初めて新生児を迎えるとき、何が必要で、どの程度用意したらよいかなど、わからないことも多いでしょう。
やみくもに準備しては使わないベビー用品が出る可能性もあります。
そこで今回は、なるべく無駄なく出産準備ができるように必要なもの、揃えておくべき最低限のアイテムをご紹介します。
この記事のもくじ
新生児との生活で最低限必要なものはコレ!
無駄を減らして賢く出産準備を進めるポイントは、まず必要最低限の用品を揃え、赤ちゃんとの生活が始まってから状況に合わせて不足品を追加していくことです。
必要最低限の用品は何かをしっかり押さえておきましょう。必要なものと用意する数の目安は、次のとおりです。
【ベビーウェア編】ベビー服の種類や枚数
ベビーウェアにはいくつか種類があります。
出産時期を加味して必要数を揃えておくことをおすすめします。
- 短肌着…5~6枚 赤ちゃんの腰までの丈で、前を紐で結ぶベーシックなタイプの肌着です。
- コンビ肌着…5~6枚 赤ちゃんの足丈まである肌着です。丈が長くおなかが冷えにくいので、秋冬など寒い季節に重宝します。
- 2wayオール(ドレスオール、カバーオール)…4~5枚 2wayオールとは、ドレスオールとカバーオールどちらにも使えるベビー服です。股にスナップボタンがあるのでおむつ替えがしやすく、上下一体となっているので動いてもはだける心配がありません。新生児期は足を動かすことが少ないのでスカート状のドレスオールとして、足をバタバタ動かすようになったらボタンを留めカバーオールとして使えます。
- スタイ(よだれかけ)…2~3枚 よだれやミルクの吐き戻しなどで洋服が汚れるのを防ぎます。足りないようであれば買い足しましょう。
【授乳グッズ編】授乳クッションや哺乳瓶
授乳時に一般的に必要になるものをご紹介します。
- 哺乳瓶…2~3本
- 哺乳瓶用乳首…新生児用2~3個
- 哺乳瓶用洗剤…1つ
- 哺乳瓶消毒グッズ…1つ
- 哺乳瓶用ブラシ…1本
- 授乳クッション…1つ
- ガーゼハンカチ…10枚程度。よだれやミルクの吐き戻しを拭くのに使います。
【おむつ替えグッズ編】新生児用のおむつやおしりふき
新生児は1日に何度もおむつを替えが必要となるので、自分の赤ちゃんのお肌に合うものを選ぶとよいでしょう。
おむつやおしりふきは少なめに用意しておき、使用感をみてから赤ちゃんの肌に合っていそうなものをまとめ買いをすることをおすすめします。
【紙おむつの場合】
- 紙おむつ…1~2パック
- おしりふき…1~3個
- 布おむつ…30~50枚
- おむつカバー…3~5枚
- おしりふき…1~3個
【布おむつの場合】
【お風呂グッズ編】ベビーバスやタオル
赤ちゃんの沐浴は、慣れるまで大変に感じる人も多いでしょう。
少しでもスムーズに沐浴を済ませられるように、使いやすいアイテムをご紹介します。
- ベビーバス…1つ。 空気で膨らませるビニール製のものや折り畳みができるものなど、使わなくなったあとにコンパクト収納できるものがおすすめです。
- ベビーソープ…1つ。 泡タイプや固形タイプがあります。おすすめは泡タイプで、一方の手で赤ちゃんを支えるため片手作業となる沐浴時でも、泡立て不要で簡単に使えます。
- バスタオル…大判のもの2枚
- ベビー用の保湿剤…1つ
- 沐浴ガーゼ…大きめのもの2~3枚
【おやすみグッズ編】ベビーベッドやカバー、シーツ
赤ちゃんが快適に眠れるよう、環境に合った寝具を揃えましょう。
- ベビー布団…1セット 赤ちゃんのやわらかい体をしっかり支える、少し硬めの敷布団を選びましょう。敷布団や掛け布団、シーツなどがセットになったものを用意しておくと便利です。
- ベビーベッド…1台。 ペットを飼っている、幼いきょうだいがいて赤ちゃんが踏まれる心配があるなど、赤ちゃんの過ごす環境によって必要であれば用意しましょう。
- 防水シーツ…2枚
【お出かけグッズ編】ベビーカーや抱っこ紐
赤ちゃんとのお出かけでの必需品をご紹介します。
- 抱っこ紐...1つ
- ベビーカー…1台
- ブランケット…夏は薄手、冬は厚手のもの各1枚
- ベビーマグ…1個
- おもちゃ…2~3個程度
- チャイルドシート…1台(車で外出する場合)
産前・産後に揃えたいママのためのアイテム
