3人の子どもを育てるライターのドタバタママです。子どもを育てる中で、一度は習い事について検討することがあるのではないでしょうか。
私自身、子どもには何か興味のある習い事をさせたいと思っていました。しかし、いざ探し始めてみると、いくつかの壁が……。
今回は、わが家がぶつかった習い事の壁や試行錯誤、最終的にたどり着いた習い事を選ぶ基準など、リアルに紹介します。
この記事のもくじ
【第1の壁】ピアノ教室で知った課題
毎年、子どもたちが通っていた園では音楽会が開催され、年少の頃から鍵盤ハーモニカなどの楽器の練習が盛んでした。
当時、一番上の子は曲を聴くだけで同じメロディを弾けたので、「もしかして絶対音感がある?」と思っていました。
そして、ピアノは情操教育や脳の発達にもよいと耳にしていたこともあり、1番上の子が年少のときに、「体験だけでも」と軽い気持ちでピアノ教室の体験レッスンへ申し込んだのです。
体験教室ではグランドピアノで練習をさせてもらい、子どもも楽しそうで先生も丁寧だったので、「いいかも」と思い始めていたのですが、実際には壁がありました。
想定外だった!ピアノを習うための2つの条件
わが家にとって壁となったのは、先生から聞いた「2つの条件」。
先生から「家での練習に最低でも電子ピアノ、できればそれ以上のものをご用意いただくのが理想的です」と説明された瞬間、家の間取りと予算が頭をよぎらずにはいられませんでした。
「置く場所はどうする」「予算はいくら」と、頭の中でぐるぐると思案しました。
さらに練習に関する説明も追い打ちに……。
「家での練習は、お母さんも横について一緒に指を見てほしい」と言う先生。ピアノを弾けない私が、どう指導すればよいのかと思わず固まってしまいました。
後から知ったことですが、親がピアノを弾けなくても問題ない教室は多いようです。
当時の私は最初に打ちのめされて、「そういうものか」と思ってしまいましたが、同じ習い事でも複数の教室を体験して比較するとよいでしょう。
体験後に気づいた「習い事選び」の確認事項
わが家の場合、ピアノ教室は断念。
置き場所や親のスキルを考えると厳しいというのが結論でした。
始める前には、「月謝」や「内容」以外にも、習い事に必要な「練習環境」や「親の関わり」をしっかり確認したほうがよいでしょう。
私にとって体験レッスンのうちに気づけたのは、不幸中の幸いだったかもしれません。
【第2の壁】月謝だけで決められない!送迎の罠
ピアノ教室の件もあり、習い事は「月謝」だけでは決められないと理解していましたが、習い事を始めてから実感した重要なポイントもありました。
コスパ満足!自治体運営の教室を選んだ
ピアノを断念したあと、次に目を向けたのが自治体が1年単位で運営する教室でした。
ママ友から「民間と比べて月謝がリーズナブルで、内容もしっかりしている」と聞き、「これだ!」と思ったのです。
自治体運営の教室は人気だったので抽選式でした。
運よく水泳教室が当たり、まずは年中となった一番上の子を通わせることに。さらに翌年と翌々年は体操教室が当たり、3年くらい自治体運営の教室にお世話になりました。
子どもも楽しんでいて、家計にも優しかったので順調だと思っていたのですが、のちのちに効いてくる負担が……。
じわじわ効いてくる「距離」という負担
自治体運営の教室は居住市内にあるものの、自宅からは少し離れていました。
最初は「コスパを考えたら、このくらい大丈夫」と思っていた距離が、長年続けると徐々に負担に……。
下の子がぐずっている日や、仕事と家事で疲れ果てた日でも送迎しなければなりません。
特に雨の日は大変でした。そのため、マイペースな2番目の子が年長のとき、「この子もそろそろ習い事を始めてもよい頃かな」と考えた際に、自治体運営の教室だと「しんどいかも」という気持ちが芽生えました。
私自身も年齢を重ねて、以前より体力が落ちてきたのもあると思います。コスパに対する満足感が、送迎の疲労感へと少しずつ上書きされていたようです。
バス送迎付きスイミングへの乗り換えで激変
今度は自宅近くの習い事やバス送迎がある習い事を探し始めました。
そして選んだのが、バス送迎のある民間のスイミングスクール。月謝は自治体の教室よりは高くなりますが、親の負担を減らすことができます。
予定時間に自宅近くの集合場所に子どもを送り出すだけで、あとはバスが連れて帰ってきてくれます。
しっかり者の上の子と2人一緒に通うことにしたので安心感もあり、その間は少し自由に使える時間が生まれました。
また、子どもたちも同じ学校の友だちと一緒にバスに乗って行くこと自体、イベント的に感じたようで楽しそうでした。
【第3の壁】きょうだいの1人が「辞めたい」と言い出した日
同じ親から生まれて同じように育てているつもりでも、子どもの考え方や向き不向きは違います。
きょうだいで同じ習い事をしていたわが家でも、それぞれの違いを感じる出来事がありました。
1年後に突然の「もう行きたくない」
きょうだいで仲よく同じスイミングに通い始めて約1年が経った頃、下の子が「もうスイミング、行きたくない」と言い始めました。
「コーチやお友だちと何かあったのか」などと心配しましたが、本人としっかり話してみても特にきっかけがあったわけではなさそう……。
私もときどき見学に行っていたため、様子はそれなりに見ていましたが、知る限りは変化がありませんでした。
念のため、上の子にも「下の子のことで何か気づいたことない?」と確認しても、特に思いつかない様子。ただ、下の子はもう気持ちが向かないといった感じでした。
親として揺れる気持ちに悩む
正直に言うと、親の打算的な理由で「困ったな」という気持ちもありました。2人一緒に通ってくれるほうが楽です。
それに、上の子はまだ続けたいと言っているので、下の子が辞めたら、きょうだい間に差が生まれるかもしれない。
また、「辞めたい」と聞いてすぐに辞めさせていいのか、忍耐力がない子にならないか、ここで踏ん張らせるべきではないかなど、教育的な観点での迷いも生じました。
本人の意思を尊重して「辞める」を選んだ
結局、わが家では本人の意思を尊重して辞めることを選びました。
辞めたあとに子どもが後悔しないかも心配しましたが、まったく未練もない様子。上の子が習い事に行っている間に、本人は好きなことをして過ごしていました。
その後、通いたい習い事はないかを本人に確認したり、体験させたりしましたが、2番目の子は習い事より好きに過ごす時間が大切なようなので無理強いはしませんでした。
失敗から学んだ「長続きする習い事の基準」
失敗しながら試行錯誤したことで、学んだこともあります。習い事は、「月謝」以外の「親の負担」も見積もること。
家での練習が必要か、送迎はどのくらいかかるかなど、始める前に具体的にイメージしておくだけで、あとからのギャップが減ると思います。
また、きょうだいでも適性や考え方は違うので、個人の選択を尊重する姿勢も大事だと感じました。子どもが辞めたいと言ったときどうするか、親子で一緒に考えながら各家庭なりの答えを出せるといいと思います。
子どもと親どちらにとっても無理のないことが、長続きする習い事の基準になるのではないでしょうか。
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ライター:ドタバタママ
3人の子どもたちが巻き起こす台風のような毎日に、白目を剥きながら応戦中の毎日です。
憧れは「丁寧な暮らし」…現実は「台風一過のような散らかった暮らし」。それでも、やっぱり子どもたちは可愛い。
キッチンで子どもたちに隠れて食べるチョコ(自分へのご褒美)を活力に、今日も頑張ります。

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