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粉、キューブ型、液体。 3つの形態で母乳育児を補う「明治ほほえみ」

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日本で粉ミルクが誕生して100年ちょっと。赤ちゃんにとって最良の栄養は母乳ですが、様々な理由で粉ミルクを利用している方は多く、出産準備のひとつとして用意する方もいます。そこで、粉ミルクのほか日本で唯一のキューブ型や、近年話題の液体ミルクなどを展開する明治に、ミルクについてのいろいろをお聞きしてきました。

この記事のもくじ

キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は、育児全般のお悩みを聞いてもらえる「赤ちゃん相談室」や、栄養士相談なども手がける明治の粉ミルクです。

缶入りの粉ミルクのほか、キューブ型や液体などがそろい、それぞれの生活スタイルに合わせた使い方ができそうです。

「明治ほほえみ」とは


母乳をお手本に6000人以上のママの母乳を分析し、進化してきた粉ミルク。現在は、粉の形態だけではなくキューブ型のほか、液体ミルクも登場。これまでに20万人以上の赤ちゃんの発育調査も行われている安心のミルクです。


「明治ほほえみ」についてお聞きしました!


お聞きした方:株式会社 明治 江原 秀晃さん

ママの味方として、母乳育児や混合授乳、育児の悩みや疑問に応える相談室も設置


ミルクには栄養面に加え、形状、梱包など様々な工夫が施されています。

-出産前や育児にまつわる悩み事などを相談できる「明治 赤ちゃん相談室」や、栄養士とお話しできる「明治 つながる栄養士」などを設けていますが、どのような相談が多いですか?
江原さん:出産前の妊娠期から出産後まで様々な相談が寄せられますが、母乳育児やミルク関連ですと妊娠後期の方からの出産準備に関するものですね。
一般的な粉ミルクですと当社の場合1缶800gと量が多く、開封後は1ヶ月以内に使い切る必要があります。母乳で十分な場合や、赤ちゃんが嫌がって飲まない可能性を考えると、最初から購入するのは経済的ではありません。その場合、小分けパックで賞味期限の長いキューブ型のミルク「らくらくキューブ」をおすすめすることもあります。

-出産後のお悩みでは、どのようなものがありますか?
江原さん:ミルクをあげる頻度のご相談が多いです。回数や量、どのくらいの時間を空ければいいかなど。母乳との混合授乳は、母乳の状態や赤ちゃん一人ひとりで違うので、状態をお聞きしてアドバイスします。また、母乳育児中の食事や栄養相談なども多く、栄養士や管理栄養士が対応しています。


母乳調査や発育調査でミルクの栄養を分析・設計


長年にわたって6000人分以上の母乳の調査や、ミルクを飲んで育った子どもたちの発育を調査。

-「ほほえみ」について教えてください
江原さん:弊社では1923年の発売以来、100年近くにわたり粉ミルクに関わってきました。その間「母乳調査」として、6000人以上のママたちの母乳を分析しています。母乳は食生活によって成分が変わるため、日本のメーカーとして日本に住むママたちの母乳の成分に少しでも近づけたミルクを目指しています。

-日本に住む人と外国に住む人の母乳には、どのような違いがあるのでしょうか
江原さん:日本では魚を食べる習慣があるので、欧米に住む人に比べDHAが多い特徴があります。以前から「ほほえみ」ではDHAとアラキドン酸を配合していましたが、現在はその量を母乳に含まれる範囲まで増やしています。

-そのほかに、明治ならではの取り組みはありますか?
江原さん:母乳で育った赤ちゃんとミルクを飲んで育った赤ちゃんが同じ成長をしているかの調査を続けています。この調査は45年ほど前から行っていて、これまでに延べ20万人以上を調査。変わりなく成長していることが調査でわかっています。
この調査で確認しているのは、月齢に応じた身長、体重、頭囲、栄養摂取の状態(摂取量)、1日の便の回数・硬さ・色・匂い、罹病傾向(風邪、下痢、湿疹、発熱の経験)などです。


ライフスタイルに合わせて選べる3種のミルク


粉ミルクを押し固めたものが「らくらくキューブ」。成分や製造工程は粉ミルクとまったく同じ。

-「ほほえみ」には粉ミルク、キューブ型、液体と3種類ありますが、それぞれについて教えてください
江原さん:粉ミルクとキューブは、形状は異なりますが原材料、栄養成分はまったく同じです。工場や製造工程も同じで、成形時に押し固めているだけ。余分な添加物もなく、固める工程で変質することもありません。

