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赤ちゃんの温泉はいつからOK?持ち物リストと場所選びのコツ

赤ちゃん連れで温泉旅行に行きたいけれど、赤ちゃんがいつから温泉に入れるのか、入るときに注意することはあるかなど気になることも多いのではないでしょうか。

また、温泉は他の利用客もいる施設ですから、マナーや配慮についても調べておきたいですよね。
この記事では、赤ちゃんはいつから温泉に入れるのか、注意事項やマナー、場所選びのコツなどを解説します。

赤ちゃんとの温泉旅行の参考にしてください。

この記事のもくじ

赤ちゃんはいつから温泉に入れる?


赤ちゃんは、いつから温泉に入れるのでしょうか。
赤ちゃんと安全に温泉に入れるように、ここで基本の知識を確認しておきましょう。


温泉に入れる年齢に決まりはない


赤ちゃんが温泉に入るのに、いつからがよいという明確な決まりはありません。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ抵抗力が低く、細菌感染を防ぐ意味でも、温泉の利用は慎重に検討する必要があります。

特に生後1カ月までの新生児期は、大人と一緒に入浴するのを控えるのが通常です。

沐浴を卒業し、首が座ってからが安心

赤ちゃんの温泉デビューは、沐浴を卒業して首が座ってからが安心です。

沐浴は生後1カ月までを目安に行い、生後1カ月健診で医師からの許可が出たら、基本的には大人と一緒に湯船に入れるようになります。
ただし、湯船に大人と一緒に入れるようになっても、首が不安定だと入浴の際に十分に気をつける必要があります。

そのため、温泉は首が座ってから利用するほうがよいでしょう。

一般的に赤ちゃんの首が座るのは生後3~4カ月ごろです。

【こちらの記事も読まれています♪】
沐浴はいつまで?卒業のタイミング
赤ちゃんの首がすわるのはいつ?

大浴場はおむつが外れてからの利用がベスト

衛生面においても他の方への配慮の面でも、大浴場はおむつが取れてからのほうが安心でしょう。

さまざまな方が利用する大浴場の温泉は、多少の雑菌が混ざっているものです。
子どもに免疫力がしっかりついてからの利用をおすすめします。

また、おむつが取れるまでの間は、急に大浴場で粗相をしてしまう可能性もあるでしょう。

他の利用客への配慮も必要です。
赤ちゃんの大浴場の利用を歓迎している宿もありますから、温泉施設を探す際に確認しましょう。

【こちらの記事も読まれています♪】
おむつは何歳まで使う?卒業の目安

赤ちゃんと温泉旅行に行くときの持ち物リスト

ここでは、赤ちゃんと旅行に行くときの必需品や、あると便利な持ち物をご紹介します。

赤ちゃんと旅行に行く時の必需品

赤ちゃんとの旅行の必需品は以下になります。


(保険証、母子手帳、お薬手帳、着替え(日数分×2セット)、おむつ、おしりふき、おむつ替えシート(大判)、ベビーカー、抱っこ紐やスリング、マグ(水分補給用)、哺乳瓶、粉ミルク、水筒(お湯)、授乳ケープ、スタイ+お食事エプロン、ガーゼ+タオル類、赤ちゃん用パジャマ、赤ちゃん用歯ブラシ、臭わないタイプのビニール袋、お気に入りのおもちゃ、おやつ、除菌グッズ、ティッシュ、ウェットティッシュ、チャイルドシート(車の場合))

 
また、入浴時には以下のことにも気を付けましょう。



替えのおむつ・着替え 手早く着替えができるように準備しておきましょう。
ベビー用シャンプー・ボディソープ 温泉にあるシャンプー等は、赤ちゃんには刺激が強いことも。普段から使用しているものを持参しましょう。
ベビー用保湿クリーム 温泉入浴後の保湿も忘れずに行いましょう。
床に敷くバスタオル 床にバスタオルを敷き、着替えさせることも。大判のタオルを持って行きましょう。
バスチェア 宿にない場合は、空気で膨らむタイプのものが便利

