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3歳児健診の問診内容を解説!いつ実施される?目的は? 【医師監修】

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子どもが3歳になると、自治体で実施される「3歳児健診」を受けることになります。

集団で行われることが多いため「泣いたり騒いだりしてしまったらどうしよう」「他の子よりできないことが多いかも……」「下の子を連れて行っても大丈夫?」など、不安を抱いているママやパパも多いのではないでしょうか?

今回は、みくりキッズくりにっくの院長・本田真美さん監修のもと、3歳児健診の内容について紹介します。

この記事のもくじ

この記事を監修いただいたのは…
みくりキッズくりにっく 院長・小児科医:本田真美さん

東京慈恵会医科大学卒。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーター。
国立小児病院にて研修後、国立成育医療研究センター神経科、都立多摩療育園、都立東部療育センター勤務を経て、2016年4月にみくりキッズくりにっく開院。
医療法人社団のびた理事長、株式会社琉球マインド代表取締役。

3歳児健診の内容


3歳児健診は、母子保健法により、各自治体での実施が義務づけられているものです。

健診内容は、身体の発育状況や栄養状態、眼や歯の異常の有無、精神発達の状況など多岐に渡ります。

通知書に同封されている「3歳児健康診査問診票」をもとに進められるため、あらかじめ記入して持参しましょう。


①身体測定


身長体重を測定します。自治体によっては胸囲や頭囲を測定するところもあるようです。

成長曲線と照らし合わせることで、肥満度や発育状態を確認できます。

②視力検査

一次検査として、自宅で保護者が検査(スクリーニング)をし、アンケート(問診)を提出します。

検査ではランドルト環や絵を用いて片目ずつ「どのくらい見えているか」を確認します。
アンケートでは質問に答え、目に関して気になることがあれば記入しましょう。

視力が確認できなかったり気になることがあったりする場合は、会場で二次検査を受けます。
自治体によっては、全員に屈折異常や斜視のスクリーニングを行うところもあります。

③聴覚検査

視力検査と同じく、自宅で保護者が行います。
1mほど離れたところからのささやき声を聞き取れるかどうかを確認し、アンケートに記入して提出しましょう。

聴力に心配があると判断された場合は、会場で二次検査を受けるか、別の日に精密検査を受けることになります。

④歯科検診

むし歯咬合(噛み合わせ)異常などをチェックします。

歯みがき指導があったり、歯に関する相談にのってくれたり、希望者にフッ素を塗布してくれたりする自治体もあります。

⑤尿検査

事前に送られるキットを使用し、家庭で採尿して提出します。

尿が取れない場合は、4歳になるまでに採尿して会場に持ち込めば受け付けてもらえることも。
心配な場合は事前に問い合わせておきましょう。

⑥診察・問診

医師による問診と診察が行われます

運動機能や神経系・感覚器系の異常、皮膚・循環器系・呼吸器系・消化器系・泌尿生殖器系の疾患、先天異常などの有無などを確認するほか、日常生活の様子などの問診も行います。

⑦行動観察

医師または保健師などが、子どもの行動や様子を観察します。

言葉の発達やコミュニケーションの発達に遅れがないかなども見ていきます。

⑧|保護者への質問

子どもの既往症や生活習慣をはじめ、子育ての環境、育てにくさや育児疲れを感じるかどうかなどを質問されます。

育児に関する心配事があれば、このときに相談するとよいでしょう。

3歳児健診はいつ実施される?目的は?


3歳児健診は子どもの成長のために大切なものです。
目的を理解したうえで、適切な時期に受診しましょう。


3歳児健診の目的


子どもの健康状態の把握や病気の早期発見、健康増進などが目的です。親子が地域の支援につながる場としても機能しています。

また発達や発達状況の確認だけではなく、保護者の育児に対する助言や家庭での関わりを見直す大切な健診です。

3歳児健診の対象

対象となるのは満3歳を超え満4歳に達しない子どもです。

自治体によって健診時期が異なり、3歳1ヵ月になる月など指定されているケースもあるので詳しくは自治体のホームページを確認しましょう。

保健福祉センターなど指定された場所で受診

実施場所は、住んでいる地域の保健センターや福祉センター、保健所、支援センター、公民館などの公共施設が多いです。

自治体から送られてくる通知に記載されているので、よく確認しておいてください。

3歳児健診にかかる費用は?

