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コップ飲みはいつから練習する?練習のコツや進め方、コップ選びのポイントを解説!

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離乳食が始まると、子どもにコップ飲みを促してみようかと考える方は多いのではないでしょうか。
コップ飲みができるようになれば、子どものお世話もぐっと楽になるでしょう。
この記事では、コップ飲みの練習を始める時期の目安や、練習のコツ、進め方などを紹介します。
コップ飲みの練習について迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事のもくじ

コップ飲みの練習はいつからできる?


コップ飲みの練習はいつからできるのか、ママやパパは気になりますよね。
離乳食が始まるのが生後5カ月から6カ月ごろですから、そのころから飲み物にも気を配り始める方が多いのではないでしょうか。
マグや哺乳瓶で飲み物をあげていると、大人の手が必要ですし、後片付けも大変です。
子どもが自らコップで飲み物を飲めるようになるとずいぶん楽になります。


コップ飲みの練習を開始する目安


コップ飲みの練習を始める目安としては、次の2点が挙げられます。

  • 離乳食が順調に進んでいる
  • 生後11カ月を過ぎている

コップ飲みには手でコップを持つ、口にあてがう、傾けて飲むなどの動作が必要です。
手指の発達の目安として、生後11カ月ごろからコップ飲みの練習を始めるとよいでしょう。
また、離乳食が順調に進んでいるのかも1つの目安です。
離乳食を楽しんで食べていると、自然に口や唇の筋肉が発達し、コップ飲みがしやすくなるのです。

コップ飲みができるようになるのは1歳半ごろ

コップ飲みの練習は焦らずに、1歳半でできるようになるのを目安に進めていきましょう。
母子手帳の1歳半健診の項目に「コップ飲みができるか」が挙げられています。
しかし、1歳半になってコップ飲みができない、といって不安になる必要はありません。
子どもの成長や発達には個人差があります。
コップ飲みがまだできなくても、水分が摂れていれば大丈夫です。
焦らずコップ飲みの練習を進めていきましょう。

コップ飲みの練習4つのステップ


コップ飲みは段階を踏んで練習していきます。
コップで水分を摂るようになるまでは、子どもは離乳食の薄い味噌汁や果汁などで水分を摂取しています。
コップ飲みでは離乳食とは異なり、常温の麦茶や水、イオン水などを取り入れましょう。
それらの「飲み物」を、どのようなステップを踏んで飲めるようになるのか解説します。


ステップ①スプーンやれんげを使って飲ませる


まずは生後7~8カ月ごろから、スプーンやれんげを使って水分を飲む練習をしましょう
最初は液状の離乳食を使います。
液状の離乳食をのせたスプーンやれんげを下唇にあて、軽く口のなかに入れます。
口のなかで水分をすする動作ができるか観察し、徐々に慣れさせましょう。

ステップ②ママ・パパがコップを使う姿を見せる

子どもは大人をよく観察し、マネしようとします。
ママやパパがコップを使う姿を子どもに見せてあげましょう。
その際においしそうに飲む姿を見せてあげられると、子どもも興味を持ちます。
空のコップを子どもに渡して、飲むマネをしてもらってもいいですね。

ステップ③スパウトマグやストローマグを使ってみる

子どもが飲む動作に興味を持ち、スプーン飲みに慣れたら、スパウトマグやストローマグを取り入れましょう。
両側にハンドルがついた、持ちやすいタイプのものがおすすめです。
こぼれてもよいようにビニールシートを敷いたり、こぼした飲み物をすぐ拭けるように布巾を用意したりしておくと、ママやパパも安心です。

ステップ④コップを使って練習する

マグに慣れたらコップを取り入れましょう。
コップはマグとは違って蓋がないので、慣れるまではどうしてもこぼしてしまいます。
また、手が当たってコップが倒れたり、飲んでいる途中でコップが手から滑り落ちたりすることが想定されます。
飲み物がこぼれてもよい環境を整えておくのがおすすめです。

コップ飲みの練習をスムーズに進めるコツ


コップ飲みの練習をスムーズに進めるコツを3つ紹介します。
コップ飲みは子どもにとって新しい経験です。
練習が子どもの負担にならないようにコツをつかんでおきましょう。


