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ファーストシューズはいつから履かせる?選ぶときのポイントも合わせて解説

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赤ちゃんが初めて靴を履いて歩く瞬間は、嬉しい出来事の一つでしょう。

しかし、ファーストシューズはいつから履かせるべきなのか、どのようなポイントで選べばよいのかなど不安はつきものです。

今回は、これからファーストシューズを準備するママやパパに向けて、履かせる時期や赤ちゃんの足に合ったファーストシューズの選び方を詳しく紹介しますね。

この記事のもくじ

ファーストシューズを履かせるタイミング


ここでは、ファーストシューズを履かせるタイミングの目安と、ファーストシューズを履かせる前の練習方法も解説します。


自分の力で歩けるようになってからが一つの目安


ファーストシューズを履かせる時期の目安は、赤ちゃんが自分の力で歩けるようになったときです。

一般的に、赤ちゃんがつかまり立ちや伝い歩きを始めるのは、生後9か月から12か月頃。
ただし、この時期は、足の筋肉やバランス感覚が十分に発達していません。もちろん成長のスピードも赤ちゃんによって違います。

そのため、赤ちゃんの成長に合わせてファーストシューズを準備しましょう。
赤ちゃんがひとりで歩けるようになったり、外での活動が増えてきたりしたら、ファーストシューズを履かせるタイミングと言えます。

ファーストシューズの前に、プレシューズで練習するのもおすすめ

ファーストシューズを履く前に、プレシューズで練習するのもよいでしょう。

プレシューズは、軽くて柔軟性があり、赤ちゃんの自然な足の動きを妨げないからです。
違和感を覚えにくく分厚い靴下に近い感覚で履けると言われ、屋内などで歩く練習をするのに最適です。

転倒のリスクを減らすために、滑りにくいところで練習し、障害物を確認することも忘れないようにしましょう。
練習中に、足の動きや赤ちゃんの反応をよく観察してください。

ファーストシューズの選び方


ファーストシューズの選び方のポイントを3つ紹介します。
それぞれのポイントを知り、赤ちゃんに合ったファーストシューズを用意しましょう。


柔軟性・通気性のあるもの


ファーストシューズを選ぶ際に、柔軟性と通気性は重要なポイントです。

赤ちゃんの足は、発育の途中であり骨や筋肉がしっかりとしておらず、ファーストシューズが硬すぎると赤ちゃんの成長に悪影響をおよぼす可能性があるからです。

また、大人に比べて、赤ちゃんは足に汗をかきやすいです。
通気性の悪いものを選ぶと、足が蒸れてしまい菌が繁殖しやすくなります。

天然素材の革やメッシュ素材のものは通気性がよいため、足の蒸れを防ぐ効果が期待できます。

赤ちゃんの足にジャストフィットのサイズのもの

ファーストシューズのサイズ選びは大切です。

小さすぎると足を圧迫し、成長を妨げるおそれがあります。一方で、大きすぎると靴の中で足がズレて不安定になります。

赤ちゃんが窮屈そうだったり嫌がったりするときは、ファーストシューズが赤ちゃんの足に合っていないかもしれません。
捨て寸(靴を履いたときのつま先部分の空間)が0.5~1cmほどあり、靴の曲がる位置と足の指の曲がる位置にずれがない状態が理想的なサイズ感です。

赤ちゃんの足に合ったサイズのファーストシューズを見つけるためには、専門店のスタッフにアドバイスをもらったり、試着したりするとよいでしょう。

滑りにくい素材でできているもの

赤ちゃんが安全に歩けるようにサポートするためには、滑りにくい素材で作られた靴底が必要です。
赤ちゃんはまだ歩行が不安定で、転倒するリスクが高いからです。

ゴム素材や、滑らないように特殊な加工を施した靴底の靴がおすすめです。

赤ちゃんの足にぴったりのファーストシューズを選んで、初めての一歩を踏み出しましょう。

赤ちゃんの足のサイズの計測方法


 
赤ちゃんの足のサイズは、ベビー用品専門店や百貨店などでプロに計測してもらうのがベストですが、家庭で計測することもできます。
ここでは、赤ちゃんの足のサイズの測り方を以下の6つの手順で説明します。
 



手順 ポイント
1 紙に垂直に十字を書く 「T」の字の逆さのような形に、タテ30cm、ヨコ15cmくらいの線を直角に書く
2 紙の上に赤ちゃんの片足を乗せる ・両足に均等に体重がかかるようにする
・かかとを十字の交わるところに合わせて、タテの線が足の中心を通るようにする
3 足長(タテ)のサイズを測る ・指の先端に定規を合わせて、ヨコの線と平行に線を引く
・タテの線と交わるところで長さを測る
4 足幅(ヨコ)のサイズを計る ・メジャーを足の裏に通して、親指と小指の付け根の、1番広がっているところに合わせて斜めに計る
5 足囲のサイズを測る ・そのままメジャーを、足の甲へ一周させ足囲を測る
6 「靴のサイズ(JIS規格)」と
照らし合わせる
下記サイトなどで「子ども用サイズ(11歳以下)」の表と照らし合わせる

参照:一般社団法人 足と靴と健康協議会「靴のサイズについて」

 
赤ちゃんがしっかり立った状態で足のサイズを測りましょう。
赤ちゃんがイスに座ったり寝たりした状態で測ると、足に体重がかかっていないため差が出てしまいます。

赤ちゃんに合ったファーストシューズを選べるとよいですね。

ファーストシューズの正しい履かせ方


次に、ファーストシューズの正しい履かせ方を紹介します。
3つのポイントを守って、赤ちゃんの健やかな成長を支えましょう。


①履き口を大きく広げて足を入れる


赤ちゃんにファーストシューズを履かせるとき、まず靴の履き口を大きく広げてください。

両手を使って靴の履き口を広げ、赤ちゃんの足をゆっくり入れます。
このとき、足の指が曲がらないように注意して、足の指がしっかりと伸びた状態で靴に入れることがポイントです。

赤ちゃんは靴を履くことに慣れていないため、リラックスした状態で履かせるようにしましょう。

②かかとを床にとんとんし、かかとを合わせる

次に、赤ちゃんのかかとをファーストシューズの後ろ部分にしっかりと固定しましょう。

かかとを床に軽くとんとんとすることで、赤ちゃんの足が靴にフィットします。
かかとが正しく入っていないと、靴の中で足がずれてしまいます。

ずれると赤ちゃんの足によけいな負担がかかるので、注意してくださいね。

③片方の手で入口を絞り、ベルトを止める

最後に、片方の手でファーストシューズの入口部分を絞り、もう片方の手でベルトやテープをしっかり締めます。

入口を絞ることで、靴の中で足がしっかりと固定できます。
固定が不十分だと脱げやすくなり、逆にきついと足に負担がかかります。

ベルトやテープを正しく締めることで、赤ちゃんが安全に歩けるでしょう。

定期的にサイズを見直しましょう


正しいサイズの機能的なファーストシューズを選ぶことは、赤ちゃんの足の健やかな成長を助け、自然な歩行を手助けするでしょう。
ただし、赤ちゃんの成長は早いため、定期的にサイズを見直す必要があります。

小さすぎる靴は足の指を圧迫したり、足の成長に悪影響を与えたりすることがあります。
3か月ごとを目安にサイズを見直しましょう。


▼キッズアライズおすすめ記事はこちら!





ライター:西川正太

大学を卒業後、大学病院の看護師として勤務。心臓血管外科や集中治療室などの領域を経験。
子育て中であり、専門的に子育てをしたいと一念発起し保育士の資格を取得。医療や保育に関連するコンテンツ作成にも従事。


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