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【体験談】3人きょうだい育児!わが家が実践する上の子へのフォロー

8歳の男女の双子と3歳の男の子を育てるママライター、山村智子です。

きょうだいが3人いると、ママを取り合ったりケンカが絶えなかったり、日々頭を悩ませることも。

そんなきょうだい育児のなかで、私が感じたことや心がけていることをご紹介します。

この記事のもくじ

下の子が産まれて変わったこと

わが家の場合は上の子と下の子の年齢が4歳離れていることも功を奏したのか、上の子の赤ちゃん返りはありませんでした。

そのため下の子が産まれてからも、上の子たちは常に「可愛い弟」として見守ってくれ、良好なきょうだい関係に私は安心しました。

赤ちゃん返りはないけれど、毎日のケンカが勃発

赤ちゃん返りはありませんでしたが、成長とともに長男と次男は毎日のようにケンカするようになりました。

長女は弟とおもちゃの取り合いになりそうになるとすぐに譲ってあげることができますが、長男は譲ることができません。
同じレベルで張り合ってケンカすることがたびたびです。

長男と次男のきょうだいゲンカにどう対応する?


長男と次男がケンカをしたときの対応は悩みの一つです。


どうしても我慢が増える長男


下の子はまだ感情のコントロールがうまくできないので、長男と次男がケンカをしたとき、どうしても長男に我慢してもらいがち。

しかし、長男にも言い分や自分に味方してほしい気持ちがあることも分かっているのでアフターフォローは欠かしません。
次男がいないときに抱っこしたり、ほめたりするなどして、「あなたのことも見ているよ」と伝えるようにしています。

叱るときは平等に

ケンカが勃発したときは、力も強く、知恵もある長男を真っ先に叱ってしまいがちです。

しかしよく話を聞いてみると、下の子が悪いこともしばしば……。そういうときは次男に対しても、「ダメなことはやってはダメ」としっかり叱る必要があると考えています。

「小さいから」といって許されるのではなく、悪いことをしたら下の子でも平等に叱られることを上の子にもきちんと見せるようにしています。

いつも遠慮しがちな長女への関わり方


わが家の長男・次男は甘えん坊なので、いつもママに甘えにきます。

そのため長女はママに甘えるのを遠慮して、パパに甘えに行くのがいつものパターンです。


ふたりだけのお出かけなど、女子時間を楽しむ


そんな遠慮がちな長女ですが、本当はママにも甘えたい気持ちがあるのを分かっているので、パパがいる休日は娘とふたりで出かける時間を持つようにしています。

パパが電車好きの長男+次男を「電車に乗る旅」に連れ出してくれるので、その間ママと長女は一緒にスイーツを食べたり、買い物に行ったり、おうちでゲームをしたりと、母娘の時間を満喫。

また、娘だけが通う習い事の送迎の時間はふたりきりになれるので、そういった細かい時間をみつけては落ち着いて会話をしたり、お菓子を買ってあげたりして特別感を持たせるようにしています。
ママとふたりきりの時間を過ごして、娘も満足してくれているようです。

「一人っ子がよかった」という娘への声掛け

きょうだいに遊びを邪魔されたり、ママを取られたりして、「一人っ子だったらよかったのに」と娘が言ったことがありました。

そのとき私は、「一人っ子だったら全部ほしいものを独り占めできて自由かもしれないけれど、その分、遊び相手がいなくてつまらなく感じることもあると思うよ。
ママは人数が多いほうがにぎやかで楽しいなと思っているし、もし家族につらいことや大変なことがあっても、3人いれば助けあって乗り越えられると思うな」と、きょうだいがいる楽しさを改めて伝えました。

「ママを独り占めしたい!」に応える方法



子どもが3人いると、「ママの隣で寝る!」「ママと2人きりでお風呂に入りたい!」など、ママを独占するためのケンカが起きることがあります。

そのなかで私が実践してきた対処法をご紹介します。
下の子が産まれる前は、寝るときは双子に挟まれて真ん中で寝ていました。ですがどちらかのほうを向くと、「こっちを向いて!」とケンカになるので、どちらを向くこともなく常にあおむけで寝るように工夫。

下の子が産まれたあとは、ママの隣は下の子に譲って争うことは少なくなりましたが、いまでも「〇〇(下の子)はいいなぁ~、いつもママと一緒に寝られて」と上の子が言うことも。そんなときは、下の子に添い寝したあとに上の子の隣で寝るなど、できるだけ要望に応えるようにしています。

「下の子ファーストになりすぎないよう上の子への接し方にも気を付けよう」と心がけていますが、理想通りにできないことも多々あります。


双子+末っ子のおさがり事情|男女混合でも困らない理由

わが家の双子は小さいころから、シンプルなデザインのトレーナーやTシャツなど、男女どちらでも着られるような洋服を揃えてきました。

そのため弟が産まれたあとも、おさがりの男女兼用の服が2着ずつあるため、洋服に困ることはあまりありません。

しかし娘が5歳くらいになってからは女の子らしいデザインの服が増えたので、現在はおさがり用に、長男の服だけを残すようにしています。

上の子があまり着てくれなかった洋服を下の子が着てくれると嬉しいですし、上の子が愛用していた服を下の子が着ると、懐かしさとともに上の子とは違った新鮮さも感じます。

ケンカもするけれど、お互いがなくてはならない存在



子育てをするなかできょうだいが多いとケンカも多くなり、大変なことはあるでしょう。

私自身も3人きょうだいで育ったので、子どもながらにその大変さは経験してきました。

一方で、きょうだいがいると遊び相手になったり、お互いを助け合ったりすることもできます。

3人で仲よく遊んでいたり、楽しいこと・嬉しいことを共有しあったりしている姿を見ると、私も親として幸せです。
この子たちが大人になったときに、「3人きょうだいでよかった!」と思えるように、これからも仲よく3人一緒に育ってくれるといいなと願います。


ライター:山村智子

男女双子と男の子の3児の母。
ドタバタ育児の合間にライターをしています。
せっかちでおっちょこちょいな性格なので失敗も多いですが、目標は「肝っ玉母ちゃん」。
笑って過ごす日々を心がけています。


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