会員登録(無料) ログイン

自分がしたことを「私じゃない」と嘘をつく

お気に入りに登録
会員限定

ちょっと目を離した隙に、子どもが物を壊したり倒したりして困ったことってありますよね。
しかも自分でやったことを「私(僕)じゃない」と言ってきかないと、ママやパパは、物を壊しただけでなく嘘をつかれたとショックを受けてしまいます。
なぜそんな見え透いた嘘をついてしまうのでしょうか。

なぜごまかすの? 嘘をつく子になってほしくない

なぜ子どもが突然嘘をつくようになってしまったのかとショックを受けて、「自分の育て方が悪かったのでは」と思い悩むママやパパもいるのではないでしょうか。

嘘が習慣化してしまうのはいけないと焦り、「自分のあやまちを認めて謝れる子になってほしい」と願うのは、親として自然なことです。
ですが、焦らなくても大丈夫。
まだ謝れない子と決めつけたりする段階ではありません。

3~6歳の子どもが、自分がやったことを「私(僕)じゃない」と言うのは、決して悪気はないのです。

子どもは大好きなママ(パパ)に「怒られたくない」だけ

子どもが自分のやったことを「私(僕)じゃない」と言うのは、自分のやったことが悪いと分かっていて、ママやパパに怒られると分かるからです。


この記事は会員限定(無料)です。

会員登録・ログインいただくと、
続きを全てお読みいただけます♪

会員になるとうれしいサービスがいっぱい

ポイントプログラム

プレゼント応募

お気に入り登録

パパやママが大切にしているものだったり、やってはいけないことをしてしまったりということを理解できているからこそ、咄嗟に「私(僕)じゃない」という言葉になってしまうのです。
また、この年齢の子どもは自分のやりたいことや欲しいもの、なりたいものを言葉にします。
事実では無いような話をすることもあるのです。
大人にとっては「嘘」として捉えられるような言葉がでてきます。

子どもの嘘を受け止めて安心させてあげることが大切

子どもが嘘をついたときは怒り、疑うのではなく、子どもの言葉をそのまま信じる姿勢を見せてあげることが大切です。
なぜなら3~6歳頃の子どもがつく嘘は、人を騙そうとするのではなく、自分を守るためのものだからです。
大人でも叱責から逃げたくなることはありますよね。

子どもの言葉を信じてあげたら、次は状況を確認しましょう。
壊してしまったものやこぼれてしまったものがあれば、まず子どもに怪我はないかの安全を確認し、守ることを優先してくださいね。
片付けはその後にしましょう。

ママやパパに信じてもらえた経験をした子どもは、自分から「本当は僕がやった」「よく考えたら私がやっちゃったのかも」と、ぽつぽつ話し始めることがあります。
そのときに「そうだったのね。ちゃんと話してくれてありがとう」と認めてあげることが大切です。
その経験が、次に安心して話せることにつながります。

パパやママの失敗談を話してあげるのもいいでしょう。
失敗しても間違ってもいいんだという気持ちになり、子どもは本当のことを話してくれるようになります。

逆に、自分の言った言葉を信じてもらえず「嘘をついたらダメ」と言われた子は、自分を悪い子だと思ってしまったり、「自分の言うことは信じてもらえないんだ」と思ってしまったりすることも。
「嘘」という言葉ではなく「間違えたね」などと声をかけて、自分の言葉の過ちに気付かせ、「驚いたね」「怖かったね」など、子どもの心の声を言葉にしてあげることも大切です。
ママやパパは子どもの嘘の背景にある気持ちを理解して、受け止めてあげてくださいね。

とは言え嘘を繰り返すときは叱ることも大事です。
叱るときは大きな声と怖い言葉は控え、目と目を合わせて真剣な表情で話すことで愛情も伝えてください。
ママやパパのいつもとは違う表情に子どもは敏感です
ママやパパが何を言いたいのか、何がダメなのか理解できるでしょう。

子どもが「怒られたくないから」と、とっさに嘘をつくことはよくあることです。
大切なのは、子どもの「怒られたくない」気持ちを理解して、ときには子どもの空想の世界に付き合ってみて下さい。
穏やかに子どもの言葉を受け入れてあげましょう。

 

監修:榎本可世子

第37期認定子育てアドバイザー(保育士、幼稚園教諭・元保育園園長、子育てアドバイザー養成講座講師)

文:あまね
イラスト:Ryoko Ishiyama

 



この記事のタグ:

【心理カウンセラー監修】子どもが爪を噛むのはなぜ?原因や対処法を解説!

