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子育てアドバイザーが紹介する、子どもの愛し方とは? Welcome to Kids’ Allies イベントレポート!

キッズアライズのオープニングPRイベントが、2021年12月19日に開催されました。
パパ&ママ代表ナビゲーターとして、グローバーさんと来夏さんにイベントのMCを務めていただきました!
イベント内の『子育てアドバイザーが紹介する、子どもの愛し方とは?』というテーマでは、地域の子育て支援施設のリーダーとして活動されています増本さおり先生にお話をお聞きしました。
言葉としぐさとスキンシップをテーマに子どもの年齢に合わせた子どもとの関わり方をご紹介します!

この記事のもくじ

 
増本 さおり さん

幼稚園教諭として7年勤務し、出産を機に退職。
2人の男児の子育てをしながら、教育カウンセラー・抱っこ法・子育てアドバイザー等を学び、地域の子育て支援に関わる。
現在、千葉市の子育て支援施設リーダーとして子育てアドバイザー活動中。

ひとつひとつが成長の証!子どもの気持ちを大事に見守ろう


イベント内の「たのしく知る学ぶ」のコーナーでは、幼稚園教諭、保育士、認定子育てアドバイザーの資格を持ち、地域の子育て支援施設のリーダーとして活動されています増本さおり先生に「子どもの愛し方とは?」というテーマでお話をお聞きしました。
子育てでよくみるシチュエーションのなかで、親としてどのような対応をとるとよいのか、お話をお聞きしました。
 


こんなときはどうしたらいい?子育てで迷うシチュエーションその1
おもちゃを貸してあげられなくても「わがまま」ではない



まず、最初のシチュエーションは「おもちゃの取り合い」。


例として2歳の男の子の場合が挙げられました。電車のおもちゃで遊んでいたところに友だちがやってきて、おもちゃの取り合いに。最後には大泣きしてしまいました。ママはとっさに「大変、うちの子がわがままを言っている」と思い、子どもに「半分貸してあげなさい、いじわるしちゃだめよ」と言ったという例。

思わず「よくある!」と頷いてしまうシチュエーションですよね。
来夏さんのお子さんは今まさに2歳。お友だちから借りたものを「わたしの!」と言って離さないと言います。


「他のお母さんの目もあるし…」と困っている様子。
グローバーさんも「子どもが泣いてしまうと親もパニックになってしまう」と頷きました。
2歳前後になると自己主張が強くなり、親にとっては悩ましい時期。子どもの気持ちよりも大人の事情で、他のママに配慮して注意してしまうこともありますよね。

こういったシチュエーションに親は困ってしまいますが、実は順調に成長している証明なのだと増本さんは言います。
わがままな行動をとるようになるのは成長過程において必要なこと。自我が芽生え自己を確立している証拠なのです。
他の子におもちゃを貸してあげられないのは、いじわるしているのではありません。自分でイメージを持って遊んでいるのです。
お友だちがおもちゃをほしがったとしても、すぐに注意するのではなくその世界を「守ってほしい」と増本さん。
 


ではどうすればいいのでしょうか?

取り合いになったお友だちに「いま遊んでるから、終わるまでもうちょっと待っててね。終わったら貸してあげるね」と子どもの気持ちを代弁してあげる。
そうすると、子どもは自分の気持ちを分かってもらえたと思い、愛情を感じて安心するのだそう。
これに「一緒になって伝えてあげるのか」と目から鱗が落ちたようなグローバーさん。
子どもがわがままを言うと、つい反射的に注意してしまいますが、心の成長にはぐっと我慢して見守ることが大事なのですね。

でもそんな対応をしていたらわがままな子に育ってしまわないか心配に思いますよね。増本さんは大丈夫だと続けます。
「そうやって自分の気持ちを大切にしてもらった経験を重ねていくと、相手を大切にできるようになるんです」。

相手にも、自分と同じように大事にされるべき気持ちがあると気が付き、自分の気持ちと折り合いをつけられるようになるのだそう。そして徐々に周りを気遣えるようになっていくのだと言います。
わがままを言っているように思えても、自然と周りを思いやる心も育てているということなんですね。

この話を聞いて、来夏さんも「見守るっていう気持ちを意識しながら、子どもに接していきたいと思いました」と深く頷いていました。
子どもの気持ちを大事にしていくことが、やがて優しい子に育つことに繋がっていくんですね。


こんなときはどうしたらいい?子育てで迷うシチュエーションその2
赤ちゃん返り



続いてのシチュエーションは「赤ちゃん返り」です。


3歳の女の子の例が出てきましたが、これがちょっと意外。
下に赤ちゃんが生まれ、お姉ちゃんになって嬉しいけれど、周りは赤ちゃんのお世話ばかりで寂しさを感じています。
そんな女の子をママが抱っこしようとしても、嫌がって甘えようとしないというのです。

「3歳になるとそんなふうに頑張っちゃうんだ」と驚くグローバーさん。来夏さんも「ママ、ママって泣いて離れなかったり、甘えたりして大変なイメージで、気を遣っちゃう子がいるんだと知らなかった」と意外そうです。


確かに赤ちゃん返りというと、一般的には甘えんぼになったり、パパ・ママの気を引こうとしたりすることをイメージしてしまいます。
しかし例の子は違います。自分はお姉ちゃんなんだから甘えるのはおかしいと自分に言い聞かせ、遠慮していたのです。
こういう子は手がかからず、ママとしてはありがたいと思ってしまいます。
 


では親としてどう接するべきでしょうか。

我慢できることはひとつの成長なので、お姉ちゃんとして頑張りたいという気持ちも、もちろん大事にしてあげるべきです。
しかし、本当は甘えたいという気持ちもあることにしっかりフォーカスしましょう。

愛情表現はスキンシップがとても大事。抱っこを嫌がっても抱っこしてあげてください。
「抱っこいや」なんて言われると戸惑ってしまうかもしれませんが「そんなこと言わないで、抱っこさせて」とお願いしてみましょう。
すると子どもの気持ちもゆるんで、素直に甘えたい気持ちが表現できるようになります。

赤ちゃん返りとは、状況が変わることで戸惑ったり不安を感じている状態。抱っこすることで大丈夫と安心させてあげましょう。
「体と一緒に心も抱っこ」するのです。なるほど!と思わずMCの2人もうなりました。


ひとりで抱え込まずキッズアライズを参考に


わがままや甘えたがる気持ちは、悪い気持ちではありません。それは子どもの素直な感情です。わがままもいいし甘えたいときは甘えさせてあげましょう。

「ひとつひとつが成長なんだと気づけました」と来夏さんが笑顔で言います。
「娘が3歳になるとそういう心も生まれるんだ、こういう成長の仕方をするのかと成長が楽しみになってきました」と勇気をもらったようでした。
 


 


キッズアライズのまとめ


子育てではどう対応したらいいか迷うシチュエーションばかり。また、1歳の差でどんどん子どもは成長します。
年齢によっても子どもへの対応は変わるのです。
ぜひ今回のことも参考にしてみてください。


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