今回は、「みそづくり」です。
自分で作った「みそ」で食べる味噌汁の感動を、ぜひ親子で体験してみてください。
親子で一緒に料理を楽しみましょう!
この記事のもくじ
いつも何気なく食べている味噌汁の大切な材料となる「みそ」を手作りします!
動画はこちらから、ご覧ください!
子どもと作る休日ごはんとは?
親子で料理をするという体験や経験を通して、五感の発達や物事への好奇心を育む企画です。
今回料理を紹介してくれた蓮池先生は、レシピ開発やフードコーディネート・テレビ番組の料理監修などで活躍されています。
蓮池先生は、
「実際に食材を見て、触れて、臭いをかいで、音を聞いて、食べて、子どもの五感を養うことができるのが料理です。
そして、想像力をはぐくみ、食べることの大切さや、手作りの食を通じて愛情を実感することができます」
と教えてくださいました。
平日はなかなか子どもと料理する時間はとれないかもしれません。
だからこそ、時間のある休日に食を通じて子どもとふれあって料理を作ってみませんか?
手前みそのつくりかた
今回は、いつも何気なく食べている味噌汁の大切な材料となる「みそ」を手作りしてみようと思います。
親子で楽しみながら、蓮池先生とひまりちゃんと一緒に作ってみましょう!
手前みそのレシピ
■材料
- 大豆 500g(茹で上がり約1kg)
- 麹 700g
- 塩 300g
- 煮汁 200mlぐらい
前日の準備
①大豆は軽くすすいで、3倍以上の水位の水に15時間ほど常温でつけて、置いてください。
当日の作業
①鍋に大豆、水を入れて火にかけます。
普通の鍋なら5時間ぐらい加熱します。最初は強火で、沸いてきたら吹きこぼれない程度の弱火で加熱してください。
沸き上がった大豆は、ざるにあげて冷まします。
※圧力鍋なら20〜30分くらいです。
②大豆を触って固さをチェックしてみましょう!
大豆は、指で簡単に潰せるぐらいが目安です。
③大豆を食べてみましよう!
※煮汁は取って置いてください。
④あら熱をとった大豆をビニール袋に入れて上から手で潰します。
※めん棒をつかってもOK!
⑤別のボウルで麹と塩をよく混ぜ、潰した大豆とよく混ぜ合わせましよう。
良く混ざったらOKです。
※硬すぎるときは取っておいた煮汁を混ぜて調整します。
⑥よく混ざったら空気を抜くようにお団子状にしていきます。
お団子状にしたものは清潔な保存容器に入れていきます。
⑦保存容器に入れたら空気を抜くようにつぶしていきます。
⑧上から塩(分量外)をまぶしていきます。
これは味付けではなくカビや微生物を防ぐためのものです。
表面が白っぽくなればOKです。
⑨ラップをかけて重石を置きます。
重石は、塩をビニール袋に入れて使うと便利です
※漬物用の重石でもOKです。
⑩蓋をしたら仕込みは完了です!
みそを寝かす
①あとは、夏の暑い時期を超えたら完成です!
保管場所は、直射日光の当たらない冷暗所が適していて、流し台の下、物置、玄関、床下収納などに置く方が多いです。
②完成したら冷蔵庫で保存してください。
6ヶ月くらいで使い切ると風味が落ちなくてよいです。
ポイント
①みその仕込み時期は、寒い時期が適切です。
だいたい3月中までを目安にしてください。
②みそは、途中で表面にカビなどが生えることがあります。
その際には、表面を取り除けば問題なく食べられます。
キッズアライズのまとめ
完成まで少し時間がかかりますが、途中で発酵具合を確かめながらみそが出来上がるのを待つのも楽しいですね!
自分で作ったみそを食べる感動をぜひ親子で体験してみてください!
動画はこちらからもご覧いただけます!
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キッズアライズ編集部からのお知らせ
発酵食品はなぜ体にいいといわれているのかご存じですか?
その理由や子どもへの効率的な食べさせ方を、栄養士のおおすかさとみさんに紹介いただきました。
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【栄養士監修】子どもに食べさせたい発酵食品の健康パワーとは?