温泉を利用するときの場所選びのコツ


ここでは、赤ちゃんとの快適な温泉旅行をするための場所選びのコツを紹介します。

ポイントを押さえて、あらかじめ確認や準備をしておきましょう。


場所選びのコツ①客室にお風呂がついている宿


客室にお風呂がついている宿なら、他の利用客を気にする必要がありません。

入浴準備や入浴後の着替えなども客室内で済ませられるため、赤ちゃんと一緒でも落ち着いて対応できます。

ママとパパが交代で赤ちゃんを見守りながら温泉に入れば、ゆっくり過ごせますよ。

場所選びのコツ②家族風呂や貸切風呂がある宿

家族風呂や貸切風呂がある宿も、赤ちゃん連れにおすすめです。

他の利用客と一緒に温泉に浸からないため、家族でゆっくり過ごせるでしょう。

また、家族風呂や貸切風呂は定期的に清掃され、温泉が清潔に保たれているケースが多い点も赤ちゃん連れに向いています。

場所選びのコツ③日帰り温泉なら予約できる休憩室がある施設

お座敷タイプで体を休められる休憩室があれば、湯上りの赤ちゃんを寝かせられるのでありがたいですね。

しかし、時間帯や曜日によっては休憩室が混んでしまい、赤ちゃんを寝かせづらいことも想定されます。

休憩室の予約は必ず取っておきましょう。

赤ちゃんを温泉に入れるときの注意事項


ここでは、赤ちゃんを温泉に入れるときの注意事項を5つ紹介します。
赤ちゃんの安全を守りながら、周りの人にも配慮して温泉を利用しましょう。


注意事項①入浴制限の有無を事前に確認する


温泉によっては、「何歳から」「おむつが取れてから」など、乳幼児の利用制限をしているケースがあります。

大きな理由としては、排泄をコントロールできない年齢だと温泉のなかでおしっこやうんちをしてしまう可能性があるためです。

予約時に必ず入浴制限がないか確認するようにしましょう。

注意事項②温泉の泉質を調べておく

赤ちゃんの肌はデリケートなため、肌トラブルが起きる可能性もあります。

赤ちゃんと入るなら単純泉と呼ばれる、肌に刺激が少ないタイプの温泉がおすすめ。

泉質についてわからない、不安があるなどの場合は温泉施設に問い合わせをするのも1つの手です。

注意事項③トイレ、水分補給を済ませてから入浴させる

赤ちゃんと温泉に入る際は、事前にトイレと水分補給を済ませておきましょう。

入浴中におしっこやうんちをすると、宿に大きな迷惑がかかります。
赤ちゃんはまだ排泄のリズムが一定ではないので、排泄した後のほうが安心です。

また、温泉では汗をかきやすくなります。

水分補給をしっかりして、脱水に気をつける必要があります。

注意事項④お湯の温度を確認してから入浴させる

温泉は温度を確認してから入浴しましょう。

赤ちゃんの沐浴には38~40℃のお湯が推奨されており、それより熱いとやけどしてしまう場合があります。

温泉に温度計や温度表示がない場合は、温泉施設に確認してもよいでしょう。

手で触って熱く感じる場合は、赤ちゃんと一緒に入るのは控え、備えつけのベビーバスなどがあれば、そこに適温にした湯を張ってつからせるなどの工夫が必要です。

注意事項⑤長湯はせず、のぼせないように気をつける

赤ちゃんと温泉に入る際は、長湯をしないよう注意しましょう。

温泉にゆっくり浸かりたいと考えるママやパパもいるかもしれません。

しかし、長湯をすると赤ちゃんの体の負担となる場合があります。
赤ちゃんにとって、お風呂はあくまで体を清潔に保つためのものです。

温泉は数分で出るくらいがよいでしょう。

事前準備をしっかりして赤ちゃんとの温泉を楽しみましょう!


赤ちゃんと温泉を楽しむなら、しっかり事前準備をしましょう。
予約する宿泊施設の下調べ、バスグッズの用意など、やることがたくさんあると感じられるかもしれません。
しかし、ママやパパにとっても赤ちゃんとの旅行は貴重な思い出になるはずです。赤ちゃんと楽しく温泉を利用できるとよいですね。
 

【赤ちゃんのお出かけに関する記事はこちら!】
赤ちゃん連れ旅行はいつから?旅先を選ぶポイント
赤ちゃんのプールはいつからOK?
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ライター:塚田萌

学童クラブで5年、保育園で3年勤務したのちにフリーのライターへ転身。
2人の子どもを育てている現役ママです。
Web媒体にて保育系コラム記事の執筆や漫画の編集をおこなっています。


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