出産の日は突然やってくるかもしれません。
出産予定日まで日があるうちに、必要なもののリストを作り産前産後の準備を進めておきましょう。
必要なものと用意する数の目安は、次のとおりです。
【産前用品】妊婦帯、マタニティブラジャー、ショーツなど
出産が近づくとおなかはますます大きくなり、胸のサイズも変化するでしょう。
ママの体の変化に合わせてマタニティ下着なども準備しましょう。
- 妊婦帯...1枚 妊婦帯は大きくなるおなかの重みを支え、妊婦さんの腰や背中の負担を軽減してくれます。
- ベビーカー…1台
- ブランケット…夏は薄手、冬は厚手のもの各1枚
- ベビーマグ…1個
- おもちゃ…2~3個程度
- チャイルドシート…1台(車で外出する場合)
また、おなかに巻くことで冷えを予防する効果もあります。
サポートベルトタイプやショーツタイプなど種類がありますが、1枚用意しておくと重宝するでしょう。
【出産入院準備用品】パジャマ、お産用パッド、産じょくショーツ
通常、出産で入院する際の準備品は事前に病院から指定されます。
また、病院側が入院時に必要な一定の用品が入ったお産セットを用意するケースもあります。
出産入院する予定の病院に、自分で準備する必要があるものは何かを事前に確認しておきましょう。
- パジャマ...2~3枚
- お産用パッド…2~3パック
- 産じょくショーツ…3~4枚
- 授乳ブラジャー…3~4枚
【入院手続きの必需品】母子手帳、診察券、健康保険証
入院手続きには次のようなものが必要になります。漏れがないよう持参しましょう。
- 母子健康手帳
- 診察券
- 健康保険証
- 入院に関する書類 印鑑 筆記用具
【産後用品】授乳ケープ、ウエストニッパー
産後、一般的に必要となるアイテムをご紹介します。
- 授乳ケープ…1枚
- 母乳パッド…1パック
- 乳頭保護クリーム…1本
- 産後補正下着…1~2枚 産後すぐに使える産じょくニッパーや、体調が安定してから使えるウエストニッパーなどさまざまな種類があります。
いつから使用したいのかを考慮し、1~2枚準備しておくとよいでしょう。
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季節別に必要なものはコレ!
赤ちゃんは体温調整機能が未熟なため、季節や温度変化に合わせて衣類や小物などで調整しましょう。
春【3月~5月】夏【6月~8月】
春(3月~5月)は暖かく過ごしやすい気候なので、基本的にはオールシーズン着られるベビー服でOKです。
日によっては寒かったり暑かったりすることもあるので、羽織るものや半袖のものを用意しておきましょう。
夏(6月~8月)にはガーゼやコットン素材など、薄手で通気性のよいベビー服やブランケットを用意しましょう。
ベビーカーでお出かけするときにはサンシェードを取り付けたり、ベビーカーに取り付けられる扇風機や保冷シートを活用するなど、暑さ対策を行いましょう。
秋【9月~11月】冬【12月~2月】
秋(9月~11月)は過ごしやすい日も多い一方で、肌寒い日も増えてきます。
ベビー服やブランケットは中厚手のものを用意しましょう。
冬(12月~2月)は寒さも厳しくなります。
暖かいアウターに加え、帽子や手袋などで防寒対策をしましょう。
防寒ケープは抱っこ紐でもベビーカーでも取り付けられるので重宝します。
また、室内では乾燥を防ぐために加湿器を使用するとよいでしょう。
買い忘れがないように、必要なものから余裕を持って準備しよう!
新生児のお世話には、たくさんの準備品が必要になります。
購入し忘れがないように、余裕のあるときに少しずつ必要なものを揃えておきましょう。
また、購入後はすぐ使える状態にしておくと安心です。ベビー用品などの準備をすることで、赤ちゃんと会える日がいっそう楽しみになるとよいですね。
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ライター:山村智子
男女双子と男の子の3児の母。ドタバタ育児の合間にライターをしています。
せっかちでおっちょこちょいな性格なので失敗も多いですが、目標は「肝っ玉母ちゃん」。笑って過ごす日々を心がけています。