子どもが爪を噛んでいるのを見ると、ママやパパは「汚いから早くやめさせなければ」と思いますよね。 子どもの爪噛みをやめさせるには、原因を理解し、時間をかけてじっくり向き合う必要があります。 今…

続きを読む

子どものお箸は何歳から練習する?練習開始の目安とやり方を解説!

「お箸の練習は何歳から始めればいい?」「どうやって教えたらいい?」と疑問に思ったことはありませんか。 保育園や幼稚園でお友達がお箸を使っている話を聞くと、そろそろわが子も練習させた方がよいのか…

続きを読む

【専門家監修】子どものアンガーマネジメント|感情コントロールの練習方法も解説

子どもが癇癪を起こし、手がつけられずに困った経験はありませんか。 感情を表現するのは悪いことではありませんが、社会生活の中では感情をコントロールすることも必要です。 今回は日本アンガーマネジ…

続きを読む

【助産師監修】卒乳のタイミングはいつ?授乳をやめる方法も解説

いつかは必ず訪れる卒乳のタイミング。親子にとって授乳は日常だからこそ、なるべく負担の少ないタイミングで卒乳したいですよね。 この記事では、赤ちゃんが自然に授乳をやめるのを待つだけでなく、母親か…

続きを読む

プレゼントあり

マザーズバッグの中身はどうする?新生児から1歳まで月齢に合わせてご紹介!

赤ちゃんが生まれたら、一緒にお出かけするのは楽しみのひとつでしょう。 赤ちゃんとのお出かけに持参するマザーズバッグには、どんなものを入れたらよいのでしょうか。 あったら安心なもの、荷物を減ら…

プレゼント応募期間 2024年2月15日(木)~ 2024年3月17日(日) ※終了しました

続きを読む

プレゼントあり

出産後に必要な手続きは?妊娠中に押さえたい手続きチェックリスト

出産後は赤ちゃんのお世話で忙しい中、必要な手続きもこなさなければなりません。 負担を少しでも減らすため、妊娠中から必要な手続きを確認し、できる準備を進めておきましょう。 今回は出産後に必要な…

プレゼント応募期間 2024年4月1日(月)~ 2024年4月30日(火) ※終了しました

続きを読む

プレゼントあり

わくわくで知的好奇心を引き出す キットとアプリのSTEAM教育プログラム「ワンダーボックス」

様々な自宅学習教材がありますが、どれが自分の子どもに合っているかわからない。勉強の押し付けではなく、自ら学ぶ子になってほしい。 そんな思いを抱えているなら、一度試してみたいのが、子どもの知的好…

プレゼント応募期間 2022年11月10日(木)~ 2022年12月2日(金) ※終了しました

続きを読む

赤ちゃんも、あなたも大切。 産後のママをケアするアプリ「mamaniere」

産後は赤ちゃんが中心の生活となり、出産という一大イベントを終えたママは自分の体を労わる時間すら無くなってしまいます。 そんなついつい後回しにしてしまいがちなママの体が、今どんな状態なのかを分析…

続きを読む

プレゼントあり

子どもの想像力と空間認識力を育む知育玩具「ピタゴラス」

遊びを通して子どもは様々なことを学んでいきます。 楽しむことが一番ですが、できれば長く遊べて、学習の助けにもなる良質なおもちゃを与えたいものですよね。 そんな願いを持つママやパパにおすす…

プレゼント応募期間 2023年1月27日(金)~ 2023年2月19日(日) ※終了しました

続きを読む

【前編】アレルギー対応食を謳わない料理を目指した アレルギーっ子も楽しめる、記念日のごちそうミールキット『matoil』

記念日に自宅でシェフのつくった完全オーダーメイドのごちそう料理が楽しめる。そんな特別感にプラスして、オーダーメイドだからこそ食物アレルギーにも対応したサービスで注目を集めているのが『matoil…

続きを読む

  • HOME
  • ALL
  • 自分がしたことを「私じゃない」と嘘をつく

サイト内検索

プレゼント付き記事はこちら

注目ワードで探す

対象年齢

カテゴリ

閉じる

ポイントをGETしました!

TOPページヘ

最新情報・プレゼント情報をGET

閉じる

ポイントをGETしました!

TOPページヘ

最新情報・プレゼント情報をGET

閉じる

ポイントをGETしました!

TOPページヘ

最新情報・プレゼント情報をGET

閉じる

ポイントをGETしました!

TOPページヘ

最新情報・プレゼント情報をGET

閉じる

ポイントをGETしました!

TOPページヘ

最新情報・プレゼント情報をGET

閉じる
閉じる

会員登録でもっと便利に! 「お気に入り機能」

登録した記事は、
ログイン後の
お気に入り」ボタンから見返せます♪

会員登録はこちら(無料) すでに会員の方はこちら