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子どもが気に入る色がある 色選びの自由を大切にした「土屋鞄製造所」のランドセル

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6年間使用するだけに、ランドセル選びは慎重にしたいもの。そんな中、職人による手づくりランドセルを販売するメーカーは「工房系」と呼ばれ注目を集めています。数に限りがあることから、毎年3~4月ごろの注文開始から数ヶ月で販売終了となるものも出るほど。
そこで、工房系の中でも人気の高い「土屋鞄製造所」に、ランドセル選びのポイントや同ブランドのこだわりなどをお聞きしました。

この記事のもくじ

キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は、工房系ランドセルメーカーの「土屋鞄製造所」です。

職人が手づくりで生み出すランドセルには、たくさんの工夫やこだわりが詰まっていました。

「土屋鞄製造所」とは



1965年創業。ランドセルづくりから始まった工房のブランドで、シンプルで丈夫、多彩でオリジナリティのある色味などが人気。6年間の無料修理保証や購入前のお試しレンタルなどのサービスも好評です。職人が一つひとつ丁寧につくりあげるランドセルは、細かな端の処理や縫い目の美しさなどが際立ち、確かな技術で子どもたちの6年間を支えています。

「ランドセル」についてお聞きしました!

お聞きした方:株式会社 土屋鞄製造所 高橋夏生さん

同じ学校に通う先輩ママから荷物事情を聞くのもアリ


体が小さいほど負担がかかりやすいので、入学時点での体格での検討がおすすめ。


-ランドセルを選ぶうえでのポイントを教えてください
高橋さん:ご家庭によって何を優先するかは異なりますが、重視したいのは背負い心地です。ポイントは軽さとフィット感。重さは素材によっても多少異なり、弊社では傷が付きにくい牛革、馬のお尻を鞣した(※)希少なコードバン、耐久性と軽さを兼ね備えた人工皮革クラリーノ®・エフ、風合いの良いヌメ革、牛革の経年変化を楽しめるシェープレザーがあります。

フィット感は主に肩ベルトと背中部分を重視していただくと、体にかかる重さを感じにくくなります。

※鞣す(なめす):動物の皮から、腐敗の原因となるたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品をつかって柔軟性・耐久性をもたせる加工技術
  


 


-そのほかに気を付けておきたいポイントはありますか?
高橋さん:次に荷物量です。学校によってランドセルに入れる物は様々。宿題で使用しない教科書を学校に置いて帰る「置き勉」ができないと荷物は増えますし、体操着や上履きなどは手提げ袋に入れる学校もあるなど、地域によって全然違うようです。また、夏のみ推奨されていた水筒の持参が、感染症対策として年間を通して必要になったり、タブレットの導入が進んだりと荷物はさらに増えています。
 


肩ベルトは走ってもズレにくいS字を採用。背あてには、弾力性の違う2つのウレタン素材を使用。


 


蓋の裏側に付いている時間割表は不要という声も多く、外したシリーズもあります。

-地域や学校によって、荷物量が全然異なるんですね
高橋さん:お子様が通われる小学校の荷物事情を、実際に通っている先輩ママから聞いておくと、実態が分かって良いですよ。
通学時間が20分以上かかる場合や体の小さなお子様は、少しでも軽い人工皮革が良いでしょう。弊社であればランドセルの素材の一部に人工皮革を使うことで100gほど軽量化した牛革ハイブリッドモデルもおすすめです。


カラーの豊富なRECOシリーズ、ポップなアトリエシリーズ


人気のRECOシリーズにRECOプレミアムが登場。


RECO、アトリエ、SHAPEシリーズでは、今年からマチ幅を1cmアップし、収納量をアップ。


-色々なシリーズがありますが、人気シリーズの特徴を簡単に教えてください
高橋さん:自由な色選びをコンセプトにしたRECOシリーズには、ベーシックカラーが中心で背あてや内装も同系色にそろえたRECOベーシックと、今年から発売を開始した華やかな色展開で革に筋模様の型押しがされたRECOプレミアムがあります。
また、アーティストとコラボレーションしたアトリエシリーズも好評です。2023年度入学分は人気ブランド「ミナ ペルホネン」とコラボ。蓋の裏側にかわいらしい絵柄を描き下ろしてもらいました。
そのほか、SHAPEシリーズやベーシックカラー、ベーシックカラープラス、アンティークモデル、プレミアムカラー、ヌメなど計9つのシリーズがあります。


