小学生はゲームやスマホが大好きですが、長時間は避けたいもの。
そこで、今回の記事は小学生向けに、さまざまなシチュエーションで、道具なしでも楽しめる室内遊びを紹介します。
この記事のもくじ
【2人でできる】道具なしの室内遊び
家の中はもちろん、旅行の移動時間や病院の待ち時間など、親子2人で室内で過ごすシーンは意外と多いもの。
おうち時間はもちろん、外出先で子どもが飽きてしまったときにも役立つ、2人でできる室内遊びを4つご紹介します。
制限付きしりとり
小学生になるとしりとりにも飽きてくるかもしれません。そんなときにおすすめなのが、制限付きしりとりです。
たとえば時間や文字数・テーマなど、しりとりに何かの制限を加えて難易度を高めます。
「30秒以内に答える」「4文字の言葉」「カタカナの言葉」「食べ物の名前だけ」など、制限付きでしりとりをすれば、いつもと違った楽しみ方ができます。
指すま
テレビ番組の影響で「指すま」という名称が定着しましたが、「いっせーのーせ」「いっせーのーで」などいろいろな呼び方があります。
「指すま」は、2人でもできるおすすめの遊びです。まず、2人で向かい合い、親指を上に両手をグーにします。
順番に「指すま、〇!」(または「いっせーのーで、〇!」)のかけ声と合わせて0〜4の数字を言い、好きな数だけ親指を立てます。
2人が立てた親指の合計数と、言った数字が同じなら当たり。当たった人は、片方の手を下げます。これを繰り返して、先に両方の手を下げた人が勝ちです。
30を言ったら負けゲーム
相手に30と言わせるように、2人で順番に数字を数えていくゲームです。
1回につき、3つ以内の数字を言うことができます。数字を言いながら相手と駆け引きをするのが面白く、勝っても負けても何度でもやりたくなることでしょう。
意思疎通ゲーム
何かお題を決めて、2人の答えを合わせるゲーム。「好きなケーキは?」「緑の野菜と言えば?」などお題を決め、答えが揃うのを目指します。
揃わなくても、相手の意外な答えに盛り上がります。答えが揃ったときは、お題を考えた人が1点もらえるなどのルールを追加してもよいですね。
【3~5人】道具なしの室内遊び
3~5人で夢中になれる、道具不要の室内遊びを4つご紹介します。
震源地ゲーム
4人以上で集まり、鬼と震源地役を各1人決めます。鬼を囲んで円を作り、鬼以外は震源地役の動きを見ながらそのポーズを真似します。
震源地役はタイミングを見て少しずつ動きを変え、鬼はいろいろなポーズをする全員を見て、震源地が誰なのかを当てるゲームです。
震源地役は「いつ動きを変えるか」というスリルを味わえ、鬼役は全員の様子をうかがう鋭い観察力が必要になります。周りの人がいかに自然に真似できるかが、勝負の分かれ目。ハラハラドキドキの連帯感が味わえます。
マジカルバナナ
リズムに合わせて言葉を繋ぐ、世代を超えて親しまれている連想ゲームです。
全員で手拍子をしながら、「マジカルバナナ!」の合図で始め、 前の人が言った言葉から連想するものを、リズムに合わせて答えます(例:「バナナと言ったら黄色」「黄色と言ったらレモン」など)。
テンポを崩さずに、次々と連想を繋げていきましょう。 リズムに乗れなかったり、連想が止まったりした人が負けです。リズム感や発想力、瞬発力なども鍛えられますよ。
たけのこニョッキ
お互いの空気を読み合う「一瞬の判断力」が試される、シンプルながら奥が深いゲームです。
全員で円になり、合掌のポーズで「たけのこ、たけのこ、ニョッキッキ!」と声を合わせたあと、誰からともなく「1ニョッキ!」「2ニョッキ!」と、数字を言いながら両手を上に突き上げます。
数字の1から順に宣言していきますが、 ほかの人と「〇ニョッキ!」が被ってしまったり、最後まで残ってしまったりした人が負けです。
「次はOKかな?」と、周りの様子をうかがうハラハラ感がこのゲームの魅力。事前の打ち合わせなしでピタリと数字が繋がった瞬間は、格別の一体感を味わえます。
ジェスチャーゲーム
言葉を使わず、体ひとつでお題を伝える「表現力」のゲームです。 出題者は「お題」を声を出さずに身振り手振りだけで表現し、正解が出たら出題者を交代します。
