分が描いたイラストが動き出したら?そんな想いが具現化されたアプリ『らくがきAR』。親子で楽しめるアプリとして子育て世代にも人気のアプリです。開発者に『らくがきAR』の魅力や楽しみ方をお聞きしたところ、原点はアナログなお絵描き体験であることがわかりました。

この記事のもくじ

 
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『らくがきAR』開発者インタビュー第2弾!​

一緒に遊ぶことでこどもの創造力や自由な発想が広がる


-読み込み自体は簡単なので特に手間は感じませんが、読み込んだ「らくがき」が保存できたらもっと便利だと思いました。できないのはなぜでしょうか
宗さん:実は、スマホのスキャン性能は、撮影時の光の加減などで読み込み方が微妙に異なるんです。すると読み込むたびに適用される「骨」のパターンが変わる。つまり同じイラストでも毎回、微妙に違う動きになる可能性があるんです。

逆にそれがおもしろいと思い、敢えて保存機能は持たせていません。その都度、キャラクターを召喚するイメージですね。そして、召喚するたびにちょっと違うキャラクターが現れる楽しさを感じてもらえれば。イラストをカードのようなものに書き溜めて収集し、保管しておくという楽しみ方もできます。
 

-イラストカードを集めるのは子どもが好きそうです。お友達に描いて交換しあうのもいいかもしれません。他におすすめの楽しみ方があれば教えてください
宗さん:子どものらくがきも個性的でおもしろいのですが、ぜひ、親子で一緒にイラストを描いてほしいです。子どもが描いた円の中に大人が顔を描くとか、別々の紙で顔と胴体を描き、それを重ねたりくっつけたりして、1つのイラストにまとめてみるとか。親子で一緒の時間が楽しめるのではないでしょうか。

-複数のイラストが読み込めるので、それも楽しいですよね
宗さん:イラストは8つまでスキャンすることができます。この時に同じイラストでも微妙に異なる動きになり、画面内がより一層賑やかになります。

-ちなみに、イラスト以外のものでも読み込めますか
宗さん:基本的に、縁がしっかりと描かれているものであれば読み込みしやすいです。キーボードの文字が読み込まれて動いたこともあるくらい。数字や文字、星などのマークなども面白いと思います。
 


イラストは8つまで読み込みが可能


言葉のいらない“らくがき”は、国や年代を超えて楽しめる


-宗さんは10年ほど前から、らくがきコンテンツを手がけているそうですが、きっかけはあったんですか
宗さん:最初はウェブ関連のイベントで、交換した名刺をスキャンしてバトルさせるゲームを考えたのですが、子ども連れで来場される方向けに子どもが参加できるものを作ろうと思い、らくがきを考えつきました。

実際にやってみると、らくがきは言葉がいらないコンテンツ。言語、つまり国境を超えて、誰でも楽しめるコンテンツでした。そこから飛行機のイラストを読み込んでバトルするゲームなどを開発し、リリースしています。

-実際に、『らくがきAR』はアジア圏でも人気だそうですね
宗さん:そうですね。中国や台湾などで多くダウンロードしていただいています。また、Apple社が主催している「2021 Apple Design Award」というアワードで、日本のアプリで初めてノミネートもされました。

-日本では、漫画家など著名な方が使って紹介したことで、SNSを中心に話題になったのですよね
宗さん:らくがきが動く様子を簡単に録画できるので、SNSで拡散しやすかったのでしょう。お友達同士でシェアできる楽しさもありますね。
 

絵を描く楽しさを培う『らくがきAR』


-今後、『らくがきAR』のバージョンアップ予定や、新たならくがきコンテンツの予定はありますか
宗さん.:アプリとしての『らくがきAR』についてはバージョンアップはせずに今のアプリが最終形態になります。この『らくがきAR』のシステムを基に、他企業様や他サービスとコラボ、もしくは自社だけで、新たに楽しめるコンテンツへと発展させていきたいと思っています。

-『らくがきAR』のシンプルさは未就学児や小学校低学年くらいの子どもにぴったりだと思いますが、高学年や中高生向けのらくがきコンテンツはありますか
宗さん:『らくがきAR』は中高生には物足りないかなと思っています。そのシンプルさが漫画やアニメ好きの大人にもウケて20代以降の利用者も多いのですが、中高生ならスキャンしたものでゲームをするようなものがいいかもしれません。

ただ、らくがきコンテンツを作るにあたって、私はターゲットを定めないようにしています。らくがき自体が誰でも楽しめるものですから。『らくがきAR』はこれからさらに別の遊びへと進化もできるツールだと思っていますし、そうしていきたいですね。
 

-最後にメッセージをお願いします
宗さん:らくがきはどこでも描けるものなので、レストランなどでの待ち時間に紙ナプキンに描いて遊ぶといった時間つぶしにもなります。この時に、大人も一緒になって楽しんでいただけると子どもとの時間を共有できると思います。

『らくがきAR』で遊ぶことで、絵を描く楽しさが、さらに大きなものになると嬉しいですね。そして新しい遊び方、楽しみ方ができたら、ぜひSNSなどで発信して私たちに教えてください。お待ちしています。
 



 


キッズアライズのまとめ


自分で描いた絵が動き出す。そんな夢みたいなことが実現するのがアプリの世界であり、「拡張現実」の技術です。手描きのイラストだからこそ感じるおもしろさと、アプリだからこそ実現する遊び。リアルとデジタルの良さを融合し、親子のコミュニケーションが盛り上がるアプリでした。

 

取材したアプリ

らくがきAR(120円)
発売元:Whatever Inc.
互換性:iPhone/iPad/iPod touch/アンドロイド

※iOS12.0以降

※アンドロイドOS8.0以上

 

App Store​
Google Play


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