3人の子どもたちを育てるドタバタママです。
産後のホルモンバランスの変化や、育児への緊張・疲れなどから精神が不安定になる時期がありました。振り返ると、俗に言う「ガルガル期」だったのだと思います。
ガルガル期は、産後のママが警戒心を高めている状態を指す言葉。当時は呼び方も知りませんでしたが、実際にその状態を経験して聞くと、うまい呼び方だなと感じます。
今回は、第一子の出産で初めて経験した私のガルガル期についてお話しします。
この記事のもくじ
【夫へのガルガル】一番近い存在が「敵」に見えたとき
わが子を育てるパートナーである夫。一番近い存在であるはずなのに、「敵」のように感じてイライラしたことも多々ありました。
もちろん夫婦と言っても違う人間なので、ガルガル期でなくとも頭に来ることもあるでしょう。
しかし、初めての出産でわからないことが多く、「赤ちゃんを守ろう」と緊張状態にあった産後は、いつも以上にイライラのセンサーが働いていたように思います。
夫の勝手な招集に心の中で怒り心頭
出産した当日に夫が私に許可なく「今日、午後に義家族が赤ちゃんを見に病室に来るから」と事後報告をされたことがとても嫌でした。
夫も義家族も子どもが生まれたことにハイになっていたのでしょう。
なぜ、出産当日。しかも、私に相談なし。
産後でなければ、少しは大目に見ることができたかもしれませんが、出産を終えたばかりで私はボロボロ。不眠不休の赤ちゃんのお世話もすぐに始まります。
母子同室が始まるまでは、少しでも休んでおきたかったのに……。
当時の私には対応の負荷が大きかっただけに、「出産を終えたばかりの人に配慮はないのだろうか」と、嫌な記憶として刻まれてしまいました。
汚い手で赤ちゃんを触らないで!衛生面への執着
ガルガル期は赤ちゃんを守りたい一心で、神経質なくらいに気になることがありました。その1つが衛生面。
産院などで赤ちゃんは免疫系が未発達で菌に弱いと聞いていたので、帰宅した夫が大して手も洗わずに触れるのはとても嫌でした。
念入りに手を洗うよう、しつこく言っていました。
立てる生活音の配慮のなさにイライラ
夫の立てる生活音にも敏感になりました。赤ちゃんがやっと寝たタイミングで、無配慮な生活音の大きさ。
そーっとドアを閉め、歩くなどの配慮をしてほしいのに、いつもと変わらない過ごし方にイライラしました。
私は赤ちゃんが寝たときしか休めないのに、夫の生活音で赤ちゃんが泣き出した際には、なんとも言えない怒りがこみ上げました。
「手伝うことある?」への激怒
ささいな言葉の使い方にもイラ立つことがありました。たとえば、夫の「手伝うことある?」の言葉。「手伝う」って何。育児は私1人の仕事じゃない。
私たちの子どものお世話なのに、他人事みたいな言葉。そんな思いが一気にあふれました。
夫からすれば、気遣って声をかけたのでしょう。何もしないよりずっといい。
それでも「手伝う」という言葉の端々に、育児や家事を自分ごととして捉えていないニュアンスを感じて、理屈を超えて怒りが湧いてきてしまったのです。
のちに夫の「手伝う」という言葉は、育児情報サイトなどでも地雷とされているのを知って、妙に納得しました。世のパパさんは気を付けたほうがよいかもしれません。
泣き声の中でも熟睡する姿に怒髪天!
産後しばらくは、2時間おきの授乳が続きました。ずっと小刻みな睡眠で、本来ロングスリーパーの私は眠くてたまりませんでした。
それでもわが子が泣き出すと即座に起きてお世話。
対して、わが子が大きな声で泣いているときも何も気づかずに熟睡し続ける夫に、メラメラと怒りがこみ上げました。
【義家族へのガルガル】悪気がなくても嫌に感じたこと
夫以外で私がガルガルしてしまったのは義両親、特に義母に対してでした。
相手に悪気はないことはわかっています。
しかし、どうしても警戒してしまいました。
わが子を抱く義母の姿にザワザワ
義母が息子を抱き上げた瞬間、頭の中で警報が鳴ったように感じるときもありました。
義母は本当にうれしそうにあやしていて、何も悪いことはしていません。
それなのに「首、大丈夫かな」「そろそろ返してほしいな」と、心の中がザワザワして落ち着かない気持ちになりました。
アドバイスが否定に聞こえる現象が発生!
「ミルク足りてる?」「寒そうじゃない?」など、義母のアドバイスにも胸がぎゅっとなりました。
まるで「あなたのやり方は間違っている」と言われたような気になるのです。当時は素直に受け止められませんでした。
義母の行動・表現に不快感を覚えるときも…
私が産後に里帰りした際に、義母が私の両親に対して「うちの孫がお世話になっています」と言ったことがありました。
義母からすれば単なる挨拶でしょうが、実両親にとってもわが子は孫なのに、「うちの」と付ける必要があるのか、ガルガル期の私は聞いていて不快な気持ちになりました。
また、お宮参りやお食い初めなどの行事をどうするのかと、グイグイ聞かれるのもストレスに……。
お宮参りを行った際には、「写真に残ったほうが子どももうれしいから」と、ポーズを変えて何枚も撮影するように促され、小さな赤ちゃんの負担よりも写真を優先しているように感じて嫌でした。
あのとき夫に本当にしてほしかったフォロー
なかなか思う通りにはいきませんでしたが、当時を振り返ってみると、夫にしてほしかったことは大きく2つのことだったと思います。
アドバイスではなく「寄り添い」
振り返ると私が一番欲しかったのは、寄り添いでした。自分のことは後回しにして、子どもを守ることに全力投球していた私。
うまくできないことも多かったですが、「やり方がよくないんじゃない。違う方法を試したら」といったダメ出しや正論ではなく、「大変だね」「がんばってるね」と、まずは寄り添いや共感をしてもらえたら産後の緊張もほどけやすかったのではないかと思います。
義実家との「防波堤」
赤ちゃんに会いたい義実家と、会う回数が多くて気疲れする妻。夫が義実家との間に入って適度な距離感を作ってくれれば、気持ちも違ったでしょう。
ガルガル期を経験して思うこと
今振り返れば、ガルガル期は赤ちゃんを命がけで守るための「ママの防衛本能」だったのだと感じます。
イライラしてつらく感じることはありましたが、ガルガルしてしまうのは、わが子を守ろうと一生懸命だからこそ。ガルガル期はいつか終わります。
私の場合は徐々にガルガル度が減っていき、産後1年が経つ頃には過度な警戒心は溶けていきました。
ガルガル期を経験中のママには自分を責めるのではなく、「私、がんばっているなぁ」と、自分をほめて、心身を労わることを大事にしてほしいと思います。
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ライター:ドタバタママ
3人の子どもたちが巻き起こす台風のような毎日に、白目を剥きながら応戦中の毎日です。
憧れは「丁寧な暮らし」…現実は「台風一過のような散らかった暮らし」。それでも、やっぱり子どもたちは可愛い。
キッチンで子どもたちに隠れて食べるチョコ(自分へのご褒美)を活力に、今日も頑張ります。

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