生後6ヶ月から8歳までのお肌は、ベビー期よりもバリア機能(※皮膚を保護すること)が未熟だとご存知ですか?
子どもの肌トラブルに悩む方や、赤ちゃん卒業間近だけれど、これから大人と同じケアでよいか迷っているママやパパも必見です。
この記事のもくじ
キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は「IFMEスキンケア」です。
子ども靴ブランドのIFMEから誕生したのは、小児皮膚科学に基づいた幼児のためのスキンケアライン。
小児皮膚科学とは、赤ちゃんから思春期までにみられる皮膚疾患の診断・治療、予防を取り扱う学問のことです。
幼児のお肌に大切なスキンケアや、小児皮膚科学に着目して開発されたというアイテムの特徴について、企画・開発から携わるブランド担当者に伺いました。
「IFMEスキンケア」とは
子ども靴でおなじみのIFMEから誕生した、幼児のためのスキンケアラインです。
小児皮膚科学に基づき肌のバリア機能をうるおいで守るスキンケアを提案。
現在、ボディウォッシュ、インバスボディミルク、日焼け止めジェルの3アイテムが登場しています。
無着色、動物原料フリー、弱酸性の処方設計。
「IFMEスキンケア」についてお聞きしました!
お聞きした方:丸紅株式会社 古賀美羽さん
生後6ヶ月から8歳までは、保湿やスキンケアが重要な時期
――小児皮膚科学から誕生したスキンケアラインとのことですが、まずは子どもの肌について教えてください
古賀さん:私どもは小児皮膚科学の観点から幼児期の肌の特徴に着目しています。
生後6ヶ月から8歳のお子さまは、実はベビー期よりも肌のバリア機能が低下しているんです。
一般的に、乳幼児のお肌の皮脂量は大人の3分の1ほど、肌の厚さは大人の半分であると言われており、肌のバリア機能は未熟で、まだまだ発達段階にあります。
――新生児よりも6ヶ月以降のほうが皮脂量は少ないんですね
古賀さん:そうなんです。
ベビー期は皆さん保湿ケアに力を入れますが、6ヶ月頃になるとお肌がぷるっとして見えるので保湿が後回しになりがちです。
ところが、データで見ると幼児期こそ保湿が大切だとわかります。
幼児期に肌トラブルが多いのはなぜ?
――たしかに幼児期は、肘や膝がカサカサになったり、乾燥やかゆみから肌をかき壊してしまったり、肌トラブルが多いですね。
古賀さん:ベビー期は外出する機会が少なく、お散歩もベビーカーで出掛けるなど守られています。
一方、幼児期になると外遊びもしますし、汗をかいたり紫外線を浴びたり、外的刺激にふれる機会が増えていきます。
バリア機能が保たれていると外的刺激を跳ね返す力があるのですが、ご説明したように幼児期はバリア機能が未熟なため肌トラブルが起こりやすいと考えられます。
実際に子どもの肌トラブルに悩む方は多く、一般的に幼児期では4人に1人が子どもの皮膚炎の症状に悩んでいるといわれています。
幼児の肌はうるおいが大切! きめ細やかな泡でやさしく体を洗う
――IFMEスキンケアについて教えてください
古賀さん:IFMEスキンケアは、バリア機能をうるおいで守るシリーズです。
ボディウォッシュ、インバスボディミルク、日焼け止めジェルのすべてに当社で考えたバリア機能サポート成分を配合しています。
なかでも特徴的なのがバリア機能を育む植物性セラミドです。角質層の水分量を整えてうるおいをもたらしてくれます。
――ボディウォッシュの、濃密でぷるぷるな泡に驚きました
古賀さん:密度が高いため泡持ちがよく、肌に塗ってからも消えにくいのが特徴です。
たっぷりの泡で体をやさしく洗えるため、幼児期のデリケートな素肌をこすらずケアできます。
通常は2層のフィルターで泡をつくることが多いのですが、当社では3層フィルターを採用し、この濃密できめ細やかな泡をつくりだしています。
――家族みんなで使えるのもうれしいです
古賀さん:お子さまの肌をうるおいで守りながら、大人も満足いただける洗浄力もキープしています。
やさしいサボンの香りも好評で、子どもと同じ香りに包まれると幸せな気持ちになれるというお声もありました。
泡のテクスチャーを動画でCheck!