開発に1年以上かけることもある、こだわりの発色


デザイナーがこだわり、職人が挑戦し続ける色出し。

-土屋鞄のランドセルというと、カラー展開の豊富さや味わい深い色味が印象的です
高橋さん:色にもこだわっていて、素材に合わせたオリジナルの色を1年以上かけて開発しています。
心身ともに成長する6年間。1年生でも6年生になっても似合う色づくりを心がけています。また、男女問わず自由に色を選んでもらいたいという思いがあります。例えば女の子のイメージがある赤色は、実は男の子も好きな色。戦隊ものなどでは赤色はリーダーの色ですから。そんな色選びの自由さをコンセプトとして打ち出したRECOシリーズでは、男の子が背負ってかっこいい赤を追求しました。
 


 


-ウェブサイトやパンフレットでは女の子が黒いランドセルを背負っていますね
高橋さん:はい。実際に黒を選ぶ女の子もいらっしゃいますよ。
真っ黒ではないものを選びたい子には、RECOベーシックのグレーが好評です。
ブラウン系は男女ともに人気ですね。
 


革の色に合わせて、金具もツヤ消しのゴールドや、ツヤがあるシルバー、アンティークゴールド風などに変更し、統一感を演出。


便利なレンタルサービスやオンライン相談


レンタル品を祖父母宅で受け取り、おじいちゃん、おばあちゃんに見てもらうこともできます。

-購入前に実際に試してみたい場合、店舗がない地域ではどうすればよいでしょうか
高橋さん: 2泊3日のレンタルランドセルがおすすめです。自宅で荷物を入れて背負い心地を試したり、実際の通学路を大人と一緒に歩いたり、自然光の下で色味を見ることもできると好評です。
1回の申し込みにつき1本レンタルでき、複数試したい場合は、同様の申し込みをしていただきます。同系色の色味の違いを見るために2~3本申し込まれる方は多いですよ。
また、土日祝日ならビデオ通話によるオンライン相談サービスが、2022年は7月31日まであります。気になる1本をレンタルし、それを手元に置いて、ほかの色味を見るといった使い方もできます。ちょっとした質問などは、LINE公式アカウントのチャットが便利です。


6年間の思い出を形に残すリメイクサービス


リメイクを見越して、素材の風合いの変化が楽しめる牛革を選択する人も。

-ランドセルのリメイクサービスについて教えてください
高橋さん:使用後のランドセルを、職人が手作業で革小物に加工します。1つのランドセルにつき1製品をお選びいただけます。
今年は「ミニチュアランドセル」「タペストリー」「ランドセル型フォトフレーム」「ペンケース・キーチャームセット」「パスケース」の全5種類で展開していて、とても人気です。
 


 


-思い出が形に残るので、とても素敵ですよね
高橋さん:弊社のランドセルであれば昔のものでもOKです。
チャックや金具類、アトリエシリーズなら蓋の内側の布地も活用。
革に傷があれば、あえてそこを使うようにしているので、本当に世界にひとつの品になります。
 


リメイクサービスは、サイトで年4回募集。6年間使った革の加工なので繊細な扱いが求められ、数に限りがあります。


選ぶ時間も思い出になるランドセル選び


店頭のスタッフたちも職人と同じ情熱をもって販売していると語る高橋さん。

-キッズアライズを見ているママやパパにメッセージをお願いします
高橋さん:ランドセルはお子様の成長の証であり、節目のプレゼント。
ご家族でランドセルを選ぶ時間も楽しんでいただきたいです。
また、6年間大切に使った後はリメイクサービスによって形を変えて手元に残し、お子様のかけがえのない日々を思い出していただけると嬉しく思います。


「土屋鞄製造所」のこだわり





  • ミシン目の数やステッチの1目毎の長さはミリ単位で決まっているほか、立体的な陰影がつくようにステッチの目の大きさも部位ごとに変えている。
  • 角などのスレやすい部分は、皮を二重にして補強。菊寄せという技法を用いて、1つ1つの手でひだを寄せて縫っている。
  • 負荷がかかる肩ベルトの付け根部分は、職人の手の力でギュッと力を込めて手縫い。

 
 

キッズアライズのまとめ

ランドセルが丈夫で使いやすいのは当たり前。しかし、その当たり前を極めるために、デザイナーや職人たちが技術とアイデアを注いでいます。加えて、色選びの自由と行ったコンセプトが共感を呼び、多くの子どもが「コレが好き」と土屋鞄製造所のランドセルを選んでいるそうです。
土屋鞄製造所公式サイト


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