-「らくらくキューブ」の特徴はどのようなものでしょうか
江原さん:キューブは1個で40ml、1袋5個入りで200mlのミルクがつくれます。個体なので計量がいらず、粉がこぼれない点が特徴です。
特に夜中の授乳では眠くて、「粉だと何杯入れたかわからなくなる」「朝見たらテーブルが粉だらけ」といった声は多くありますが、キューブではそういう手間がありません。


 


-そのほかにはどのような利点がありますか?
江原さん:キューブは小分け包装なので未開封時で1年半もちます。母乳中心で育児をし、全体の使用量が少ない場合に対応できます。また、母乳を飲んだ後に少しだけ足りないといった“ちょい足し”に使っている人は多いようです。
一方で粉ミルクの利点はコスパの良さです。お出かけ時や夜中のミルクはキューブ、それ以外では母乳と粉ミルクなど、併用している人も多いです。
 


蓋は、片手で開け閉めでき、すり切りしやすいように工夫されています。


ローリングストックとして備える人も多い液体ミルク


そのまま飲める液体ミルク。製造工程が異なるため、ビタミンCやたんぱく質など一部の成分量が粉・キューブタイプと異なるものの、基本的な栄養設計は同等です。

-液体ミルクは災害時などに役立つと思いますが、缶から哺乳瓶に入れ替えて飲ませるのでしょうか
江原さん:基本的にはそうなります。ただそうすると液体ミルクの利便性が半減するため、弊社では缶に直接つけるアタッチメントを開発。ピジョンさんの「母乳実感」の乳首がセットできるようになりました。このアタッチメントは、液体ミルク6本パックセットに付けています。


 


-冬場などは冷たくて赤ちゃんが飲んでくれないことがあるようですが、温めることはできますか?
江原さん:温め方で弊社が推奨しているのは、衛生的なお湯で缶のまま湯煎する方法です。
なお、電子レンジでの温めは避けてください。缶のままはもちろん、器に移し替えるのもお控えください。電子レンジはその特性上、部分的に高温になることがあります。全体の温度表示が40度になっていたとしても、局所的に高温になっている可能性があり危険です。
屋外の場合、時間はかかりますが、使い捨てカイロなどで温める人もいらっしゃるようです。そのほか、寝るときに布団の中に入れておいて人肌に温める方法も、お客様の声で多く寄せられています。
 


アタッチメントは電子レンジ消毒が可能。現在、アタッチメントのみの販売はしていません。


 


味は、大人が飲んだ感覚では粉ミルクとまったく違うとのこと。江原さんが試飲したところ、「ほんのり甘くて美味しかった」そうです。

-温かくなくても赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか
江原さん:温めなくても、体重増加や消化など体に悪影響はありません。中には冷たいものを嫌がる赤ちゃんもいますので、赤ちゃんのお好みの温度で与えることをおすすめします。


必要な時に必要なものを使ってほしい


溶けやすい一方で輸送中にくずれない固さであることや、包装フィルムがクッションとなっていることなど、「らくらくキューブ」の工夫を語る江原さん。

-キッズアライズを見ているママやパパにメッセージをお願いします
江原さん:お客様の購入理由を調査で見ると、安全・安心・信頼というキーワードが上位に来ています。母乳調査や発育調査などを行っていることで、信頼をいただいていると感じています。
赤ちゃんにとって母乳が最良なのはもちろんですが、無理なく母乳育児を続けていくために、必要な方が必要なタイミングで、ライフスタイルに合ったものをお使いいただければと思います。


担当者に聞いた!「らくらくキューブ」の簡単な取り出し方&溶かし方





 


キッズアライズのまとめ


母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養源。しかし、体調の変化で母乳の出が悪くなることも。そんな時に赤ちゃんに母乳と変わらない栄養を与えるミルクは、母乳育児を支えてくれる強い味方でした。
「明治ほほえみ」公式サイト
 

☆イベント情報☆
7月1日(金)、7月2日(土)開催!子育てセミナー「もぐもぐ+あそぼ」

明治の栄養士とボーネルンドのプレイリーダーが本当に伝えたい、
子育てにおける「あそび」や「食べる」についてのお話や、子どもが楽しめるワークショップなどが盛りだくさん!
場所:六本木ヒルズ ヒルズカフェ
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ ヒルサイド2階

  • 参加には事前の申し込みが必要です(6月19日応募締め切り)。
  • 多数の応募があった場合は抽選となります。

 
【参加申し込みは終了しました】

イベントについて詳しくはこちら


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