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質問しすぎる

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子どもから矢継ぎ早に質問され、返答に困ったり、忙しくてつい「あとにして」と言ってしまったりすることは、多くのママやパパが経験することです。
「あれは何?」「これは何に使うの?」「どうして空は青いの?」などなど。
子どもからの終わらない質問には、どう対応したらよいのでしょうか?

忙しいのに、構わず質問攻め……。どこまで対応すべき?

子どもからの質問は、簡単に答えられるものもあれば、「月はどうして落ちてこないの?」のような、説明が難しく返答に困るものもありますよね。
かといって、子どもに「大人なのに答えられないんだ」とがっかりさせたくない気持ちもあるでしょう。
また、「性」や「生死」に関する質問は答えにくいもの。
はぐらかしたくなるかもしれませんが、そうすることで子どもの成長に影響が出ないかどうか少し心配です。
たとえ簡単な内容でも、忙しいときに立て続けに質問をされるとイライラしてしまうこともあるでしょう。

気になることは全部知りたい! 好奇心があふれる時期

3歳頃になると、「ことば」と「もの」が一致し始めます。
これまで見て、聞いてきたものが頭のなかでようやくつながりだす大切な時期です。


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そのため、好奇心があふれる年頃で、単純に「知りたい!」という気持ちでいっぱいなのです。
決して、ママやパパを困らせようとしているのではありません。
大人が困ったり嫌がったりするかどうかは、質問して大人の反応を見るまでは分からないのです。

今は学びの力を育む時期。丁寧に応えてあげて

3~6歳頃の子どもがする質問は、学ぼうとする力につながる尊重すべきもの。
はぐらかさず、丁寧に応えてあげることが大切です。

忙しいときに質問されたら、「今は手が離せないの、あとでね。待っててくれる?」と約束しましょう。
ただしその約束は必ず守り、できればその日のうちに時間を作って答えてあげましょう。
もしその答えが、ママやパパにも分からない場合には、正直に「分からないよ」と伝えても大丈夫です。
親は常に完璧である必要はありません。
逆に「なぜなんだろうね、あとで一緒に調べてみようね」と子どもの疑問に共感すると、「分からないことがあったら調べればいいんだ」と考えるようになります。
あとでスマホや図鑑などで子どもと一緒に調べて、学ぼうとする力を育てていきましょう。

性や生死に関わる質問は、「うまく説明できないから、ちゃんと調べてから教えるね」など、正直な気持ちを伝えるのがベスト。
大事なことだからこそ、はぐらかさず真剣に。
子どもも「大事なことなんだ」と感じ取るはずです。
答えにくい質問について教えるときは、図書館などに行って、絵本を活用するのもおすすめ。
一緒に読み合い、話し合う時間を取るとよいでしょう。

答え方や答える内容に正解はなく、ママやパパ、それぞれのやり方でも構いません。
年齢的に子どもには難しすぎると思ったら、ファンタジーな答えもアリ。
「月が落ちてこないのは風船みたいに軽いからかも」と夢を与えるのもよい回答でしょう。

矢継ぎ早に質問される場合は、「逆質問」も効果的。
ママやパパから、子どもが答えられる範囲の質問をしてみてください。
聞かれる側を体験させられます。
子どもが答えられたときは、自信にもつながるでしょう。

答えが見つかったときは、一緒に喜び、質問できたことを褒めてあげてください。
質問する、大人から答えをもらう(もしくは調べる)を積み重ねることで、好奇心が学びにつながります。

子どもの興味と丁寧に向き合って

子どもの質問攻めは、あふれる好奇心が言葉になったもの。
はぐらかさず丁寧に応えることで、「調べよう」「考えよう」とする力が身につきます。
年齢に合った対処の仕方で、学ぶ力を伸ばしてあげてくださいね。
 

監修:榎本可世子

第37期認定子育てアドバイザー(保育士、幼稚園教諭・元保育園園長、子育てアドバイザー養成講座講師)

文:あまね
イラスト:Ryoko Ishiyama
 



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