小さくてデリケートな子どもの爪。
ちょっとしたアクシデントで割れたり、欠けてしまったり……。
そんな子どもの爪ケアにお悩みのママやパパにおすすめしたい、大切な子どもの爪ケアとネイルを親子で楽しむ体験です。
この記事のもくじ
キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は、「ネイルが人々を幸せにする」を理念とするネイル用品の専門商社・株式会社TATが展開する、子どもの爪ケアと親子で楽しむネイルです。
TATの親子ネイル体験とは
指先を保護して小さな物をつかみやすくしたり、しっかりした歩行を支えたりして、私たちの健康と快適な生活をサポートしている「爪」。
爪の手入れやおしゃれなネイルなどを親子で一緒に体験することで、親子のより良いコミュニケーションにもなります。
TATの親子ネイル体験についてお聞きしました!
お聞きした方:株式会社TAT コンシューマー事業部 近藤有衣さん、河野那奈さん
親子のためのケアとネイル
――TATが、親子のネイルケアに取り組んだ背景について教えてください
近藤さん:当社はネイリストやネイルサロン、スクール、専門学校などにネイル用品を販売する専門商社です。
事業を展開する中で、多くの方がお子さんの爪トラブルに悩んでいらっしゃることを知りました。
そこで、私たちの知見を活かして、そんなお悩みを解決したいと考えたのです。
河野さん:子どもの爪に関する悩みに対応できる商品は、いろいろな会社から販売されているのですが、悩んでいらっしゃるママ・パパのところまで情報が届きにくい状況だったと思います。
そこで、「親子で楽しみながらできる爪ケアとネイル」というコンセプトで、独自の商品開発やイベントなどの取り組みをスタートしました。
デリケートな子どもの爪こそケアが大切
――子どもの爪に関して、どんな悩みが多いですか?
近藤さん:子どもの爪は大人に比べて弱いので、爪先の欠けやはがれが多いです。
その他、指しゃぶりが原因で爪の周りから菌が入って化膿し、痛みを引き起こすこともあります。
――子どもの爪ケアのコツを教えてください
河野さん:爪切りを使うと爪に圧力がかかり、割れやはがれ、爪が二層になってしまう「二枚爪」を起こす恐れがあります。
そのため、爪切りではなく爪やすりで爪を優しく削ることをおすすめしています。
爪やすりは手足の爪、両方に使えます。
また指しゃぶりからくる化膿には、市販のベビー用ハンドクリームやオイルでのお手入れが適しています。
――子どもに適した爪の形はありますか?
近藤さん:爪の形には先端が丸みを帯びた「オーバル」、先端をまっすぐに整えた「スクエア」などがあります。
手の爪はどちらでも問題ありませんが、オーバルは爪の両端を切り込み過ぎないことがポイントです。
切り込むと爪の両端が皮膚に食い込みやすくなってしまうからです。
またスクエアの場合は、皮膚をかいたときに傷をつけないよう、両端の角を残さないようにしてください。
河野さん:足の爪はスクエアがおすすめです。
丸く切ると爪の両端が皮膚に食い込んで巻き爪になる恐れがあり、また爪の面積が少なくなることで歩行に影響が出ることもあります。
――爪を切る頻度や、長さについてはどうでしょうか?
近藤さん:爪を削るのは新生児で5日に1回、乳幼児で5日~1週間に1回、幼児で1週間に1回程度が目安です。
毎回削る必要はありませんが、指先の状態なども含め、爪のお手入れの確認をされるといいでしょう。
河野さん:切り過ぎは巻き爪の原因になりがちなので、白い部分が少し残るくらいがベターです。
いったん整えた後、週1回くらいの割合で伸びた分だけ削ると、理想の長さをキープしやすいですね。
親子で、日常的にネイルを楽しむコツは?
――日常生活で、もっとネイルを楽しむ方法はありますか?
河野さん:子どもにネイルというとハードルが高く感じられるかもしれませんが、例えばお休みの日に子どもにネイルポリッシュを塗ってあげたり、逆にお母さんが子どもに塗ってもらったりするのが、気軽に楽しむコツです。
子どもはお母さんがしていることに憧れを抱くことが多いと思うので、親子でお揃いのネイルにしたり、一緒にデザインを考えたりすると、お子さんは嬉しいと思います。
近藤さん:ハロウィンやクリスマスなど、季節のイベントに合わせてネイルを楽しむのもおすすめです。
ハロウィンなら、服とネイルをパンプキン色で揃えると気分も上がります。
イベントならではのワクワク感を体感していただけたら嬉しいですね。
――子ども向けのネイルで、成分に気をつけていることはありますか?
近藤さん:TATでは、リムーバー不要ではがせて、かつ独特の臭いがない水性ポリッシュを販売しています。
また爪型のぷっくりしたシールの上にポイントとなるシールを貼り、簡単にかわいいアートを楽しめる、「ラコララン」というキッズネイルシールシリーズもあります。
ポリッシュもシールも、舐めてしまっても体に悪影響を及ぼさないように考えられていて、親子で安心して使うことができます。
――子どもの爪の健康・安全に配慮したネイル用品は、今後も展開される予定ですか?
河野さん:はい。「ラコララン」は、現在販売しているユニコーン、おもちゃ、スイーツに加え、新たにワンちゃん・猫ちゃん、宝石、コスメ、お花の4種類のデザイン展開を予定しています。
お花は好きなデザインを組み合わせて、お子さんが自分で花束を作れるデザインになっています。
キッズネイルシールを通して、お子さんが創造力を伸ばせるように意識しました。
爪ケアとネイルで、親子でもっと楽しくコミュニケーション!
――爪ケアやネイルを一緒に楽しむことで、親子のコミュニケーションも図れそうですね
近藤さん:はい。爪ケアやネイルは子どもの手を握って行うので、自然なスキンシップにもなります。
「どの色にする?」「デザインはどうする?」と相談しながら、リラックスしていろんなお話ができ、親子仲が深まるはずです。
河野さん:ネイルのデザインやカラーコーディネートを考えることで、お子さんの表現力や創造力も豊かになるのではないかと考えています。
一緒にネイルを楽しむことは、お子さんの成長を感じるきっかけにもなるのではないでしょうか。
もっとネイルを楽しむための取り組み
――商品開発以外に、親子でネイルを楽しむための取り組みはありますか?
河野さん:ネイルの体験イベントを全国各地で開催しています。
イベントでは「自分だけのネイルチップ」を作って、イベント後もネイルを楽しんでいただくことを意識しました。
またイベントではネイルチップ、ネイルシール、水性ポリッシュの販売も行っていますので、ぜひ親子で気軽にお楽しみください。
近藤さん:またネイルの魅力をより深く感じていただけるよう、体験会や勉強会を開催したいと考えています。
親子で楽しむネイルや美爪に育てるための方法など多様なテーマで、ファッション性に加え、身だしなみとしてのネイルをもっと発信していきたいですね。
ネイルを通して“楽しい・幸せ”を感じていただけたらと思います。
親子で一緒に楽しめるネイル
親子のより良いコミュニケーション、そして子どもの創造力や表現力を伸ばすツールになる、爪ケアとネイル。
親子で楽しみながら、気軽に日常に取り入れていきたいですね。