3歳児健診は母子健康保険法で定められた定期健診なので、原則無料で受けられます。
受診することが義務化されているため、費用は各自治体が負担します。

3歳児健診に必要な持ち物

必要な持ち物も、通知書に記載されています。
主な持ち物は、以下の通りです。

  • (記入済みの)3歳児健康診査問診票
  • 母子健康手帳
  • 尿検査申込書
  • 採尿した尿
  • 歯ブラシ
  • バスタオル(ハンカチやハンドタオルなど)
  • 筆記用具

その他、必要であれば替えのおむつや飲み物も持参するとよいですよ。待ち時間が長くなることを考え、音の出ないおもちゃを持って行くのもおすすめです。

必要であればおやつを持参するのもよいですが、食べるのは歯科検診後にし、食べてよい場所を確認してからにしましょう。

下の子を連れて行く場合は、ミルクや授乳ケープなども忘れずに。

3歳児健診ではどんなことを指摘される? 原因は?


3歳児健診は、何かしらの異常や疾患の早期発見が目的の1つです。
検査の結果によっては、要精密検査、要経過観察となることもあり得ます。

不安に思うかもしれませんが、これにより早期に適切な治療やサポートを始めることができます。


原因①|身長など成長の問題


身長が低すぎる、痩せすぎている、肥満気味であるなど、成長曲線から外れている場合に、栄養指導が行われたり医療機関を紹介されたりします。

原因②|難聴

自宅での一次検査や会場での二次検査、あるいは保護者によるアンケートにより難聴が疑われる場合は、耳鼻咽頭科の受診を促されるでしょう。

原因③|斜視・弱視

自宅での一次検査でよく見えていないと判断される場合や、会場での斜視・弱視の検査で疑わしい結果が出た場合は、眼科の受診を促されます。

原因④|言葉の遅れ

自分の名前を言えない、色を答えられない、大小の概念を理解していない、二語文が出ていないなど、言葉の発達に遅れが見られる場合は、専門医への相談を勧められることがあります。

原因⑤|コミュニケーション面の発達の遅れ

視線が合わない、会話が成立しない、指示に従わないなどコミュニケーションに遅れが見られる場合も、専門医への相談を促されることがあります。

3歳児健診で再検査や要観察となったときはどうしたらいい?


健診で再検査や要観察となったり、発達の遅れなどを指摘されたりすると不安になりますよね。
子どものためにまず何をすればよいのかをお伝えします。


経過観察になる場合も


健診で再検査や要観察となったからといって、病気や障害であると確定したわけではありません。

あくまで健診日に気になることがあったというだけで、次の健診までの「経過観察」になるケースも多いのです。

もちろん、専門医を受診したうえで「異常なし」と診断されることもあります。

普段の様子を知っているかかりつけ医に相談するのもおすすめ

要精密検査といわれた場合や経過観察になった場合、まずはこれまでの子どもの様子をよく知っているかかりつけ医に相談するのもよいでしょう。

3歳児健診は集団での健診であり、子どもにとっては初めて行く場所であることも多いです。
いつもとは違う環境に緊張したり興奮したりすることで、泣いてしまう子も普段以上に騒いでしまう子も多くいます。

それが原因で再検査や要観察となることもあるため、ひとりで悩まず、身近なかかりつけの小児科医に相談してみてください。

生活の中で気になることは3歳児健診で相談してみましょう


3歳児健診は、小児科医や歯科医、保健師、臨床心理士など、たくさんの専門家と話せる場です。

子どもの体やコミュニケーション能力はもちろん、親の不安や悩みなどさまざまなことを相談するチャンス。
気になることがあれば、どんなに小さなことでも聞いてみてください。

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