最近話題の腸活。
腸内細菌のバランスを良くしようというものですが、実は腸内細菌の種類は2~6歳でほとんど決まってしまうということをご存知ですか?
今回は子ども向けの腸活のサプリメントである「kids base(キッズベース)」を販売するAuB株式会社に、子どもの腸活についてお聞きしました。
同社の代表はなんと元サッカー日本代表の鈴木啓太さん。
アスリートだからこそ体のケアに人一倍敏感だったことがわかります。
この記事のもくじ
キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は子どもの腸活に着目した「kids base」です。
大人向けの腸活情報は多々あれど、子ども向けの腸活のサプリメントはまだ少数。
サッと溶けて飲みやすい、子どもの健康を応援するサプリメントでした。
「kids base」とは
腸内細菌の中でも善玉菌と呼ばれる酪酸菌や乳酸菌、ビフィズス菌など約30種類の菌を独自にブレンドした菌素材「アスリート・ビオ・ミックス®」を配合した粉末食品。
2~6歳の幼児期の腸活をフォローします。
水にサッと溶け、無味無臭なのでどの料理、飲み物にも混ぜることができます。
「kids base」についてお聞きしました!
お聞きした方:AuB株式会社 代表 鈴木啓太さん、商品企画 山本大貴さん
2~6歳の幼児期に、腸内細菌の種類はほとんど決まる
――なぜ、子どもにも腸活が必要なんでしょうか?
鈴木さん:腸活ではたくさんの種類の良い菌を取り込んで、育てていくことが大切なのですが、実はこの腸内細菌の種類のバランスは2~6歳ころまでにほとんど決まってしまうと言われているんです。
大人になってからも腸内バランスを整えることはできますが、幼児期の大切な時期から質の良い菌を取り入れるチャンスがあるなら、やるべきだと思い、子ども向けの「kids base」を開発しました。
何より、子どものころから腸を意識してほしいという点も開発の大きな理由です。
――鈴木さんご自身、小さいころから腸の重要性に気づいていたとお聞きしました
鈴木さん:調理師をしていた母が、自身の経験や知識から「腸は大事よ」と私に教えてくれていたんです。
「今日はうんち出た? どんなだった?」などと聞いてくるので、答えるためには毎回自分の便を見ますよね。
すると、調子が良い時は臭くないとか、調子が悪いと便の色がいつもと違うとか、柔らかさが違うとか、気づくようになりまして。
自分なりの統計ができてきて、食べたものや体調と腸が直結していると思うようになり、自分でも気を付けるようになりました。
実際に、私がサッカー選手として16年間現役を続けてこられたのも、腸活を含めてトータルでケアをしてきたからだと思っています。
だからこそアスリートの腸内細菌は一般の人とは違うのではないかと思い、様々なアスリートのご協力をいただいて調べてみると、やはり違う点がある。
そうやって生まれたのが「aub BASE(オーブべース)」であり、少しでも早く腸活をしてほしいと生まれたのが「kids base」です。
サッと溶けて無味無臭だから手軽に続けられる
――「kids base」はどんな製品でしょうか?
山本さん:酪酸菌や乳酸菌、糖化菌、ヒト由来のビフィズス菌など約30種類の菌を配合した粉末状の食品ですが、子どもが嫌がらずに口にできるよう、そして飲みやすく、続けやすくするために、無味無臭でサッと溶ける点を追求しました。
目標はコップの水にサラサラと流し込んで、数回ゆするだけで溶けること。
試行錯誤を繰り返して実現した時は嬉しかったですね。
――おすすめの飲み方はありますか?
山本さん:無味無臭なので、本当に何にでも入れていただいて大丈夫です。
我が家には3歳の娘がおり、朝食はバタついていて、昼食は保育園で給食があるため、夕食の時に好きなものに入れています。
ただし調理中、特に加熱中の料理には入れないほうが良いかと思います。
「kids base」には生きている菌が入っているためです。
実際には、菌が死んでしまっても身体に有益とされているので絶対ダメというわけではないのですが、せっかくなら生きた状態で取り入れていただきたいです。
鈴木さん:うちは娘がもう小学校高学年と中学生なので、大人と同じカプセルを好きなタイミングで飲んでいます。
――ユーザーからの声で嬉しかったことはありますか?
山本さん:ユーザーからというか、私自身の経験なのですが、娘のオムツ交換の時に、臭いが気にならなくなりました。
同じような声は他のお客様からも届いています。
鈴木さん:トイレに行くこと自体を嫌がっていたお子さんが、嫌がらなくなったという声もいただいています。
アスリートの腸内を徹底して調べた研究結果が反映されたサプリ
――先ほどお話されていた、一般の人とアスリートとの腸内細菌の違いとはなんでしょうか
鈴木さん:運動を専門にしていない一般の方よりも、アスリートは菌の多様性が高く、なかでも腸の状態をバランス良く保つ役割がある酪酸菌を2倍以上多く保有していました。
私自身がサッカー選手だったことからアスリートの知り合いが多く、実際に彼らの協力を得て研究できたことは大きな強みだと思っています。
アスリートの疲労回復の早さなどの秘密は、体力や筋力だけではないのではと思っていたので、納得の結果でした。
健康の土台となる腸を幼児期から健やかに保つ
――毎日、トイレでチェックするだけでも腸活になりますか?
鈴木さん:それだけでも違うと思います。
ただ、腸内環境のバランスを良く保つためには、月30種類以上の食品から多様な菌をとり、月100種類以上の食材から菌のエサをとることをおすすめしているのですが、それってとても大変です。
普段の食生活でそれができれば良いのですが難しいですよね。
無理してママやパパの負担が増えてしまっては本末転倒です。
こういった補助的な食品など便利なものを活用してもらえるといいのではと思っています。
――キッズアライズを見ているママやパパにメッセージをお願いします
山本さん:パパやママをサポートするために弊社では、自社メディアなどでも情報を発信しています。
腸についてもっと知見を広めていきたいです。
現在、子ども向けは「kids base」のみですが、スープなどの商品開発も進んでいます。
好きな方法、より手軽な方法で腸活をしていただければと思います。
鈴木さん:私たちのミッションはすべての人をベストコンディションにすることです。
そのベースに、腸があると考えています。
腸の良い状態を目指すのは、いくつになってからでもやって損はありませんが、2~6歳までが大切だと言われている以上は、そこに何らかのアプローチをしたいと思っています。
とはいえ、大切なのは楽しい育児。
おすすめされることをすべてやるのは難しいでしょう。
忙しい日々だからこそ、このような食品などで補っていただければと思います。
まとめ
幼児期で腸内細菌の種類がほぼ決まってしまうのであれば、この時期にきちんとケアをしてあげたいもの。
「kids base」は、そんなママやパパを応援するサプリメントでした。