保湿ケアがお風呂のなかで完了するから、ママも子どもも楽ちん
――お風呂で使える保湿ケアの存在を初めて知りました
古賀さん:「使いやすい、楽ちん」という声が多い、シリーズで一番人気のアイテムです。
お風呂上がりの急激な乾燥からお肌を守るために、一般的に入浴後10分以内の保湿ケアが効果的といわれていますが、バスルームからでたお子さまは裸で駆け回ることがよくあります。
お子さまをつかまえて保湿ケアをするのは大変ですが、本商品は濡れた肌に直接塗れるのでお風呂のなかで保湿ケアが完了します。
――逃げる子どもをつかまえて保湿ケアをしていたら、オムツを履かせる前におしっこをしてしまった、なんてこともありますよね(笑)
古賀さん:そうですね(笑)。
インバスタイプのボディミルクは幼児用としては珍しいかもしれませんが、医療現場や介護現場などでも活用されています。
入浴後に時間を置かずにケアできて、湯冷めの心配が少ない点もメリットです。
散歩や買い物などのお出かけに、オールシーズン使える日焼け止め
――日焼け止めジェルについても教えてください
古賀さん:今はオールシーズンの紫外線対策が当たり前ということで、バリア機能の未熟な幼児のために、日常のお出かけに毎日使える日焼け止めをつくりました。
お肌への負担を考えSPF35・PA+++のミドルタイプを採用しています。
真夏の海水浴や外遊びではSPF50も選択肢に入りますが、お散歩や買い物などのちょっとしたお出かけにはSPF35がぴったりだと考えています。
――伸びのよい水のようなテクスチャーも特徴的ですね
古賀さん:お出かけ前にさっと塗れるよう、伸びのよさには特にこだわりました。
また、日焼け止めの独特の匂いを嫌がる子もいるため、無臭に近づくよう香りも調整しています。
忙しいママ・パパにこそ使ってほしい、IFMEだからできること
――企画・開発の段階で苦労したことはありましたか
古賀さん:商品開発にあたり、社内のママ・パパ150名ほどにモニターになってもらい試作品のブラインドチェックを行いましたが、当初は厳しい意見も多かったです。
日焼け止めは、うるおいを重視したミルクタイプを試作しましたが、他社製品に比べ「伸びが悪くて塗りにくい、子どもが嫌がる」「拭い取ってしまう」などの意見が届き、ジェルタイプへ舵を切りました。
ポンプ式でなくチューブ式にしたのも、外出先に持っていって塗り直したいという声を反映したものです。
――子育て世代のリアルな声を取り入れているんですね
古賀さん:どれだけ高品質のスキンケア商品を開発しても、使い続けられなければ意味が無いと考えております。
開発中は苦労も多かったですが、結果として忙しいママやパパも無理なく毎日続けられる、使い勝手のよい製品になったと自負しています。
――機能性が高く、値段はお手頃というのがIFMEの靴と共通しているように感じます
古賀さん:ありがたいことにIFMEの靴はママの知名度が高く、機能性や価格面で一定の評価をいただいています。
スキンケアラインも目指すところ、考え方は同じ。
商品を通して子育てをサポートできればうれしいです。
――最後に、キッズアライズを見ている読者にメッセージをお願いします
古賀さん:一度手にとっていただければ、使い心地のよさを実感してもらえるはずです。ご家族みんなで使っていただける製品ですので、ぜひお試しください。
まとめ
成長著しい幼児期ですが、お肌はまだまだ未熟なよう。
IFMEスキンケアは、子どものスキンケアに力を入れたいけれど忙しくて時間をかけられないというママやパパの強い味方になってくれるアイテムでした。
IFME公式オンラインショップ、楽天、Amazon、IFME有明ガーデン店、赤ちゃん本舗一部店舗にてお買い求めいただけます。