子どもの機嫌がよいタイミングで練習を


コップ飲みの練習は子どもの機嫌がよいタイミングで進めましょう。
離乳食期の子どもはさまざまな理由でぐずったり、機嫌が悪かったりします。
コップ飲みは新しい経験ですから、機嫌がよくないと子どもも意欲的になれないかもしれません。
子どもの機嫌がよく、練習に興味を持てるタイミングで取り組むとよいでしょう。

お気に入りのコップで練習する

子どものお気に入りのコップで練習をするのもコツのひとつです。
子どもと一緒にコップを買いにいくのもいいですし、安いコップをいくつか買って、子どもにお気に入りを決めてもらってもいいでしょう。
コップそのものに愛着があると、子どもも意欲的に練習できます。

失敗しても叱らない、たくさん褒める

コップ飲みの練習を始めたら、積極的に子どもを褒めましょう。
コップが持てた、飲めた、という結果はもちろん、挑戦しようとした意欲も褒めてあげられるといいですね。

飲み物がこぼれた、コップを投げたなどの結果も、子どもにとっては新しい経験です。
見守る側としては掃除が大変なのでつい叱りたくなってしまいますが、子どもは悪いことをしているわけではありません。
コップを投げるのも興味があってやっているので、叱らずに対処しましょう。

浴室で練習すれば、こぼしても安心

子どもがこぼした飲み物を毎回掃除するのは大変ですよね。浴室での練習は、床や服がびしょびしょになるストレスがなく練習ができます。

お風呂のお湯は飲んでしまわないよう注意しながら、練習に疲れてしまった時のひとつの手段として試してみましょう。

コップを選ぶときに押さえておきたい4つのポイント


子どものコップを選ぶ際に押さえておきたい、4つのポイントを紹介します。
子どもにとってコップ飲みの練習が負担にならないか、ママやパパが余裕を持って練習に寄り添えるかが、コップ選びの大切なポイントです。


①ハンドル(取っ手)がついているなど持ちやすい形状になっているか?


コップはハンドル(取っ手)のついた、持ちやすい形状のものを選びましょう。
大人が使うようなハンドルのないコップは子どもの手で握るのは難しく、コップ飲みの練習には向きません。
ハンドルが両側についているコップだと、持ちやすく安定します。

②子どもにとって重くないか?

コップと飲み物の重さを手で支えるため、コップそのものが重いと子どもの負担になります。
コップは軽いものを選びましょう。
プラスチック製のコップは軽いうえに落としても破損しづらいため、おすすめです。

③洗いやすい形状になっているか?

ストローや蓋がついたコップは便利ですが、洗いやすい形状かどうかもチェックポイントです。
細かいパーツが洗えておらず、汚れやカビが付着していると子どもの体調に影響します。
衛生面を考えて、洗いやすいコップを選ぶようにしましょう。

④コップの中身の量がわかるようになっているか?

透明(半透明)の素材で目盛りつきなど、中身の量が分かる商品を選べば、飲めた分量が目に見えてわかるので、練習の進み具合や水分摂取量の把握にも役立つでしょう。

またコップ飲みは子どもにとって未知の体験ですから、いつ飲料が口元に届くか分からないとびっくりさせてしまうので中身が見えるとより安心です。

子どものペースに合わせて練習を進めていきましょう

コップ飲みの練習は、子どものペースに合わせて進めていきましょう。
「1歳半健診にできるかどうかの項目がある」「他の子はコップで上手に飲めている」、などの理由から、ママやパパは焦ってしまうかもしれません。
しかし、子どもの体や心の発達には個人差があります。
わが子が今、コップ飲みにどれだけ興味を示しているのか、理解して寄り添えるといいですね。

ライター:塚田萌

学童クラブで5年、保育園で3年勤務したのちにフリーのライターへ転身。
2人の子どもを育てている現役ママです。
Web媒体にて保育系コラム記事の執筆や漫画の編集をおこなっています。

参考:子ども家庭総合評価票 「記⼊のめやすと⼀覧表 」
参考:こども家庭庁 「母子健康手帳」P.32


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