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子どものお留守番は何歳から?お留守番をさせるときの注意点や防犯対策も解説!

仕事や急な用事などで子どもを連れて行けないとき、預け先がない場合は困ってしまいますよね。
子どもにお留守番を頼みたくても「まだ早いのでは?」「子どもだけでは危険?」と心配な気持ちもあるはず。
そこで今回は、子どもは何歳からお留守番できるのかを解説するとともに、お留守番をさせるときの注意点などもお伝えします。

この記事のもくじ

子どものお留守番デビューは何歳から?


仕事だけでなく、親の通院や学校の保護者会など、子どもを連れて行けないシーンは多いものです。
短時間の買い物でも、できるなら子どもにお留守番を頼んでサッと済ませたい日もありますよね。
子どもは何歳からお留守番ができるのでしょうか?


子どものお留守番を規制する法律などはない


海外には子どもだけを家に残すことを違法とする国や地域もありますが、現在の日本には子どものお留守番に関する法律はありません。

家庭環境や地域性、子どもの性格や成熟度はさまざまなため、「初めてのお留守番」の年齢には年長から小学校高学年まで差があるのが現実です。

小1から徐々に任せていくのが一般的

お留守番をする年齢に制限やルールはありませんが、あまり低年齢では「ケガをしたとき」「地震が起きたとき」「訪問者が来たとき」などに正しい対応をするのは難しく、心配ですよね。

一般的には、小学校1年生からお留守番をさせることが多いようです。
学校の保護者会や個人面談では子どもを連れて行けないことが多く、お留守番デビューのきっかけになると考えられます。

共働き世帯では、学童が終わるのが両親の帰宅より早いケースや、希望者が多く学童に入れなかったケースもあるでしょう。
急な学級閉鎖で仕事を休めないこともあります。

まずは短い時間、少ない頻度から開始するのがおすすめ

やむを得ない状況を除き、お留守番は短い時間から試し、少しずつ時間を伸ばし頻度を上げるのがおすすめです。

自立心のある子どもでも、長時間のお留守番では心細くなるかもしれません。
「お留守番は怖い」という思いを植え付けないようにするためにも、30分~1時間程度から練習するとよいですね。

お留守番中の事故・防災対策は何がある?


子どもにお留守番をさせるにあたり、一番気を付けなければならないのが事故・防災対策です。
ケガをしないように、また地震などの災害が起きたときに1人でも最低限の対応ができるように、いくつかルールを決めておく必要があります。


キッチン使用のルールを決める


火や包丁など事故を招く危険性のあるキッチンの使用は、子どもの知識や年齢に合わせてルールを決めておきましょう。

例えば、火や包丁に慣れていない子どもには「キッチンには入らない」。
長時間お留守番をすることもあり、昼食を1人で食べることもある子どもには「電子レンジのみOK」など。

普段から子どもの様子を見て、どこまで1人で任せて大丈夫そうか判断してくださいね。

お風呂場の浴槽の水は抜いておく

水の事故を避けるためには、浴槽の水は念のため抜いておいたほうがベターです。

お風呂での事故は0~5歳頃までが多いため、小学生ならほぼ大丈夫と思いますよね。
ですが、きょうだいで遊んでいて下の子が溺れるケースも考えられます。
最初から水を抜いておくとよいでしょう。

緊急連絡カードを持たせる

地震などの災害時は、両親の職場の電話番号や携帯番号を教えていても、パニックでわからなくなることも考えられます。

連絡先を書いた「緊急連絡カード」をランドセルに入れておいたり連絡帳に貼っておいたりすると、すぐに確認できるのでおすすめです。
どうしてよいかわからないときも、学校の先生や警察官、市役所の職員などにカードを見せれば対応してもらえます。

アレルギーの有無や服用している薬の種類も書き込んでおけば安心です。

避難場所を確認しておく

お住まいの地域の避難場所を伝えておきましょう。
よく知っている学校や公民館であれば1人でも行けますが、あまり行く機会のない場所であれば、ときどき家族で訪れて確認しておくと安心です。

特定の避難所以外に家族の待ち合わせ場所を決めている場合も、普段から定期的に確認し、子どもに「何かあったらここでママかパパを待つ」という意識を持ってもらいましょう。

トラブルが発生したときの連絡方法を決める

災害以外にも、体調不良や家電の故障など、さまざまなトラブルを想定しておくことも大切です。
大人にとっては些細なことでも、子どもにとっては一大事なこともあります。
「何か困ったことがあったときの連絡方法」を決めておきましょう。

子どもにも可能な連絡方法は、以下のとおりです。

  • 固定電話の短縮ダイヤルに両親の携帯番号や職場の番号、親戚の番号を入れておく
  • 子どもに携帯電話を持たせ、連絡先を登録しておく
  • トーク機能のあるGPS端末を持たせる
  • あらかじめ相手に話を通しておき、近所に住む友達の親を頼るよう伝えておく

家庭でできる防犯対策


子どもにお留守番をさせるなら、家庭での防犯対策は必須です。
怖がらせすぎない程度に子どもに危機感を持たせ、ルールを守ってもらいましょう。


電話に出るときのルールを決める


固定電話がある家庭なら、電話が鳴ったときのルールを決めておきましょう。
万が一、犯罪者や不審者からの電話に出てしまい、子どもが1人で家にいることを悟られてしまうと危険です。

ナンバーディスプレイ機能があれば、登録されてある番号以外は出ない、家族以外の番号は出ないなどのルールが効果的。
または、留守電に設定しておき、メッセージを聞いて家族だと判断できたときだけ電話に出るといったルールでもよいでしょう。

子どもが携帯電話を持っている場合は、固定電話には出ないと決めてしまうのも1つの方法です。

来客があってもドアを開けない

たとえ相手が郵便局員や配達員を名乗っていたとしても、お留守番中はドアを開けてはいけないことを伝えておきましょう。

インターホンに出てしまうと家に1人でいることが相手にわかってしまうリスクがあります。
「ドアを開けない」だけでなく「インターホンには出ない」と決めておくほうが安心です。

防犯カメラやホームセキュリティを導入する

いざというときのことを考えると、防犯カメラやホームセキュリティの導入がおすすめです。
子どもが留守を装うルールを守ったことで逆に空き巣に狙われてしまうリスクはゼロではありません。

防犯カメラやホームセキュリティは、子どもがお留守番をしているときはもちろん、家族で出かけているときの防犯対策にもなります。

何かあってからでは遅いため、万全な対策をして子どもを守りましょう。


ルールを決めてお留守番を任せるようにしましょう!


子どもにお留守番をさせるときは、ルールを守ることで自分を守ることにつながることを伝えておきましょう。
また、子どもはいつかお留守番デビューをするものですが、何歳からできるのかは子どもの性格によって違います。
1人で残されることを不安に思うタイプの子どもには無理をさせず、短時間のお留守番を繰り返して慣れさせることから始めてくださいね。


ライター:あまね

チャイルドカウンセラーの資格を持つママライター。
HSC(ひといちばい敏感な子ども)の娘の心に寄り添うため、子ども認知行動療法やアートセラピーを勉強中。
目標は自分だけの仕事部屋を持つこと。


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