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でんぐり返しは何歳からできる?できることで身に付く力や教え方を紹介!

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子どもの頃でんぐり返しができるようになったのがうれしくて、布団の上などで繰り返し行った思い出があるママやパパも多いのではないでしょうか。

でんぐり返しは、運動機能の発達によりできるようになる動作です。 ママやパパのなかには、でんぐり返しができたら成長がうれしい反面、危険がないか気になる人もいるでしょう。

また、ほかの子がでんぐり返しをできているのに、自分の子どもができないと、発達が心配になる人もいるかもしれません。 

そこで今回は、何歳くらいからでんぐり返しができるようになるのか、また練習方法やでんぐり返しによって身に付く力などを詳しく解説します。

この記事のもくじ

でんぐり返しは何歳からできる?


でんぐり返しは両手を床について、あごを引いて体を丸めながら前方に1回転する動作です。

歩行や走行が安定し、さらに運動能力が発達したあとに習得する運動のひとつで、マット運動では最初に練習します。

できるようになる年齢には個人差がありますが、早い子だと1歳頃から、一般的には3歳頃からが目安となっています 。


3歳頃から安全にでんぐり返しができる


でんぐり返しは両手で体をしっかりと支える力や、頭から順番に身体をきちんと丸められる体幹が必要です。

そのため運動能力や理解力がしっかりと身に付く3歳頃が、安全にでんぐり返しができるようになるタイミングだといわれています。
幼稚園や保育園、幼児向けの体操教室などでは、3歳頃からでんぐり返しを取り入れるケースが多いようです。

早いと1~2歳からできる子もいる

早いと1歳頃からでんぐり返しができるようになる子もいますが、まだ体を支えきれずにケガをする危険性があります。

親が見ていないときにあごを引かずに回ったり、硬い床の上で行ったりすることもあるため注意が必要です。

前転との違いは?

でんぐり返しと前転は呼び方が違うだけで、基本的には同じものだと考えてよいでしょう。

もし詳細に区別するなら、1回転だけの動作をでんぐり返し、回ったあとに立ち上がる動作まで含めた動きを前転と呼ぶのが一般的です。

でんぐり返しができることで身に付く力


でんぐり返しができるようになると、さまざまな力が身に付きます。主に身に付くのは、次に紹介する3つです。


筋力やバランス力


でんぐり返しをするためには、体を支えるための筋力や体幹の安定性、体を横にブレさせずにコントロールするバランス感覚が必要です。

でんぐり返しを繰り返し行うことで、筋力とバランス感覚はさらに伸びていくでしょう。身に付いた筋力やバランス感覚は、そのほかの運動の習得にも役立ちます。

乗り物酔いを防ぐ揺れへの対応力

乗り物酔いは三半規管や耳石器で感じる揺れや傾きの感覚と、目から入る視覚の情報とがかみ合わないことが原因で起こります。

でんぐり返しの回転する動きに慣れることで、こうした耳と目の感覚のズレに適応しやすくなり、乗り物酔い対策の一助になるといわれています。

ケガを防ぐ受け身をとる能力

でんぐり返しを通じて、転倒時などに反射的に体を丸めて衝撃を逃がそうとする「受け身」の感覚が育ちます。

何度も練習を重ねるなかで、体をコントロールする力も身に付いていくでしょう。受け身の感覚が身に付くと、転んだときのケガの予防につながります。

でんぐり返しを練習する際のポイントや教え方


子どもがでんぐり返しに挑戦するときは、安全な環境で、必要に応じてママやパパが優しく見守り、サポートしてあげると安心です。

でんぐり返しの練習で必要なポイントや教え方のコツを解説します。


スペースを確保して安全に練習しよう


でんぐり返しを練習するときは、安全にできるスペースの確保が不可欠です。バランスを崩しても危険がないような広いスペースで、周りに危険なものがないか確認しましょう 。

園や学校ででんぐり返しや前転をするときはマットの上で行いますが、家庭では布団やマットレスで代用できます。

また、最初は回りやすいよう布団やマットレスの下に座布団やまくらなどを入れて傾斜を作るのもおすすめです。

でんぐり返しの動きを段階に分けて教えよう

でんぐり返しの動きを大きく分けると、①回る準備、②回る、③起き上がる、の3つがあります。

回る準備では、両足を揃えてしゃがみ、手をしっかりと開いてマットにつけることが大切です。
回る際は、お尻を高く上げてあごを引き、後頭部をマットにつけて背中を丸めたまま転がります。

回転したあとは、その勢いを利用して起き上がります。
でんぐり返しを教えるときは、一度にすべてを覚えさせようとせずに、一つひとつの段階を確認しながら進めることが大切です。焦らず、丁寧に教えていきましょう。

上手にでんぐり返しができない原因


でんぐり返しがうまくできないときは、その原因に合わせて適切なサポートを行いましょう。
ここでは、代表的な原因と対策を紹介します。


手を遠くについている


回転準備でしゃがんだとき、手をつく場所は足先よりも少し前の位置です。

手をつく位置が遠すぎると、目線がおへそに向かずあごが上がりやすくなり、体をうまく丸められません。

お尻が頭より下がってしまう

回転しようと両手をついたときにお尻が頭より下の位置にあると、回転の際に、後頭部ではなく頭のてっぺんがマットにつきやすくなります。

すると、うまく回れないうえ、頭や首に痛みが出て恐怖心を感じやすくなってしまいます。両手に体重をかけて、お尻の位置を頭より上げるようにしましょう。

おへそを見ていない

うまく回れない原因のひとつに、おへそを見ていないことが挙げられます。目線が前方を向いていると体が丸まらず、頭のてっぺんが先に床についてしまうため、スムーズに回転できません。

しっかり体を丸めて回るために、「自分のおへそを見てごらん」と声をかけ、あごを引く意識を持たせましょう。

回転後、足が伸びきっている

回転中や回転後に足が伸びたり開いたりしてしまうと、バランスが崩れてうまく回転できず、上手に起き上がることもできません。

足を閉じて膝を曲げた状態で回ることでお腹に力が入り、そのまま立ち上がりやすくなります。

安全を考慮し、一歩ずつ練習を進めましょう!


でんぐり返しができるようになると、子どもはうれしくて何回もやりたくなるものです。

ママやパパも、でんぐり返しができるようになって喜ぶわが子の様子に成長を感じることでしょう。

しかし、でんぐり返しは危険につながることもあるため、安全な環境を整えて適切にサポートしましょう。焦らず一歩ずつ練習し、親子一緒に喜びが感じられるといいですね。

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ライター:西須洋文

勤務経験30年以上の元男性保育士です。
現在はWebライターとして、保育士や子育ての経験を活かして子育てや保育記事を中心に、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。
そのほか、音楽教育であるリトミック講師などフリーランスとして活動中。


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