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妻の風邪で“ほぼワンオペ育児”に。1歳児との生活でパパが気づいたこと

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1歳7か月の子どもを育てる、新米パパでライターの菅 堅太です。

妻が風邪をひき、長引く咳で思うように動けなくなった時期、子どもの育児と家事をほぼ1人で担うことになりました。

普段から育児には参加していましたが、夫婦で分担していたことを1人でこなすのは想像以上に大変でした。

今回は、そんな“ほぼワンオペ育児”を経験して気づいたことや工夫したことをお伝えします。

この記事のもくじ

ワンオペ育児中は「生活を止めないこと」で精一杯


妻が風邪で完全に動けなかったのは2日ほど。
その後は仕事に復帰したものの、3週間近く咳が治らず、疲れ切っている状態でした。

さらに、もともと風邪気味だった子どもも体調を崩して保育園を休むことになり、家事と育児のほとんどを私が担当する日々が続きました。


朝は“やること”が途切れなかった


ワンオペ育児中は朝は6時半ごろに起床し、次のような流れで動いていました。



時間 内容
6:30 起床、おむつ交換、
朝食の準備
7:00 朝食、洗濯
8:00 歯磨き、おむつ交換、
スキンケア、日焼け止め
9:00 食器の片付け、
リビング・ダイニングの掃除
10:00 公園へ出発

こうして書き出してみると当たり前のことばかりかもしれませんが、実際は子どものペースに合わせながら進めなければなりません。

朝食の時間は特に慌ただしく、自分は立ったままパンを口に運ぶこともありました。行儀はよくありませんが、とにかく時間との勝負です。

また、普段は妻が担当していたスキンケアにも苦戦しました。どのクリームを使うのか、どれくらい塗るのか、日焼け止めはどこまで必要なのか。

普段から見ていたはずなのに、いざ自分でやるとなると意外にわからないものです。

ひとつ終わると次の作業が待っているため、朝だけでかなりの体力を使っていました。

公園・買い物・夕方の家事までをどう回すか考えていた

午前10時ごろになると公園へ向かいます。その後の流れは、おおむね次のようなものでした。



時間 内容
10:00 公園で遊ぶ、スーパーで買い物、
帰宅後に手洗い・着替え、昼食の準備
12:00 昼食、食器の片付け、
歯磨き、室内遊び
14:00 子どものお昼寝中に在宅ワーク
16:00 おむつ交換、おやつ、
夕食の準備、お風呂の準備
18:00 お風呂、スキンケア、
夕食、食器の片付け
20:00 歯磨き、おむつ交換、
読み聞かせ、寝かしつけ
21:00〜 親の入浴、残った家事

子どもがお昼寝している時間は、唯一まとまって仕事ができる時間でした。

編集・ライターを生業としているため、日によっては取材もありますが、この日は在宅ワークが可能だったため、お昼寝中の2時間ほどで仕事を進めることにしました。

しかし、実際には「夕飯はどうしよう」「お風呂の準備をしないと」など、次の家事のことも考えていました。

特に大変だったのが夕食の準備です。
料理をしている最中に子どもがキッチンまで来て床に寝転ぶこともありました。危ないのでそのたびに手を止めなければならず、なかなか調理が進みません。

ワンオペ育児というと、子どもの世話をイメージしがちですが、実際には洗濯や掃除、食事の準備といった生活全体を回し続ける必要があります。

このとき、初めてその大変さを実感しました。

余裕がなくなって初めて気づいたこと


普段は夫婦で自然に分担していたことも、1人になるとすべて自分に集中します。

お風呂に入れることはもちろん、スキンケアやご飯の支度、寝かしつけなど、どれも特別なことではありませんが、積み重なると大きな負担になります。

また、子どもが生まれてから増えた「名もなき家事」が想像以上に多いことにも気づきました。


お互いに余裕がなくなると気持ちもすり減る


妻は長引く咳で寝不足と疲労困憊でしたし、自分も余裕がありませんでした。そのため、妻が仕事から帰宅したあとも自分の食事や入浴を優先しているように見え、「自分のことだけなの?」と思ってしまった瞬間もあります。

もちろん本気で責めたいわけではなく、今振り返ればそれだけお互いに余裕がなかったのだと思います。

ワンオペ育児を経験して感じたのは、体力的な負担だけではなく、精神的な余裕も少しずつ削られていくことでした。

普段なら気にならないことにイライラしたり、相手を思いやる余裕がなくなったりすることもあります。

“普段やってもらっていたこと”の多さに気づいた

今回の経験で強く感じたのは、自分が普段あまり担当していなかった家事・育児の多さです。

たとえば、スキンケアや子どもの着替え、外出前の準備、保育園の持ち物管理などです。
特に着替えは想像以上に大変で、子どもが嫌がって(楽しんで?)逃げ回ることも多く、「服を着せるだけなのに、こんなに苦労するのか」と驚いたのを覚えています。

普段は見えていなかった家事や育児がたくさんあり、それらを妻が担っていたからこそ家庭が回っていたのだと気づきました。

ワンオペ中は“完璧を目指さない”ことを意識


ワンオペ育児中に意識していたのは、完璧を目指さないことでした。全部をきっちりやろうとすると、自分自身の心身が持ちません。

そのため、「あとで大きなシワ寄せが来ない程度に手を抜く」ことも意識していました。ここでは、その一例を紹介します。


数日食べられるカレーがかなり助けになった


ワンオペ育児中に助けになったのが、カレーです。

材料を切って炒め、煮込むだけで作れて、多めに作っておけば数日にわたって食べられます。
たまたま家に材料も揃っていたため、迷わず作ることにしました。

毎食の献立を考える必要がなくなるだけでも、精神的な負担はかなり軽くなります。その日の自分を助けるというより、未来の自分を助ける感覚でした。

旬のものや魚、野菜などをバランスよく食べてもらいたいという気持ちはありつつも、完璧な食事よりも継続して生活を回すことを優先したのです。

“公園→買い物”で子どもの機嫌と効率を両立

もうひとつ意識していたのが、日中の過ごし方です。

公園で遊んだあとは比較的機嫌がよかったため、そのまま帰り道にあるスーパーで買い物を済ませていました。帰宅後は子どもの手洗いや着替えをし、そのまま昼食の準備に入ります。

外遊びと買い物を別の時間に行く必要がなくなるため、移動回数を減らせるのが大きなメリットでした。

ワンオペ育児では、自分の体力だけでなく子どもの機嫌も重要です。効率的な動き方を意識するだけでも、負担感はかなり変わると感じました。

ワンオペ育児の経験で夫婦の連携が変わった



今回の経験を通じて、普段から妻がやっていることの大変さを改めて実感しました。
特に、スキンケアや着替えなど普段は妻が中心となって担当していたことは、実際にやってみて初めて苦労がわかったことです。

一方で、自分が担っていた家事や育児にも意味があり、お互いの役割があってこそ家庭が回っていたのだと気づけたのは大きな収穫でした。
現在は保育園へ行く前の支度も、夫婦で着替えや歯磨き、スキンケアを分担しながら進めるようになりました。

「普段やらないからやらない」のではなく、どちらかが動けなくなったときのために、ひと通りできる状態にしておくことは大切だと思います。

完璧を目指すのではなく、夫婦で協力しながら補い合える関係をつくっておくことが、日々の育児を支える大きな助けになると感じています。


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ライター:菅 堅太

大阪府出身の編集者・ライター。出版社や編集プロダクションを経て独立・起業。
2024年10月生まれの娘を育てる新米パパ。仕事と子育てのリアルを等身大で綴る。


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