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お外遊びの強い味方。子どもの目を紫外線から守るサングラス「solasido」

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子どもにサングラスだなんて、まだ早いと思っていませんか?
子どもの目にとってサングラスは、おしゃれのアイテムではなく紫外線から守ってくれる大切なアイウェアなんです。
でも実際に探してみると、可愛らしいけれどおもちゃのようなものなどが中心。
そこで国産のアイウェアブランドSWANSのキッズサングラス「solasido」について、色々お伺いしてきました。

この記事のもくじ

キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は、SWANS(スワンズ)のキッズサングラス「solasido(ソラシド)」です。
小学生向けのスイミングゴーグルや、プロが使うスポーツ用アイウェアで信頼が厚いSWANS。
サングラスの重要性や、人気の秘密を教えていただきました。

solasidoとは


SWANSは国産のアイウェアメーカー・山本光学がスイミングゴーグル、スキーゴーグル、サングラスなどスポーツ用に展開するブランドです。
国際大会のメダリストのようなトップアスリートから趣味で楽しむ方まで幅広い方に愛用されています。
子ども用サングラス「solasido」は、そんなSWANSの子ども向けのプロジェクトから生まれました。


「solasido」についてお聞きしました!


お聞きした方:山本光学株式会社 飯田装子さん

目も日焼けする。意外と大きい紫外線のダメージ


紫外線を99.9%以上カット。大人と同じような、日常使いができるサングラス。

――子どももサングラスをかけたほうが良い理由を教えてください

飯田さん:まず、大人も子どもも共通ですが、目も肌と同じように日焼けをします。
一番身近なところでは、夏の海辺やスキー・スノボなどの後、目が赤くなってしまう症状がありますよね。
ウィンタースポーツでは雪目(ゆきめ)とも呼ばれますが、雪眼炎(せつがんえん)という病名があるんですよ。

紫外線は角膜や結膜に吸収されやすく、このダメージが蓄積されると年を取った後に白内障などのリスクが高まるそうです。
ましてや子どもは紫外線が角膜などに到達しやすく、ダメージを受けやすいのだとか。ダメージが長年蓄積されることで、目の病気のリスクが高まるなら、子どものうちから目の紫外線対策をしたいですよね。


子どもの顔にフィットする、かけ心地抜群のサングラス


鼻のつけね全体を覆うことでフィット感を実現。

――子ども用サングラス「solasido」は1サイズのみですが、どの年齢の子の顔にもフィットするのでしょうか

飯田さん:はい。
鼻パッドを鼻のつけね全体を覆うようなラバーにすることで、子どもの低い鼻筋や凹凸の少ない顔にしっかりフィットするようにしました。
加えて、テンプル(つる)部分のカーブも頭部形状に合わせて沿うような形にして、サングラス全体でフィットするようにしています。

試作段階では様々な年齢の子たちの顔を計測してデータを集めて作り込みました。
1サイズで年長児から中学生まで違和感なくかけられるかと思います。
もちろん体格や頭の大きさは人それぞれ。
対象の年齢はあくまでもおおよその目安です。
 


――フィット感に関するお客様からの声はありますか?

飯田さん:3人きょうだいのママから「体の大きさが違うのに、全員にフィットした」というお言葉をいただいたことがあります。
また、お店で「solasido」を見つけてかけたお子様が、お店にいる間中かけっぱなしにしているのを見ると、かけているのを忘れるほど違和感なく使ってもらえているのかなと思います。
 


――安全面での工夫はありますか?

飯田さん:レンズは、大人向けのスポーツアイウェアでも採用している、弊社が独自に開発した割れにくいレンズ「ペトロイドレンズ」です。
強い衝撃でも割れにくいので安心です。
 


1年間の保証制度があり、基本的には無料で1回修理が可能です。

――レンズのカラーはブラウンと黒の2色展開なんですね。レンズの色が薄い利点はありますか?

飯田さん:実は、レンズの色の濃さと紫外線カット率は関係がありません。
むしろ、色が濃いと視界が暗くなるため瞳孔が開き、サングラスを取った時に瞳孔へ一気に紫外線が入ってくる可能性があります。
加えて、サングラスをかけることで、見えている世界が急に暗くなってしまうと違和感を覚える子が出てくるのではと思い、子どもにとってできるだけ自然な視界を意識しました。

もうひとつ重視したのは、親から子どもを見た時に表情や目線が見えるようにしたいという点です。
子どもが何を見ているのか、どんな表情をしているのか。
そこを見逃すことのないよう、薄い色味にしました。


日常使いができる、大人と同じデザイン


大人のサングラスとほぼ同じデザインなので、親子でお揃い感覚でかけることもできます。

――「solasido」はママたちが中心の子ども向けプロジェクトだとお聞きしました

飯田さん:はい。子どもが私のサングラスをかけたがることが発端でした。
子どもに貸すと私が使えないので子ども向けを探したのですが、ハート型や星型などのポップで可愛いらしいものか、スポーツタイプの細いシュッとしたサングラスが中心。
日常使いができるものがなかったのです。
ポップなものを買っても、最初はかけるもののすぐに使わなくなってしまう。
やはり大人と同じようなものをつけたいんですよね。
でも、考えてみれば私はアイウェアメーカーの社員(笑)。
自分と自分の子どもが欲しいと思えるサングラスを作ろうと提案しました。
 


ストラップは、負荷がかかるとすぐに外れるタイプのものにして安全性に配慮。

――ママたちならではのアイデアはありますか?

飯田さん:ストラップですね。
子どもはサングラスをかけたがる割には、興味あるものを見つけるとすぐにサングラスを外してしまいます。
置き忘れはもちろん、自分が使わない時は親に持たせようとしますし(笑)。
なのでストラップをつけて、かけ外しが楽にできるけれど失くしにくいようにしました。
ケースも同様にストラップをつけています。


サングラスをかけてお外へ遊びに行こう


自然の中での遊びもしてほしいと、廃水を減らすなど環境にも配慮したモノづくりを進めている同社。

――今後、別のカラーが発売されることはありますか?

飯田さん:フレームはもう少しカラーバリエーションを増やしたいです。
ただ「solasido」では環境に配慮して、塗装ではなく素材そのものを着色しているんです。
そのため加工が非常に難しく、気軽に多色展開できないのです。
子どもたちの未来を考えた時に環境に配慮した製造工程は外せませんが、限定色など作っていきたいと思っています。
 

――キッズアライズを見ているパパやママにメッセージをお願いします

飯田さん:紫外線、太陽の光は浴び過ぎると目や肌に悪影響を及ぼすものの、成長期の骨を支えるビタミンDを形成するのに欠かせません。
日焼け止めをして肌を守るように、サングラスをかけて目を守りながら、太陽の下で元気に過ごしてほしいと思い「solasido」を作りました。
これからも、大人と子どもが一緒に、健康的に成長していくお手伝いをしていきたいです。


紫外線対策をして楽しくおでかけ


紫外線量は春から増えるため、年間を通して対策が必要です。
大人のものと同じ機能を持ち、子どもの顔にぴったりと寄り添うサングラスは、外遊びの心強い味方です。
 
 



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