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子どもの「残さず食べた!」を応援する フタが保冷剤になるお弁当箱「mii」

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子どもが持って行くお弁当、出先ではどこに置いておくんだろう。
気温が上がる季節が近づくと、食べるまでの保管状態が気になるママやパパは多いのではないでしょうか。
お弁当は、食べる量に配慮して残さないようにする工夫も必要ですし、気温が上がり始める時期からの食中毒対策もしなくてはなりません。
そんなママやパパに教えたいのが、フタが保冷剤になるお弁当箱「mii」です。
どんなお弁当箱なのか、詳しくお聞きしました。

この記事のもくじ

キッズアライズ編集部が気になるベビー・キッズ関連サービスをご紹介。
今回は、フタが保冷剤になるという画期的なお弁当箱「mii」です。
なぜフタが保冷剤になるのか。どんなお弁当箱なのか。
保冷のポイントのほか、子ども用のお弁当箱ならではの工夫などをインタビュー。
「mii」は、子どもの「できた!」を応援するお弁当箱でした。


miiとは


プラスチック製の食器などを製造販売する三好製作所による子ども向けお弁当箱。
フタの中に保冷剤が入っており、フタごと一晩凍らせることでフタが保冷剤代わりになる「GEL-COOL」ブランドの子ども向けラインナップです。
本体容器は1色(イエロー)。フタは3色(グリーン、ブルー、ピンク)あり、好きな組み合わせで購入が可能。
フタと同色のカトラリー(スプーン、フォーク、箸)と、保冷効果をより高める保冷バッグもあります。


「mii」についてお聞きしました!


お聞きした方:株式会社三好製作所 営業部 企画室 室長 小川滝平さん


フタが保冷剤だから、転がってズレたり、破れたりする心配なし


「mii」の企画開発を担当した小川さん。自分の子どもにも試してもらいながら開発をしたそうです。

――お弁当箱のフタが保冷剤になる。画期的ですが、保冷剤を添えるだけとの違いは何でしょうか

小川さん:冷気は下に降りていくので上から冷やしたほうが効率が良く、より長く低温を保つことができます。
保冷剤を既存のお弁当箱にのせてバンドなどで止めても良いのですが、ズレやすく横に落ちてお弁当の片側の側面だけが冷えてしまうといったことも起こりやすいですよね。
また、案外破れやすいという保冷剤の難点もカバーできます。

フタが保冷剤代わりになる仕組みは、フタの中が空洞になっていて、そこに保冷剤が入っていることです。
フタを冷凍庫で一晩冷やせば、概ね4時間ほどは保冷効果がキープ※できます。


※同社による保冷効果比較試験にて、外気35度の環境下で5度のゼリー(315g)を入れた弁当箱を保冷バッグに入れた状態でゼリーの温度変化を測定した結果、240分まで約15度以下をキープ。
 


フタの留め具は子どもでも簡単に開けることができる一方で、汁漏れをしない絶妙なかたさ。

――冷凍・解凍を繰り返しますが、プラスチックの劣化などは大丈夫でしょうか

小川さん:元々、GEL-COOLというブランドで17年ほど前から販売しているシリーズの子ども向けお弁当箱になります。
GEL-COOLで劣化したという報告はなく、15年以上使っているといったお声もある製品
その点は大丈夫かと思います。

ただ、フタのみ電子レンジや食洗器の利用ができませんので、そこはご注意いただきたい点です。
 

――子ども向けですが、とてもシンプルなデザインですね

小川さん:子ども向けだからといって、キャラクターものにはしたくなかったんです。
その代わりに色味にはとても気を使いました。
お弁当箱を男の子にも女の子にも人気の黄色にする一方で、フタを3色用意し、組み合わせを変えて好きな色を選べるようにしました。
 


残さず食べてもらうためには、集中を切らせない食べやすさも大事


表面は、傷がつきにくい特許技術のラクシボ加工。汚れは傷に溜まりやすいため衛生面で安心です。

――お弁当箱は保育園の監修を受けているそうですね。子ども用ならではの工夫はありますか?