ポイント制にして順位を競ったり、チーム対抗戦にしたりするとさらに熱中できます。
【大人数】道具なしの室内遊び
大人数で楽しめるゲームを3つご紹介します。ある程度の広さが必要なゲームもありますので、安全なスペースを確保したうえで楽しみましょう。
じゃんけん列車
BGMを流して各自で自由に歩き回り、音楽が止まったら、近くにいる人とじゃんけんをします。
負けた人は、勝った人の肩に手を置いて後ろに連結。これを繰り返し、列(先頭の人)同士がじゃんけんをして、どんどん長い列車を作っていきます。最後まで負けなかった人がチャンピオンです。
ワードウルフ
「少数派(ワードウルフ)」を当てる心理ゲームです。全員にこっそりとお題を書いた紙を配ります。
たとえば、お題が「うどん」なら、1枚だけ「そば」のように似たジャンルが書かれた紙を混ぜておきます。自分がどちらかわからない状態でお題について話して、周囲とズレた発言をしている「ウルフ」を探すゲームです。
会話のあとに投票を行い、ワードウルフに投票した人が多ければワードウルフの負け。反対に、上手く騙せたらワードウルフの勝ちです。
猛獣狩りにいこうよ
リーダーのかけ声に合わせて、指定された文字数の仲間を見つける「合流ゲーム」です。
リーダー(1人)が前に立ち、リズムに合わせて「猛獣狩りにいこうよ!」「鉄砲だって持ってるもん!」とお決まりのフレーズを叫び、周りの人はリーダーの動きとポーズを全力で真似します。
最後にリーダーが猛獣の名前を言うので、その動物の文字数と同じ人数で素早くグループを作り(「ライオン」なら4文字なので4人組など)、その場でしゃがみます。
指定の人数で集まれなかった人が、次のリーダーになったり、「罰ゲーム」を受けたりすることもあります。
小学生の室内遊びを盛り上げるコツ
室内遊びは、家族や友だちとの絆を深めるだけでなく、考える力やコミュニケーション能力を育むよい機会になるでしょう。
とはいえ、負けて悔しくて泣き出したり、勝ちにこだわりすぎて雰囲気がピリついたりするのも子どもにはよくあること。
ここでは、みんなが笑顔で盛り上がるための「3つのコツ」を解説します。
場の空気を盛り上げる声かけをする
大人が「いい勝負だね!」「次こそチャンスだよ!」などと場を活気づければ、子どもたちのボルテージも高まりやすくなります。
また、なかなか勝てない子には「今の動き、かっこよかったよ!」と結果だけでなく「過程」を認め、負けて悔しそうな子には「その悔しさが次を強くするね」と心に寄り添いましょう。
賞品や罰ゲームを用意する
小さな「ご褒美」や、クスッと笑える「罰ゲーム」を用意すると、子どもたちも張り切りやすくなります。
賞品だけでなく、「お風呂上がりのアイス優先権」など、日常の中の「特別感」をご褒美にしてもよいでしょう。また、罰ゲームは「動物の真似をする」など、本人も周りも思わず笑ってしまうような軽い内容にするのがコツです。
ルール説明はわかりやすく伝える
ルールがわからないと、楽しむことはできません。言葉で伝えるだけではなく「お手本を見せる」「一緒にやってみる」など、子どもが理解できる伝え方を心がけましょう。
動きをともなう遊びでは「走らない」「押さない」などのきまりを伝えたり、危ないものは片付けたりするなどの配慮も必要です。
道具なしでも工夫をして室内遊びを楽しみましょう!
今回ご紹介した11の室内遊びは、道具を使わずにできるものばかりです。
人数や年齢に合わせてルールをアレンジしたり、BGMやちょっとしたご褒美を加えたり、工夫次第で楽しみ方も広がります。
まずは「これならできそう!」と思う遊びから試してみませんか。室内での何気ない時間が、きっと笑顔あふれる思い出に変わるはずですよ。
ライター:西須洋文
勤務経験30年以上の元男性保育士です。
現在はWebライターとして、保育士や子育ての経験を活かして子育てや保育記事を中心に、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。
そのほか、音楽教育であるリトミック講師などフリーランスとして活動中。

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