小川さん:まずは子どもたちに「お弁当を完食した!」という体験をしてもらいたいと思いました。
そこでお付き合いのあった保育園に子どもの食事事情についてお聞きしたところ、子どもは長い時間、食べることに集中するのが難しいと教えていただきました。
でも、好きなものがあると集中して食べることができるそうで、お弁当には子どもの好きなものをたくさん入れて、苦手なものは少量にすると良いことがわかりました。
そこで、miiでは中子(なかご)と呼ばれる内容器の大きさを変えて、量を調整できるようにしました。
 


深さの異なる中子。内容量は左130ml、右150ml。中子なしの場合のお弁当箱全容量は430ml。食べる量に合わせることができます。

――パッと見た目には同じ大きさに見えますね

小川さん:実は深さが違います。
深さを変えていますが、お弁当箱の縁にひっかかる構造になっているため、上から見たときには同じ大きさ、深さの中子に見えるんですよ。
浅いほうは、いっぱい入っているように見えても、もう1つより容量が小さく、たとえば苦手なものが入っていても見た目以上に量が少ないので食べきることができます。
深いほうは逆にたくさん入っているので、好きなものを満足感を持って食べることができます。
好きなものも苦手なものも、きちんと食べきることで達成感があります。

そして、もう少し成長して食べる量が増えてきたら、中子を外せば全体の量が増やせるので、大きくなっても使い続けることができます。
 


カトラリーにも食べやすくなる工夫がいっぱい。


中子、カトラリー、保冷バッグなど、すべてに子どものお弁当事情を応援する工夫が詰まっています。

――集中力や食べ残ししない達成感は、保育士ならではの視点ですね

小川さん:他にも、ご飯粒などを残さずきれいに食べる満足を得るためには、カトラリーにも工夫が必要とアドバイスをいただきました。

たとえば、スプーンの先端は丸くせずに平らにしています。
また、お弁当箱の側面に合う形でもあるので、端っこに逃げてしまったご飯粒などがすくいやすくなっています。

フォークも、安全に配慮しながらも先端をできるだけ細くして、トマトなどを刺しやすく、取りやすくしました。
 


PBT樹脂を使用し、軽さと強度に配慮。絶妙な先端の強さを実現したフォークは、かためのものでもサクッと刺すことができます。

――食事に集中させるためにも、食べやすさはとても大切なんですね

小川さん:そうですね。
カトラリーは子どもが持っても重すぎないよう、軽さが特徴のプラスチック樹脂を使っているので、実は先端をとがらせたときの強度調整が難しく、何度も試作を繰り返しました。
 


プラスチック樹脂製のカトラリー。フォークやスプーンは先端がテーブルに接しないようカーブを付け、衛生面に配慮。


毎日のお弁当作りをサポート


「水筒などお弁当周りのアイテムを増やしていきたい」と次のラインナップ構想を語る小川さん。

――キッズアライズを見ているママやパパにメッセージをお願いします

小川さん:お弁当は毎日作るとなると大変です。
見栄えや食べられる量、食中毒対策など考えなければならないことはたくさんあります。
だからこそ、冷食や出来合いものをうまく活用して良いと思います。
「mii」を使うことで、ストレスのいくつかが減ると嬉しいです。

それに、作る側は大変とは言え、子どもにとってお弁当は楽しいもの。
おうちでも、お弁当箱に普段のご飯とおかずを詰めるだけでわくわくします。
それをベランダで食べるだけでも楽しいですよね。
保冷は「mii」がお手伝いします。
少しでも負担を減らしたお弁当作りを応援したいです。


親子に優しいお弁当箱


これまで家庭の中にいた「私(ミー)」が幼稚園や保育園などの社会に出て「私・愛(i)」が増えていく。
そんな意味を込めた「mii」は、子どもが楽しくご飯を食べられると同時に、日々のお弁当作りのストレスを軽減させてくれるお弁当箱でもありました。
 
 



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